渡辺篤史の建もの探訪 2014.04.05

(渡辺篤史)
おや?どこから顔を出してんのかな?
おはようございます渡辺篤史です
今日の建もの探訪は「10層の床が多彩な空間を生み出す11坪の家」
ご家族はご夫婦と結葉ちゃんと晃誠くん2人の子どもたち
さてどんな空間が待っているんでしょうか?
(チャイム)ああどうもよろしくお願いしますお嬢ちゃんおはようございますお名前とお年を谷口結葉ですいくつ?5歳です5歳そして弟さん言えるかな?晃誠です今3歳になります元気そうだねお姉ちゃんお世話が大変だよねでもねステキなおうちでねありがとうございますこれあの…家の形?
(亨さん)そうなんですはいそして車の形に合わせるようにアールでねいいですね表情が和らぎますよねこのアールはねそして見上げて…なんかあの生活ね営みがちらっと見えるというねステキですよね
幅の狭い路地に面したうなぎの寝床形の敷地
工事の時は重機が入れず必然的に木造の建物になりました
よろしくお願いします失礼しますあっおぉ〜あぁ〜広がりを感じる玄関といいますか抜けがいいですよねそうですね扉開けて「ただいま」でなんかいいですねあったかい感じがしますよねそしてうれしいじゃないですかはい「ハングイットオール」ですチャールズ&レイ・イームズのねあれ?どうもお邪魔してますはいこれは?これは妻の父が手作りなんですへぇ〜プロじゃないんですか?
(亨さん)プロではないんですけどすばらしいものでこれを是非玄関にと思いましてふ〜んしかし実にこのラインが印象的というかねこちらは直角というかストレートでこちらは…これが丸みになります…アールを描いていてちょうど外のガレージと一体を成している形になりますそしてまた高い所の窓からの光がね流れ落ちるというねそうですねそのように設計頂いてちょうど光が…あと風も抜けますねそういうこったねぇ〜じゃあ次どうぞはいこちらが水回りになります失礼しますおっ!おぉ〜落ち着いてるわグレーですね基本カラーは
(亨さん)はいところどころ白ということですが明るい光が…あぁ〜!こっからほらあの窓が見えますよあちらから要するに光としてはねすーっとここまでやってくるという…奥は開け閉めできましたよね?
(亨さん)はい風が通る?そうですねこちらも開け閉めできますからすーっと入ってくるわけだな〜下は奥行きを感じさせますよね
(亨さん)ガラスを全面にこちらに張ることによって空間の奥行きを出して頂きましたなるほどトイレが黒色私これが欲しくて限定のお色なんですけれども「ちょっと黒っぽいのでここに…色を入れたらどうですか?」という建築家のアイデアでこれでちょうど落ち着きました色合いが奥が…おっ!気持ちよさそうだなぁこれ下がブラックで…グレーですよね
(亨さん)そうですねなんとも優しい色ですね
(亨さん)そうですねじゃあ次どうぞはい失礼しますそして?次のこちらがミニキッチン…私の母を将来的にこちらに連れてこれたらなと思いましてじゃあ次は和室おおっ!隣の借景というか緑があるよと和室
(亨さん)和室を用意しましたこれで4畳半になるんですけどそしてこちら棚には…あっ!お父さんの…はいすごいね素人技とはとても思えない縦スリットの窓がね開け閉めできてこちらもちろん開けられますから風がね動きますよね空気が動くってのはいいもんでねさらに上が欄間になってましてここも開けられるのでここからも風が一応抜けるようになってますちょっと新鮮な感じがしますね現代風にアレンジして頂いて欄間をじゃあ次は…はい2階のほうにはいおぉ〜!あら…あぁなるほどへぇ〜このなんかラインがねすごいですね家を支える部分とでもなんかデザイン生かされてる感じがしますよね
この独特の配色にはルールがあります
外周に面した壁は白
縦に挿入された3枚の構造壁は薄いグレー
横方向に挿入された床や壁は濃いグレーです
全体が同じルールで統一されているので1階も同じ配色でした
えーっと窓との距離というかあそこはどうなってんのかな?あっそうかそうか1段・2段・3段ね下がって下りてのスペースがあるんだそうですねでイームズがあってねちょっと失礼して…これはいいですねここなんかうん…お子さんね遊び盛りというかねでもちょっと離れてねこの段差によっての距離感ってのかなできますもんね
(亨さん)はいそして表見てね雲の流れねっ階段下これは?こちらは先ほど見えていましたアールの壁の上に当たる所が今度は床になっていますここがそしてねっ…こちらくつろぎの場ということでしょうねここが居間になりますいいイスじゃないですかはいありがとうございますこれも憧れの?憧れのコルビュジエの…
(亨さん)「LC2」ですいいですねちょっと失礼して…あぁ〜やっぱりいいわなんかあの…背中がねちょっと低いんじゃないかと思うんですけどもちょうどなんかツボを押さえられてる感じでね結構気持ちいいですよね天井高いですよねそうですねこちら約3mになります気持ちいいわあれは?あれはわたくしの趣味のダース・ベイダーが置いてあります飾り棚なんですけど飾り棚か〜
(亨さん)飾り棚にいろいろ置いてるんですあちら家の模型を配置して…そうだそうだ
(亨さん)いつも分かりづらいと言われるのでこの家は模型を「どうなってるの?」って言われるんですけれども模型を見せたら「なるほど」って言って頂けるのでこちらも開閉できるんだねそうですね大きな窓をダイニングの隣にそしてこちらで食事ということですけどねお子さんのイスが2つね
(亨さん)はいそうですねあっ台所が上ですよねそして下がってということでこちらの居間からちょっと下りてというねこの辺の高低差が非常に効果的っていう感じがしますよね失礼して…はい少し見上げる感じかな?料理なさってる姿奥さんの姿ご主人は料理のほうは?私は全くしません任せるところは任せてフフフフ…じゃあ奥さまにお話を伺いましょうさてとてもね調理しやすい感じがします色は黒ですよねこれはどなたが?
(奈緒さん)一応主人と建築家さんのほうで…私はコンロはガスっていうのだけ言っといてあとは高さとかは合わせて調整して頂いたみたいなんですがこっからまた部屋内部ね食卓さらには居間のほうね気持ちいいですね
(奈緒さん)見晴らしはいいので面積は狭くても開けてる感じで閉じこもってる感じはあまりしないですかね結果このキッチンすごく開放的ですよね思ったより広々と使えますまた黒っていうのが意外と…よかったですね最初はビックリしましたけどなんかだんだんなじんできて…でここは作業台ですよねはいプラスそこでもできますからねそうですねここ物置いたりできたものを置いたりとかできるのでお子さんはまだ…お嬢ちゃんは手伝ってくれない?手伝ってはくれます好きなのでチョロチョロ来ますね子どもにとってこの空間は魅力的ですよねそしてまたこれL字ですけども向こうから見てもちょっと中が見えるわけですよね…で取り出しやすいってことがありますよねなんかあの…飾ってねステキな物ってのはいいですよねご主人のコルビュジエのイスとかねあの照明ね時計とかこういうものはどうですか?奥さん好きなんですか?特に興味はなかったんですけどでもよく見てると造形の美しさってあるじゃないあって別に…邪魔になるもんじゃないすっきりはしてるので
およそ5畳の広いキッチンに隣接してパントリーを設けました
こちらもおよそ2畳と十分な広さです
さてお昼ごはんは結葉ちゃんと一緒に作ります
あら〜すっかり手慣れた様子ですね
メニューは家庭の味・ナポリタンです
子どもたちの成長についついうれしくなってしまうランチタイムです
このあとは空に近づく最上階です
今日の建もの探訪は「10層の床を持つ11坪の家」
ご家族はご夫婦と5歳と3歳2人の子どもたち
こちらですはい3階になりますはいおぉ〜へぇ〜
(亨さん)こちらが寝室になりますうん!あららら…いいね落ち着くわ…で高い所に窓ね開閉できてこちらも開閉できてねあれ?これイス
(亨さん)はいこれもイームズですねこれねデザインがいいんだよあっニッチかと思ったら扉あるんだそうなんですこちらは開閉式になってます開けますと…あっ!
(亨さん)向こうが低い収納になってるんですけれどもそちらのほうにも風も抜けるようになってますしじゃあこちらにどうぞこれまた上下のね
(亨さん)これが下がダイニングが見えています「ごはんよ」って言うとねもう聞こえてきますこちらが納戸になりますあらあら〜あっなるほど結構入る
(亨さん)入るんです結構詰まってますけれども…そちらが窓が2つありまして片方は寝室もう片方は居間に抜けていますあぁ〜こっちだ
(亨さん)子どもなんかがここを…そこから手をよく振ってますね楽しいねほんとに
(亨さん)そうですねそしてこちらはい上が子ども部屋になってますはぁ〜あら〜明るいまずはね
(亨さん)そうですねおっ階段…やがて屋上スペースだはいルーフテラスになってます…でえっと2人ですよね?そうですね仕切ってうんぬんってことも考えて?将来的にはここを間で仕切れるようにシンメトリーに形は作って頂きました
子供部屋にも0.6畳の小さなサンルームがあります
ガラリ戸などで採光を調整できます
そしてこっからあぁ〜まずあの寝室ね見えて窪地というかね安心感ってのはありますよね
(亨さん)少し下に下りてるのでそれともう徹底して抜けを意識したデザインですよね
開放的な子ども部屋ですが引き戸で仕切ることもできます
だけど開放的だねこの部屋ね〜ふ〜ん
(亨さん)一番いい場所を子どもに取られたような形になりますけど取られたんですか?
(亨さん)提供した提供しましただってもう視線と視線を合わすことなく実にプライバシー守りつつ開放感ですよねまさにねあら?こりゃまたコルビュジエ好きなんですね〜
(亨さん)これはコルビュジエのサヴォア邸とミースのファンズワース邸ですねミース・ファン・デル・ローエ要するにレゴで売ってるわけだ
(亨さん)そうですねレゴで売っておりますそしてこちらは?
(亨さん)長女が今ピアノを習い始めましたのでまずは電子ピアノなんですけどここを舞台の感じで歌ってもいいしね演奏してもなんか気持ちいいでしょうね
(電子ピアノ)そして階段上って行ってみましょうはいすいませんこちらう〜んいやいや…これすごいじゃない
(亨さん)はいはぁ〜うわぁ…うれしいのはさ下ほら少し空けてここにたまんないようにしてるわけだよね水がたまらないようにそちらに流れるようになってますすると空気もねなんかこう巻くというかね下からも…気持ちいいですもんねお子さんここもまた安全でしょ?
(亨さん)はい囲まれてるんで長女はここを走り回ったりしてますだけども孤立感はないわなそうですねどっかでつながりを感じますもんね
(亨さん)全面窓になってますのでそういうことだ…で見下ろしてねぇ「何やってんのかな?」みたいな
(亨さん)そうですね
床に大小さまざまな高低差を設けることですべての部屋がつながる間取り
引き戸などによって必要に応じて仕切ることができます
都心の密集地にありながら光と風が通り抜ける谷口邸
谷口さんのお宅いかがでしたか?ご主人ほんとに建築が大好きでそしてまた飾ってある物がですねイームズ・コルビュジエ・ポールセンですよねほかにもありますこれが以前生活なさってた所で将来自分のうちを建てる時に生かされるようにということだったんですが見事にうまくいきましたねとても頼りになる兄貴のような存在の建築家と2人でいろいろ打ち合わせをしてこの建物ですけども都市型住宅で非常に実験的ですよね何よりも家族が楽しくそして安心して暮らせることがテーマなんですけども実に空間のつながりといいますかそしてまたこの空間がですねいわゆる成長プロセスですね子どものそれに対してないしは自分たちの気分が変わった時にまたさらに個性的なスペースができあがるそんな感じが致します
中庭を囲むいろいろな形
次回は母・娘夫婦・息子夫婦がスープの冷めない距離で暮らす3世帯住宅
人も多いけどもペットもたくさん!
楽しさ3倍ぎゅうぎゅうづめでお送りします
2014/04/05(土) 05:13〜05:38
ABCテレビ1
渡辺篤史の建もの探訪[字]

「11坪の家に10層のフロア」東京都文京区・谷口邸

詳細情報
◇番組内容
3階建てながら10層の床を持つ家。床の高低差による隙間が光と風の通り道となり、3方を囲まれた敷地ながら明るく風通しが良い。構造壁をデザインに取り込んだ独創的空間。
◇出演者
渡辺篤史
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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