東京と大阪の出演者が一堂に会して服作りに挑戦する「すてきにハンドメイドスペシャル」。
今回は後編です。
ちゃんとせなあきませんよ。
はい。
ちゃんと作りましょう!
(笑い声)チャレンジするのはこちらの…基本の型紙に少しアレンジを加えるだけでフォーマルそしてカジュアルにもなるアイテムです。
講師は文化服装学院の学院長小杉早苗さん。
ファッション業界を担う人材を育てる小杉さんがさまざまなテクニックをお教えします。
まずは前編でご紹介した裁ち合わせ図を見てみましょう。
ロング丈のチュニックドレスの裁ち合わせ図です。
縫い代つきの型紙にするとより簡単に作る事ができます。
今回出演者の4人が自分サイズのフォ−マルなドレスを作ります。
ロング丈に挑戦するのは…一方こちらはわきの部分にカスケードがついた作品の裁ち合わせ図です。
このカスケードつきの作品を作るのは…続いてはカジュアルにもフォーマルにも着られるカジュアルプリント柄の裁ち合わせ図です。
このシンプルなタイプに無地の布で挑戦するのは…前編では身ごろと見返しの裁断までをご紹介しました。
そして後編どんなドレスが完成するのでしょうか?「すてきにハンドメイドスペシャル」2日目。
いよいよミシンでの仕上げに入りますが仕上げるためのポイントって何かありますか?注意点。
きれいに仕上げようと思ったらそのつどそのつどきれいにアイロンをかけていく。
縫った所なんかが後でやるとボコボコしますよね。
だから一回縫ったら丁寧にアイロン。
一回縫ったら丁寧にアイロン。
その時にやるっていうのが何より大事な事なんです。
皆さん大きくうなずかれたところでそれでは早速縫っていきたいと思うんですけれどもまずはどちらから縫っていけばいいですか?最初の順番としてはえりぐり。
ものをつくる時に立体的になっちゃってからこうやるのって大変なんです。
3Dになっちゃいますよね。
そうです。
平たいうちにできる事は先にやるというのがまずコツなんです。
なるほど〜!勘違いしてた。
今回も大学院の4人の先生方にサポートして頂きます。
(一同)よろしくお願いします。
それでは皆さん作業を始めて下さい。
(一同)は〜い。
ここから2日目の作業が始まりました。
まずは見返しにジグザグミシンをかけます。
(中山)すみません先生。
作ってみたらこの見返しってちょっと非対称で変わった形ですよね。
なんかアヒルちゃんみたいな。
これが普通の見返しで普通のだとこういうふうにしてこれ縫い代つきですから太いように見えますが実際にはこんな狭くなっちゃうんですね。
そうするとポロッとこっちに出てくる。
留める所もないし。
浮いてしまったりとか。
一方今回の見返しの場合は…。
ここにピタッと落ち着くんです。
でちょうど溝に入るようにという事で。
見返しを深くしてあるという事ですか?そうです。
ちょっとへこんだ所にピタッとつくんです。
そうすると絶対にここ落ち着いて着心地もいいです。
早く完成させたくなりました。
よろしく。
頑張って下さい。
ありがとうございます。
裏身ごろのえりぐりの肩に…見返しの外回りの縫い代にジグザグミシンをかけます。
ジグザグミシンをかけ終わりました。
身ごろのえりぐりに見返しを中表に合わせ1cmの縫い代で縫います。
縫い終わりは縫い始めのミシン目に2〜3cm重ねて縫います。
えりぐりの縫い代を0.5cm残してカットします。
カーブの強い部分には更に縫い代に切り込みを入れます。
この時…えりぐりの縫い代を2枚一緒に身ごろ側にアイロンで折ります。
見返しを身ごろの裏側に返しえりぐりをアイロンで整えます。
この時見返しを少し内側に整えるときれいに仕上がります。
肩の見返し端の前後4か所中央も入れて4か所ですが2〜3cmまつります。
まつる時は見返し端をめくり布の織り糸1本から2本をすくって端よりも少し奥を緩めにまつります。
まつったあとは見返しを元に戻します。
見返しと身ごろがつきました。
しんをはります。
肩の部分の補強のためにえりぐりに接着しんをはります。
絶対に裂けませんよね。
必ず当て紙をしてアイロンをかけて下さい。
(宮川)紙を当てて。
布じゃなくていいんですか?どちらでもいいんですが布だとこの繊維の中に樹脂が入り込んでしまいますので紙がよいと思います。
(宮川)これも一つの勉強です。
はいつけました。
ではえりぐりいってみたいと思います。
ミシンを始めようとした花子さんに小杉さんがひと言。
針から何cmっていうのがここに書いてある。
それでここに布の端を当てて縫っていくと1cmで縫えます。
いきま〜す。
見返しにジグザグミシンをかけていきます。
ダンダンダンダンダンダーン。
マシンが動いてくれますから。
楽しそうな花子さん。
でもちょっと布の端がうねってしまいました。
ああ!アイロンかけるという意味分かりますわ。
どうしてもこの波になったりするのをこれ丁寧にしていくんですね。
そうです。
当て布をして…やっぱアイロン当てるのは全然違いますわ。
ここ。
糸。
これほんまに大ポイントで。
(中山)きれいになりました?きれいになりました。
アイロン当てるのがものすごい大事っていうのが分かりました。
ここで小杉さんからえりぐりの切り込みの入れ方について説明がありました。
このあときれいに仕上げるポイントが…。
そして私がよく言うのは「大胆に繊細に」って言ってるんですがこれを大胆に入れちゃうと切っちゃう。
怖い怖いといって少しだとひっくり返らないきれいに。
ここは大胆に繊細にこうして。
(一同)お〜!切れてない。
そしてカーブが多い所は細かくカーブが少なければそんなに細かくやる必要はない。
ここが一番大事なんです。
大胆の所ほんときわっきわなんですね。
大胆に繊細に。
(中山)先生これ大胆の勝ちですよ。
今アイロンかかってないからあれですけどこれだけでも落ち着いて。
(中山)きれい。
こういうふうになるようにして下さい。
よろしいでしょうか。
(中山)頑張ります。
(宮川)これは重要やった。
早速皆さんもえりぐりに切り込みを入れる作業に挑戦します。
縫い目に垂直に入れていった方がいいんですよね?切り込みは。
杉浦さん難なく終了しました。
一方エミリさんは…。
ここは…。
そうです。
この角度でいいんでしょうか?はい。
えい!ああ大丈夫でした!ここ緊張しますね。
ここでしっかり切り込みを入れなければ表にひっくり返した時にきれいなカーブになりません。
慎重に切り込みを入れていきましょう。
仕上がりを小杉さんに確認してもらう事に。
大胆すぎましたか?大丈夫ですか?大丈夫です。
繊細さはちょっとないんですけど…。
切れなければどれだけ大胆でもいいんですよ。
大丈夫ですか?大丈夫です。
きれいにいきました。
ほらほらほら。
あらきれいにいってる。
ね。
(中山)大丈夫そうですか?大丈夫です。
アイロンかけて下さい。
奥野さんもえりぐりが完成してちょっと試着。
モダンですね。
でもちょっとまだ…。
かぶってみましたけど。
入りやすい首が。
(中山)つれたりしなくてきれいですねほんとに。
ロング丈のドレスを作っている花子さんと杉浦さん。
すそとそで口にレースをつけますが…。
(杉浦)浮いてきますよね。
材質の違う生地同士を縫うのに戸惑う杉浦さん。
(杉浦)花子さんピンクの生地とレース合わせるの難しいでしょう?難しいです。
滑るから。
(杉浦)2枚の生地の滑り具合が違うんでずれるんですよね。
そうなんですよ。
今ちょっと滑り止め塗りました。
(笑い声)花子さんは冗談でごまかしていましたが素材の違う生地同士を一緒に縫うのはとても難しいんです。
このような場合は短くなってしまった方の生地を少し引っ張りながらミシンをかけます。
(宮川)うわぁ1cm変わるなぁ。
どうしても1cm変わってきますねここが。
こんな時は事前にしつけをかけるのがお勧めです。
ではレースのつけ方を確認していきましょう。
そで口にレースを中表に合わせ縫い始めと終わりは返し縫いをし1cmの縫い代で縫います。
そで口にレースがつきました。
2枚一緒にジグザグミシンをかけ縫い代を身ごろ側に倒してアイロンで整えます。
杉浦さんと花子さんやっとレースをつけ終えました。
クシュクシュなる。
こちらはどのタイプにも共通した作業です。
身ごろを中表に合わせて1cmの縫い代で縫います。
そして縫い代を0.7cm残るように切りジグザグミシンをかけますがこのわきの部分のジグザグミシンのかけ方がポイントになります。
グーッとまっすぐに伸ばしながら2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
するとこのようになります。
反対側も同じように始末すればロング丈のチュニックドレス作りは終了です。
カスケードつきのドレスを制作中の奥野さん。
わきにカスケードをつける方法を小杉さんに教わりました。
あのね中表に合わせてそしてこれはちょっと面倒なのでしつけをかけましょう。
その時は…1cmでしょこれ。
1cmよりちょっと多めの所へしつけをかけておくとミシンかけやすいですよね。
では奥野さんが作っているカスケードのつけ方を詳しく見ていきましょう。
後ろ身ごろのわきにカスケードの細い方から縫い代2.5cmを残して合わせ待ち針で留めしつけをします。
カスケードの太い方は合い印に合わせてこのようにつけて下さい。
前身ごろを合い印に合わせてつけカスケードを挟んでそで下からわき縫いをします。
(奥野)引っ張るでもなく緩くでもなく。
(大学院の先生)フレアが少なくなってしまうので均等にこのひだが…。
はあ〜疲れてきた。
アハハ。
頑張ろう。
カスケードに奮闘中の奥野さん。
仕上がりは…?わあ〜ドキドキの出来上がりの図。
あっわあ〜!ひらひらになってますよ。
とてもきれいにカスケードをつける事ができました。
(奥野)でも多分着たらタランとなるから。
イェイ。
フフフ。
やった〜。
すごいこれかわいいですねやっぱりね。
・「春すみれ咲き」余裕が出てきた花子さん。
思わず歌が…。
(奥野)師匠大丈夫ですか?
(宮川)・「すみれの花」
(杉浦)ご一緒にどうぞ。
(宮川)・「咲くころ」杉浦さんも加わります。
(宮川)・「知りぬ」アーアーアーアアー。
(宮川)・「君を想い」
(宮川)どうしたんですか?音痴でした。
手を止めない。
(杉浦)はい。
いよいよラストスパートです。
完成いたしました。
(拍手)初めて挑戦したフォーマルドレス。
次々と完成していきます。
それでは登場頂きましょう。
どうぞ。
まずは杉浦さん。
(拍手)全体のバランスが非常に取れている。
それからレースでエレガントになってると思います。
いつになく淑女になった気分です。
おかげさまでありがとうございます。
大人の女性の美しさが際立ちますね。
小杉さんにコーディネートのアドバイスも頂きました。
杉浦さん下に黒を使っていましてここにも黒を使っていますのでこんなもの。
レースの色と合わせてアクセサリーを選ぶといいと。
そうです。
結構大ぶりのネックレスを。
こんなふうにして。
どうでしょうか?演歌でも歌いたくなりますよね。
(笑い声)手袋をして頂くとまた表情変わります。
いつもアナウンサーというのは番組の脇役介添え役ですのでこんなに自分自身を飾る事はまずないんですけれども自分で作ったドレスという事でちょっと楽しませて頂いて。
わあ〜!エレガント!どうしましょうって感じです。
すてきです。
長身を生かしたロング丈のチュニックドレス。
アクセサリーはすそやそでのレースと合わせて黒で統一。
多めに着けてアクセントにしました。
続いては花子さん。
(拍手)色も本当にお似合いでした。
ほんとにコーディネートもよく合ってらっしゃいます。
もしお式なんか出られるとしたら手袋をしないでこういうオフホワイトの手袋を持って。
また上品な!あらまあほんとに。
中間色をうまく取り入れ淡い色でまとめたロング丈のチュニックドレス。
花子さん手作りのネックレスともマッチしています。
出来た!出来ました〜!
(拍手)奥野さんも完成しました。
奥野さんどうぞ。
(拍手)すごい。
どうですかこれもう。
すごいこれがねやっぱりね。
コクーンシルエットっていうんですけど繭のようなコクーンシルエットに少しなった感じでこれをつけただけで随分違いました。
(奥野)裏がちょっとこれ生地が色が違うので。
だからいい。
(奥野)またちょっとアクセントに。
ニット地のスポーティーな色合いの生地で作ったカスケードつきのチュニックドレス。
動く度にカスケードが揺れて華やかな印象に。
シンプルドレスを制作中のエミリさんは…。
すそを三つ折りにしてミシンで縫っています。
出来ました〜!よいしょ。
仕上げにアイロンをかけて出来上がり。
よし。
出演者全員およそ4時間で完成しました。
先生出来ました〜!あらすごい。
出来ちゃいました。
(拍手)出来ました。
まあ明るい春色で。
なんか結構他のものよりもカジュアルかもしれないですね。
これでドレスは完成ですが更に小杉さんからエミリさんに似合うアレンジの提案が。
着物の縫い上げのようにですね…。
(中山)七五三の時みたいな。
せっかく直線裁ちですのでそのニュアンスを崩さず同じ寸法でこの辺りまで縫って大体30cmぐらいなんですがそこまで縫って解放すると少しテントラインみたいになるので。
切り替えしっぽくなりますね。
そうです。
だからまっすぐの同じシルエットではなくシルエットも変える事ができると。
もう完成してからでもまだまだ変われるんですね。
小杉さんのアイデアはこちら。
肩に幅2cmほどのタックを取って前と後ろそれぞれ30cmほど縫います。
するとよりかわいらしいドレスに変わるそうです。
またニューバージョンってやつですよね。
じゃあエミリさん続きをまた頑張って頂いて。
はい。
いってきます。
ありがとうございました。
エミリさん早速教えて頂いた方法でタックを縫う事にしました。
きれいに慎重にいきたいですよね。
タックを縫ってどう変わるんでしょうか。
エミリさんどうぞ。
(中山)は〜い。
(拍手)こんな感じになりました。
ここがやっぱり一番の皆さんと違う特徴でしょうか。
同じパターンなのにシルエットも変わる。
今回は特別に他のアレンジの方法も教えて頂きました。
エミリさんの場合は下をそのまま生かそうとしてこのラインを大事にしようとしたのでタックをここまでしていませんが丈で遊ぶっていう時はこんなふうにして全くグルッと同寸で持ってきます。
縦につけるとこういうアレンジになりますし横にすると丈も変えられたりとかいろんなアレンジになるんですね。
淡いブルーの生地で作ったカジュアルにも着られるシンプルなチュニックドレス。
肩から胸に入れたタックでひと味違う印象になりました。
皆さん個性あるチュニックドレスを作ってみていかがでしたか?
(宮川奥野)楽しかったですね。
ここのマダム2人は全く同じじゃないですか。
全然違うマダムですよね。
色と生地が違ったらこんなに違うんかなと思います。
同じ型紙とは思えないこの感じ。
これつけるだけで。
トータル4時間ぐらいじゃないですか。
そうです。
本当に出来るんですね。
なんか今ボーッとするくらい感激してる。
まさか自分の手が入ってると思わないですよね。
やればできるっていうね。
ほんとそういう感じです。
ご覧になってる皆様もご自分の好きな生地でそして縫う時だけは丁寧にちょっと縫っていけば皆さんこんなふうになりますので頑張って頂きたいと思います。
小杉先生本当にありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)今回ご紹介したチュニックドレスはテキスト3月号に詳しく掲載されています。
是非ご覧になって下さい。
電子版もあります。
2014/04/04(金) 15:00〜15:25
NHKEテレ1大阪
すてきにハンドメイド スペシャル「とっておきチュニックドレス」(後編)[字]
2夜連続!のすてきにハンドメイド・スペシャル2日目。文化服装学院長の小杉早苗さんが、チュニックドレスを紹介。東京・大阪の出演者が全員集合して、ソーイングに挑戦!
詳細情報
番組内容
2夜連続! 春の特別番組、すてきにハンドメイド・スペシャル2日目。文化服装学院長で、数多くのクリエーターを輩出するファッション界のプロ、小杉早苗さんがチュニックドレスを紹介。基本の型紙をアレンジすることで、「フォーマル」にも「カジュアル」にも着こなせるチュニックドレス。2日目は、ミシン仕上げの様子を紹介する。えりぐり、そで下〜すその縫い方を丁寧に伝授。出演者たちが作ったドレスの着こなしも必見!
出演者
【講師】文化服装学院学長…小杉早苗,【出演】宮川花子,奥野史子,【司会】中山エミリ,吉井歌奈子,杉浦圭子
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
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