(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストはまあ…病気をなさってみんなが心配したのにその回復力たるやというかなんでこんなにこき使われて働いてらっしゃるのかよく分からないぐらいチャンネルをひねれば出ていらっしゃる。
お笑い芸人と申し上げてよろしいでしょうか?最近は俳優としても活躍していらっしゃる宮迫博之さんです。
(拍手)どうも〜宮迫です!すみませんなんかもう〜いいんですか?僕みたいな者がこんな時間帯に。
朝ってあんまり出てらっしゃらないんですか?関西でも?関西でもないですよ基本的には。
夜ばっかりですよねちょっとダークなイメージがあるので。
ええ…すみません。
そういえばね。
っていうかどっちに住んでるんですか?もう18年ぐらい東京ですよ。
あっそうなんですか。
「大変ですねいつも通われて」っていうのもう18年住んでるんだけどと思いながら。
大変ですね大阪に通って。
大阪にですか。
いや大阪はやっぱり帰れるっていう気持ちがあるので楽しいですけど。
そうですか。
そんなに嫌ですか東京が。
はあ?あははっ!
(ナレーション)今日のゲストは「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん。
19歳のとき「吉本興業」の養成所「NSC」で出会った蛍原徹さんとコンビを結成。
現在8本のレギュラー番組に出演。
深夜番組では異例の大ヒットとなっている「アメトーーク!」をはじめ数多くの番組で司会を務めています。
更に俳優としてはバラエティーでは見せないシリアスな演技が高い評価を得ています。
自分だけ大変だと思うなよ!俺一人ならこんな苦労しょい込まないよ。
なぜこれほどの人気者になれたのか?宮迫流成り上がり術を大いに語ります!そして…。
って言われてはあ?って。
あの〜曲を選んでいただいてると思いますが今でも記憶の中で光輝いている一曲を…。
甲斐バンドの「HERO」。
甲斐さん。
はい。
これはあの…この世界に入るのにちょっとためらってた時期があって…。
それいくつぐらいのとき?高校のときですね。
高校卒業してすぐ入ったんで。
その願書があったんですけど養成所の。
これを出そうか出すまいかみたいなときに…。
そんな段階?
(宮迫)うまくいくわけないしこんなん。
ごくひと握りの人しかテレビ出たりできへん世界やしなって思ってたんですよ。
そんときにふだん音楽を聴くこともないんですけど友達の兄貴に甲斐バンドのカセットテープを借りっぱなしでずっと僕持ってたんですけどあぁ〜あと思いながらあっそういやこれ借りてたなって思って聴いてみよってパッて入れたら「・デデデデデデデッHEROヒーローになる時AhHaそれは今」っていうフレーズがもうド〜ンって入ってきたんですよ。
「それは今でしょ」って?ほんまにもう「今でしょ」ですよ。
俺ヒーローになろうって思って…。
素直…。
テレビ出ようって思ったんです。
格好いいな〜。
格好いい。
ふふふっ。
で宮迫さん「それは今」っていうタイミングで吉本の研修…。
あの〜養成所ですねNSCっていう。
ダウンタウンさんとかトミーズさんハイヒールさんっていう1期生の人たちがまず最初のその養成所の立ち上げで行ってはって…。
でもその前はお笑い芸人になろうと…。
(宮迫)思ってなかったです。
なんやったらいちばんなりたくなかったというか。
子どもの頃大阪でなんか悪さをしたら「お前そんなことやってるんなら吉本に入れるぞ!」っていう。
えっそういう代名詞なんですか?
(宮迫)そうですよ。
だから絶対に吉本にだけは入るまいって子どもの頃は心に誓ってたんです。
子どもの頃は何になりたかったんですか?子どもの頃は何になりたいというか…松田優作さんの「探偵物語」っていうドラマがあったんですけどそのドラマが好きすぎてこの人と一緒にこんなドラマを作りたい出たいっていうのが子どもの頃ずっと思ってたんです。
じゃあむしろ役者さんになりたかったんですか?そうですね。
へえ〜。
(宮迫)でも役者になるにはって大阪で考えたときに方法論が分からないんですよ。
それで親戚のおばちゃんが吉本新喜劇のドーラン…メイクを卸す化粧品会社に勤めてたんですよ。
へえ〜。
それで「口利いたろか?弟子なるか?」と。
知り合いに…鼻がでっかい新喜劇の帯谷さんっていう「誰がポットやねん!」っていうボケをしてるね。
こうフガガガフガガ…って人に押されるんですよ。
フガガガ…「誰がポットやねん!あほんだら!」っていう人がおったんですよ。
その人の弟子になれへんかって。
「それはやめとく」って言ったんですよ。
ええ〜どうして?そんなキャラじゃないし鼻でかくないしって。
それはお断りして。
ほんならこんなんあるよって養成所の申し込み用紙をもらったんですよ。
正しい選択でしたね。
今頃ポットになってかもしれないのね。
それで吉本の…。
吉本からまあさんまさんであったり皆さんがお笑いの方がドラマに出てらっしゃったりするのが…。
あっそうか「夏物語」とか。
(宮迫)そうかそういう方法があると。
じゃあステップだったんですね。
(宮迫)はい。
一旦お笑いでなんとか頑張ってテレビに出てそっから役者になったらええねやと。
っていう想いやったんですよ。
でも吉本入ってみたらみんなお笑い芸人になりたい人が…。
そうなんですよ。
しかもクラスでいちばんおもしろかったみたいなヤツが全国から集まってきますから。
そうか。
これはもうそのよこしまな後々俳優になるとかそんな考えで勝ち上がれる世界じゃないなと思ったんでそっからはもうどっぷりお笑いでしたね。
へえ〜。
(西島)今日僕はパナソニックの工場を訪ねた。
「なぜ?」と問われれば「好奇心」としか答えようがない。
生まれて初めての工場体験。
それは「なぜ?」の連続だった。
なぜマイナス25度の部屋があるのか?なぜこんなに高い場所で作業しているのか?なぜ洗濯機のデザインで高齢者の姿にならなければならないのか?「なぜ?」僕は技術者に聞いた。
彼は少し戸惑ったがやがてハッキリと答えた。
「お客さまにとって使いやすいものをつくるためですよ」とても当たり前の答えだった。
でもその当たり前の想いがこの工場を支えていた。
お客さまにとって、いい家電ってなんだろう?彼らは今日もまたその答えを探し続けている。
宮迫さんが相方を選ぶのはつまり蛍原さんっていうか…。
蛍原さん。
蛍原さん?あははっ。
おかっぱでいいですもう。
おかっぱでいい?おかっぱさんと組んだのはどういうきっかけなんですか?もともと遊び仲間だったんですけど養成所入ってからなんです僕ら。
ほんでどうしてもコンビじゃないと出れないコンクールがあったんでじゃあやってみよかっていうまあ軽い気持ちですね。
お前と一生やっていくで!なんてこともなく。
そのオーディションに受かって。
受かったの?二人でやったら。
はい。
じゃあ受かったんやったらまあこのままやろうかっていうその延長ですこの25年。
でもそれでポンポンポンポンだんだん仕事が増えていく…。
いやいやいやいや…。
全然ですね。
あの〜嫌われてたんで。
誰にですか?社員さんというか…。
吉本の?なんで嫌われてたんですか?目つきがとんでもなく悪かったんですよね。
相方もそうなんですけど。
今はようやくテレビに出してもらうようになってマシになったんですけど当時あの〜目が悪かったのもあって先輩がパッて来たときに一応挨拶するんですよ。
こう「おはようございます」ってやったら…。
先輩に対してもそのやぶにらみになっちゃうの?こんなんだったんで「なんやお前文句あんのか?」みたいなことを当時よう言われてて。
また気もそんなおとなしい方じゃないんで「挨拶しましたやん」みたいなことになってたんで当時すごく孤立もしてたんですよね。
それで自分でも当時一緒に出たヤツの中ではいちばん笑い取ってる自信あったんです僕ら。
なのに全然あの〜「本出番」っていう劇場の出番に入れてくれないんですよね。
ずっと新人枠みたいな。
後輩たちがどんどんどんどん本出番に行くなか。
である日事務所の前通ったんですよ。
ほんなら社員と作家陣がなんかしゃべってるんですよね。
で作家さんが「なんで雨上がりは本出番ならないんですか?」ってその社員の人に。
ちょっと間があって「なんかあいつら嫌い」って…。
ただそれだけの理由で。
聞いちゃったんですか?こっそり。
なんじゃこらぁ!って思ってもう本出番にせなしゃあないぐらい笑い取ったんねんいうてもうそっからまた頑張って。
頑張って。
あっじゃあでもいい…なんていうかガッツ入れるタイミングにはなったの?テレビも出してくれなくてなんで俺ら出られへんねんって腹立ちながらもうええって吉本関係ないライブハウスでやってたりとかしてたんですよ。
ほんならテレビ局のディレクターの若い人が見に来てくれてて「吉本じゃなく直接テレビ出ませんか?」って言われて。
で「出たいです」って言って。
それはできたんですか?
(宮迫)できたんですよ。
まだ僕らみたいなペ〜ペ〜は関係なかったんで。
ほう〜。
ほんでまあ出れてまたショーレースがあったんですよその番組の生放送の。
そんときにあの〜僕らはテレビ局からエントリーしたよって言われてありがとうございますって。
でほかはみんな吉本からこう派遣されて。
それでこの後ろにねステレオのなんていうんですか?音のこう光るやつ。
音が大きくなるとこう棒グラフが上がるみたいな。
それが笑い声と連動しててお客さんの。
へえ〜。
これが多ければ多いほど…。
成績がいいと。
いいと。
それと審査員の票で優勝が決まりますって。
僕らひと組だけ真っ赤になったんですよこれが。
全部上がったの?だから要は100点ですよね。
でやった〜って思ってあと審査員票なんですけど4人いて。
で結局優勝じゃなかったんです。
僕ら準優勝やったんです。
優勝は吉本の僕らの先輩の方が優勝したんですけど。
で審査員長が「満票一致で誰々です」っていうときに審査員の2人が「ちょっと待ってください。
僕ら雨上がりに入れましたけど」って言うたんですよ。
その時点で点数がおかしいんですよね。
100点…客席の100点は唯一僕らだけなんですよ。
審査員4人で1人ずつ点数一緒ですから2人が僕らって言ったら僕ら優勝なんですよね。
生放送でそんなことがあったんですよ。
おもしろい。
(宮迫)そのときにあの…試合に負けて勝負に勝ったみたいな生放送のときによっしゃ〜!いうて。
「大丈夫です。
準優勝ありがとうございます」言うて生放送で。
グッときますね。
そのあとようやく本社に呼ばれて「なんやお前らおったんや知らんかったわ。
これからやったるな」みたいなこと言われて。
あの当時の社員の人にね。
へえ〜。
(仲間)未来の私にはどんな幸せが待ってるのかな。
いつも街じゅうにエネルギーがあふれてて家族が笑顔で暮らせればいいな。
もし子どもが生まれたらみんなで見守る子育てができたらいいよね。
この街は私に寄り添ってくれる。
(西島)なんでこんなものを着るのだろう?その日僕は洗濯機のデザイン開発現場を訪ねた。
そこで高齢者を体験するためのキットを身に着けた。
人は年齢を重ねると体が重くなり腕も上がりにくくなる。
視野も狭く暗くなる。
例えば洗濯物を取り出す行為自体がとても大変な作業になる。
そこで操作パネルを後方に移し洗濯槽の入り口をより大きくすることで誰もが簡単に洗濯物の取り出しができるデザインが生み出されたのだ。
高齢者に使いやすいデザインはすべての世代に使いやすいデザインだ。
お客さまにとっていい洗濯機ってなんだろう?彼らは今日もまたその答えを探し続けている。
でもそれからはじゃあどんどんテレビに出て関西でも人気になって。
そのあと「天然素材」っていうグループ若手のグループを結成してそれで人気みたいなものが出てそっからナイナイが抜けて僕らも抜けたんですけどそっからはもう最悪でしたね。
なんでですか?あの〜東京に出たんですよ。
本来は東京で仕事が忙しくなってやむなく会社にもうじゃあ「東京に住め」と。
っていうのが本来の流れなんですダウンタウンさんからもう…。
僕ら別に東京に仕事があったわけじゃないんですけど勝手に行ったんですよね。
(スタッフ)あははっ。
ほんなら東京の事務所で「来ました」言うたら「何しに来てん」って言われて「知らんぞお前らみたいなもん」って言われて。
自分らでやりますわみたいなことをまた…。
またたんか切って。
(宮迫)でも東京に仕事がないので結構追い込まれて精神的にもすごい病んでたんですよね。
くそ〜って思いながらずっと病んでてあるときその…もうこういうのがピークになったとき目つぶって赤信号渡ってたんですよこうやって。
やだ〜。
でトラックがキィ〜!って。
いや〜!でおっちゃんが「死にてぇのかよ!」ってまた標準語で言われるわけですよ大阪人が…。
「死にてぇのかよ!」って言われて僕黙って…ってやったらおっちゃんが「駄目だって〜」って言うて。
あははっ!
(宮迫)「駄目だよ!お前」って。
「すみません」言うて…。
これはあかんな〜って相方に電話したときに…。
そこまで追い詰められてたの?そんときあいつはあいつでマンションの7階から飛ぼうと考えてたんですって。
ええっ!
(宮迫)これはあかん!いうてちょっと一回喫茶店に集まろうって。
あははっ。
コーヒー飲みながらずっと「どうする?」言うて。
「どうする?」言うてこのままやったらあかんぞって。
ほんでまあちょっと…ちょっと天狗っていうか俺らはおもしろいことしかやれへんねんみたいな勝手になんかすごい思い込みがあってなんでニュースのリポーターとかそんなんせなあかんねんとか言うて断ったりしてたんですよ。
そういうのをやめようと。
俺らがやったらおもしろいって思わせよう何をやってもっていうところからなんでもやろうっていって細かい仕事も。
でもそこからやっぱ頑張って今のような状態になるには…。
あの〜ターニングポイントといいますかいちばんでかいなと思ったのがダウンタウンさんの番組で「ガキの使いやあらへんで!!」っていう番組に僕らで企画をやっていただいたんですよ。
当時「ガキの使い」に出るっていうのが若手芸人のいちばんの目標だったんで。
でちょっとあの〜失礼な感じのことをしてすべって怒られるっていうのがあったんですけどすべりたくなかったんで打ち合わせでずっと「はい分かりました」言うて。
一か八か本番まるまる違うことやったんですよ。
2週間寝ずに考えたんですよいろいろ。
こうやったら浜田さんこう言うてこう言うて。
で松本さんこうやるやろうからってシミュレーションも何千通りシミュレーションしてダウンタウンさんにものすごい失礼なことをしようと思って浜田さんの髪の毛つかんだりね正座させたり松本さんに「おいつくし」言うて頭ガァ〜っとつかんだりとかしてたんですよ。
今でこそダウンタウンさん丸いですけど当時まだ怖い存在でしたから。
うんうん。
それ賭けたんですか?もしかするともう追放になるかもしれない…。
もうぶちギレされたら大暴れして伝説残してやめたろうと思ってたんですよ。
でも最初やった瞬間に松本さんの頭つかんだときにピリッて凍って。
周りが。
そんときにダウンタウンさんがめっちゃ笑ってくれたんですよ。
ほんならスタッフもあっええねやってなってそっから何やってももうボカンボカンうけてでそのときの視聴率が20%超えたんですよ。
へえ〜!
(宮迫)それでその次の週に5本仕事入ってきたんですよ。
うわ〜!一夜にしてだから…。
はあ〜。
思い切ってよかったなと思って。
賭けましたね〜。
賭けましたね…。
怖かったですよ。
ほんとに怒ったら怖そうですよね松本さん。
分かんないですけど終わってから僕汗だと思いたいんですけどちょっとこの辺ぬれてましたからねやっぱ下の方。
ちょっとちびってたんちゃうかなと思って。
それぐらい怖かったです。
はあ〜。
でもそれから着々と東京でも人気を博してで今それこそレギュラー10本…。
ぐらいですかね。
やってらっしゃるわけでしょ。
おかっぱさんと互いにだってほんとにどん底から這い上がってきたみたいなもんでしょ?そうですね。
もうでも25年ずっと一緒なんで。
どんなですか?
(宮迫)もうね誰よりも一緒にいますから。
親兄弟嫁子どもよりも誰よりも一緒にいますからまあふだんはみじんも会いたくないですよね。
そうか。
そういうもう改めて考える存在ではなく普通に仕事のパートナーとして…。
僕が病気になったときはあっ頼りになるヤツやなとは思いましたけどね。
ああそうそう。
宮迫さん胃がん…。
そうです。
胃がんのそのしかも悪性のスキルス性の進行がんだったのでそれが信じられない早さで見つかったんですよ。
だから自覚症状も何もなく…。
なんで見つかったんですか?たまたま…そのときもドラマやってたんですけどドラマの収録がなくなったんです2日間ぐらい。
急に休みになったんですよ。
じゃあ人間ドックでも行ってみよかいうて。
えっ思いつきで?
(宮迫)はい。
ほんで後日病院にまた来てくれって言うからあれ?発表ってなんかそんな発表のしかたやったかなって思いながら。
ほんで「申し上げにくいんですけどスキルス性の悪性がんでした」って言われてはあ?って。
まずどう思われました?あら死ぬの?って。
それで仕事が先きましたね。
まず仕事どう処理しようか?おかっぱさんは一人で大丈夫なのかしら?とか。
そのときはどういうふうに報告なさったんですか?そのときは…。
おかっぱちゃんはなんて?おかっぱちゃんねあの〜みんながこう大勢の楽屋におるとこに「ちょっと話あるねんけどちょっと向こう来てくれへん?」って端っこに呼んだんですよ。
「こないだ人間ドック行ってきてん」って言うた瞬間に「マジか…」。
まあそりゃそうですよね。
ふだん会話しないのに…。
そこから入るかといわれたら…。
すぐに察しはつくでしょうね。
「マジか。
大丈夫なんやろ?」って。
「大丈夫ではないかもしらん」って。
「大丈夫大丈夫や。
絶対大丈夫や大丈夫。
もうそれは心配するな。
治療に専念して俺あとはやるから」って言って。
やっぱ男らしいですそのへんは。
それはうれしかったですか?その反応は。
そうですね。
もう任せられるなっていうのは思いましたし。
ただ息子に言うのがね当時まだ小学6年生だったんで。
どうしようかなと思って。
たぶんテレビの報道とかで知ることになったときの方がショックやろなと思ったんで先に言うとこと思って呼んで言いましたね。
「ちょっと来い」言うて。
「お前胃がんって知ってるか?」「えっ?知ってるよ。
それなったん?」「うんなった。
ほんで治るかどうか分からん」って言うたら「大丈夫。
パパは大丈夫や。
パパは絶対大丈夫な人やから」って言うて泣くか思ったら「絶対パパは大丈夫な人やから。
すごい人やから大丈夫」って言ってどっか行きました。
プイっと…。
あっこいつ強いなぁと思って。
てっきり泣くと思ってたんですけどね。
泣かずに。
ありがたいことにすごく尊敬してくれてるみたいで。
はい。
あっ…そう?へえ〜。
そうなんですよ。
だから俺はこいつのためにもまあ治さなあかんなっていうのは…。
それでどうしろっていうことだったんですか?すぐ入院って言われたんですか?ほんでもうとにかくこれラッキーだと思って逆に。
こんなに早く見つかることがないから。
これラッキーだと思ってくれと。
もうすぐに最短で手術しましょうって言われて結局発見からオペまでひと月以内に収まったんですよ。
それは短い方なんですか?すごい短いことです。
そんなことありえないって言ってました。
でもなんか刻一刻と進んでいくような危険を感じるでしょ?だからそのオペして胃の3分の2取ったんですけど。
3分の2も取ったんですか?取ったあとも病理検査に出してそれが進行してるかどうかを調べるんですよ。
ほんで5日後ぐらいに「大丈夫でした」と。
「もう完全に取りきりました」と。
言われるまで…。
言われるまでやっぱずっと怖かったですね。
へえ〜。
まあでもほんとによろしゅうございましたけれども。
とんでもございません。
ええ。
でもまあステップだと思っていたお笑い芸人さんから本当に役者さんにもなられて。
はい。
新しいドラマもまた始まるんですか?はい「ホワイト・ラボ」っていう。
科学捜査…それぞれのエキスパートの人たちがそれぞれのことを合わせて事件を解決していくっていう。
僕は鑑識のプロフェッショナル。
もう見つけ出すプロフェッショナルです。
へえ〜。
ちょっとお笑いさんが出てるよっていうような役じゃないでしょ?なんかいい役をいろいろ頂きますねほんとにありがたいことに。
お笑いやるときはやっぱりその番組とか成立させなあかん笑いを取らなあかんっていう緊張感があるんですけどもうドラマの現場とかお芝居の現場はただただ楽しいんですほんとに。
へえ〜。
それではもう一曲選んでいただいてると思いますが。
今宮迫さんを元気づけてくれる曲は?あの…YUIさんで「CHE.R.RY」っていう曲なんですけどコマーシャルソングですごくヘビーローテで流れてたんですよテレビで。
ほんでかわいらしい歌やなと。
あるとき家族でちょっと外食して帰ってるときにCDショップがあったんですよ。
ちゃんと聴こうと思ってほんで「ちょっと待ってて行ってくるわ」って言うて嫁と子ども待たせて。
で店長…私になんなりと聞いてくださいみたいなのを付けてるからあの人やと思って「すみませんあの…YUIさんの曲でコマーシャルですごい流れてる曲を買いたいんですけど…」「タイトルは?」「タイトル分かんないんですけどテレビでめっちゃ流れるんですよ今」「タイトルは?」こいつ店長やのに…。
「めっちゃ流れてるんですよ今テレビで。
見たことないですか?」「ちょっとタイトルが分からないと…」「ああ〜そうですか。
ええ〜っとね…」。
人いっぱいおったんですけどちょっとはよ…待たせてるから。
はよ戻らなと思って「ちょっといいですか?フレーズね・恋しちゃったんだたぶん気づいてないでしょう?っていう歌流れてるでしょ?」「存じかねますね…」「店長やめろお前!」。
「店長やめろお前!」って言うて。
「恥を捨てて歌っとるのにお前。
連れていけどこや?YUIちゃんの全部くれ!これ」言うて全部買ったんですよ。
アルバムのやつ。
全部に入ってました「CHE.R.RY」。
あははっ!全然いらんこんなに。
こんなにいらんねんって…。
かわいいでしょ?かわいい〜。
かわいい曲でしょ?あどけないのに…。
まあ40越えたおっさんがこれを大音量で車で聴いてますから。
今?よっしゃ今日も仕事するぞ!って?ずっと聴いてますよこれ。
ふふふっ。
へえ〜。
でも苦労して…。
あんま苦労って…相方ともたまにその話になるんですけどあんま苦労って思ったことはないんですよね。
やるべきことをやれたんだなっていうのがあるんであんま苦労とか下積みとかって思ったことないですね。
へえ〜。
(宮迫)なんとなく。
どうか平安にお過ごしくださいませ。
ありがとうございます。
お体も大切に。
2014/04/05(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字]【宮迫博之▽がん闘病に息子が…】
ゲスト・宮迫博之/お笑い芸人▽相方・蛍原徹を改めて頼りになると感じた“ひと言”とは?思い入れある音楽とともに、阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出します
詳細情報
番組内容
ゲストはお笑い芸人の宮迫博之さんです。2012年に胃がんにかかり入院からわずか3週間で仕事を再開させるという奇跡の回復力を見せた宮迫さん。番組では、病気発覚からそのときの心境、家族への報告や相方・蛍原徹さんと交わした当時の会話などを振り返ります。更に“雨上がり決死隊”としてのターニングポイントも…。笑いあり、感動ありの30分をお楽しみに!
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
宮迫博之(お笑い芸人)
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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