(花沢太郎)待てーっ!
(梨田)うわっ!?ああっ!?あっいてぇ…!おまわりさん…。
俺はもう下着泥棒なんかしてませんよ!お前がな夜中にウロウロしてるのはわかってるんだ!ウロウロじゃないですよ!これ見てわかんないんですか?わかりません。
ウオーキングですよ。
こんなふうになったら困るからです!あっ逮捕。
侮辱罪。
あーっ!?ちょっとちょっとおまわりさんちょっと!?俺はなもう刑事だ。
おまわりさんじゃない!ああそうでしたね花沢刑事。
あのな…お前にちょっと聞きたい事があるんだよ。
え?ちょっと…な…なんですか?
(パトカーのサイレン)
(三田村薫)「今夜もまた市民は恐怖に包まれた夜を迎えています」「京都市内で若い女性ばかりを狙った3件の連続暴行殺人事件」「最初の事件から2か月経った今も犯人の手がかりさえつかめず捜査は難航しているようです」「先月京都府警初の女性捜査一課長が誕生しその手腕が問われていましたが市民の期待は見事に裏切られた感があります」
(権田千夏)そんな言い方…。
友達にはなれないタイプですね。
(錦織玲子)なんか情報が入ったら些細な事でも全部私に報告して。
(千夏)はい。
(平沢真由子)あっ…いやっ!誰か助けて…!あっ…!
(千夏)同じ下足痕だそうです。
やっぱり同一犯か。
こんちくしょう…。
それとこれ。
前3件の目撃者の供述と現場に残された下足痕から犯人のものと思われるスニーカーがわかりました。
テオドル社の限定モデルで販売数は限られています。
でもこれ錦織課長の指示でマスコミには公表しない事になりました。
(木内光義)犯人がこのスニーカーを履いてのんきに町を歩いているところを逮捕しようっていう作戦だな?そうです。
(鬼久保巌)だから女じゃダメなんだ!
(林弘太郎)京都府警が人気取りのために女性を捜査一課長にした。
そのツケがこんな形で回ってきたって事ですか。
錦織なんかに捜査一課長が務まるわけあるか!人気取り?なんだ?相撲部屋。
雁首揃えて盗み聞きか?どっかで子犬がキャンキャンうるさいと思ったら鬼久保さんでしたか。
何…?お前たち首の皮一枚のボスに仕えてるんじゃヒヤヒヤもんだろう。
錦織の役目は終わった。
人気取りが人気取れなくなったら林どうなる?お払い箱です。
正解!行くぞ聞き込み。
はい。
シコを踏まないでね。
現場荒れるよ。
この…!ダメです!そのとおりですから…。
木内っちゃん。
なんだ?ハンバーガーショップのクーポン券か?鑑識さんこれ指紋採取お願いします。
(鑑識課員)はい。
指紋?見てください。
クーポン券です。
女性はたとえ10円引きのクーポン券でもきれいに財布にしまっておくものです。
こんなふうにクシャッと丸めたりはしません。
しかもこれまだ新しいです。
という事は…。
犯人が落とした可能性ありです。
じゃあ!あっ!権ちゃん。
さっきのそのとおりって…?
(千夏)去年京都府警で警察官の不祥事が続いたので上層部は警察の人気回復のため女性の捜査一課長を任命しました。
それが錦織課長だ。
(千夏)女だからって言われるのが嫌だから錦織課長必死に頑張ってきたのにこの一連の事件だから…。
今日も朝イチで刑事部長に呼び出されて一日も早く事件を解決しないとクビにするって脅されたようだ。
クビ?その時は花沢お前も…。
交番勤務に逆戻りです。
えっ!?じゃあ…。
権ちゃんやろう!木内っちゃん錦織課長のためにも僕たち特別班がやろう!やろう!何がなんでもやろう!おおー!
(浦田和美)お待たせしました。
こういう靴を履いた客なんですが覚えはありませんか?
(吉川佐智絵)いちいち靴なんか気にしないし…。
ねえ?
(和美)うん。
ではもし見かけたら警察まで連絡…。
あっ!よろしくお願いします。
(佐智絵)あれ!交番のおまわりさん?あっそうや!合コンで酔うてしもうた時におんぶして家まで運んでくれはった…。
(2人)おデブの!はい。
その時のおデブです。
今は捜査一課の刑事になりましたのでもし何かございましたらこちらの方までご連絡ください。
(和美・佐智絵)かわいい!じゃあ頑張ってください!頑張ります!お前は営業マンか!市民の情報は警察の宝です。
たった1つの情報で犯人逮捕に至る事もあります。
大事にしないといけません。
あっそう。
じゃあ俺駅の方に聞き込み行って来る。
僕商店街の方行って来ます。
何してるんですか?うわーっ!?梨田!?ちょっとなんっすか?驚かさないでくださいよおまわりさん!おまわりさんじゃない刑事だ。
お前何してんだ?今度のぞきか?違いますよ!おまわりさんに協力しようと思って張り込みしてるんじゃないですか!張り込み?そうですよ!俺には何かやらかしそうな奴はにおいでわかるんですよ。
人生一度ぐらいは人の役に立ちたいんです!そうか…。
ありがとう!こういう時は一般市民の協力が一番だからな。
何かわかったらここへ連絡してくれ。
あとおまわりさんじゃない刑事だ。
頼むぞ!はい!頑張ります!おまわり…。
任せてください。
「こんばんは三田村薫です」「京都を震撼させている連続暴行殺人事件について驚くべき情報がもたらされました」「窮地の京都府警はなんと下着泥棒の常習犯だった男性にまで捜査協力を求めている事がわかりました」「京都府警精鋭の集まりともいうべき捜査一課がなんとも情けない限りです」「こんな捜査で犯人を逮捕出来るのでしょうか?」あの野郎…!花沢…お前なんて事してくれたんだ!すいません。
でもどうしてあんな情報が…?立ち飲み屋でお前の友達の元下着泥棒が捜査一課の刑事から極秘任務を請け負ったって自慢してるのを居合わせたテレビ局員が聞いたんだとさ!おデブな刑事が俺に泣きついてきやがってよ。
極秘任務だよ極秘任務!すごいね〜!極秘任務…!?あいつ…!おデブな刑事。
僕です。
脇が甘いんだよ!すいません。
課長は?
(千夏)今刑事部長に呼び出されました。
えっ!?おいどこ行くんだ?謝りに行って来ます。
余計な事すんな!まだ錦織課長を追い詰めるつもりか!どうしてですか!僕がミスしたんですから僕が刑事部長に謝罪するのが…。
それが組織ってもんなんだよ!花沢さんのミスは全て錦織課長のミスになるんです。
(元村)犯人逮捕に手間取っているだけでも由々しき事態であるのにそれに輪をかけてこの失態。
部下の管理は君の責任だぞ。
申し訳ありません。
(元村)しかもあの花沢ならなおさらだ。
彼は君が必ず役に立つからと言って周囲の反対を押し切って強引に捜査一課に引き上げた。
何かあったら責任を取ると言ったはずだ。
おっしゃるとおりです。
今週いっぱい。
あと3日で答えを出せ。
答えが出なければ来週の月曜には新人事を発表する。
君の肩書きも含めてだ。
はい。
(ドアの開閉音)申し訳ありません。
すいません。
あなたたちみんな寝てるの?寝てる場合じゃありませんので。
今日はみんな帰りましょう。
帰って自分のベッドで少しでも寝て頭をすっきりさせる。
そしてまた明日から頑張りましょう。
課長も今日は帰って1時間でも寝てください。
私はそうはいかないわ。
誰?これひどい…。
ひと晩休めば治ります。
課長まだお若いですし。
え?え?
(鈴春)あら!あらあらあら!人相最悪。
今夜は何をしはってもあきまへんえ。
大きなお世話よ。
あったかいお鍋でもお食べやしたら運も変わりますえ。
(ため息)1000円。
(藤原あかね)おいでやす…。
(あかね)どうぞ。
(玲子)えっと…。
胃にやさしゅうて元気が出るお鍋どすな?ありがとうございます。
(あかね)おまっとうさん。
あさりとお大根と京せり。
あっ初めにおだしそれから京せりを召し上がっておくれやす。
ええ。
美味しそう。
あー…生き返った。
あー…。
(河原渉)玲子。
えっ…!?河原君!?久しぶり。
本当…え…どうしたの?フフッ…。
テレビ見たよ。
京都府警初の女性捜査一課長。
すごいよな玲子は。
今や風前の灯火だけど…。
例の事件か?うん。
いや…お知り合いどすか?大学の時の…。
半年ぐらい付き合ったかな。
あー悲しいね。
2年だよ。
エヘヘッそうだっけ?あの時は男を見る目がなかったのね。
だね!
(玲子)アハッ…。
このお店常連さんなの?うん…そんな感じ。
ん?何?その手の話はうちとこでは禁止どす。
え?女の人生はひと言では言われしまへん。
このお人刑事さんどすし。
ああ…。
そういう事ですか。
美味しいでしょ?ここの小鍋。
ああ。
体中にしみわたるよ。
うん…しみわたるね。
お疲れどすねんなお二人とも。
(河原・玲子)ええ…。
アハハッ…!
(河原と玲子の笑い声)疲れたら休め。
彼らもそう遠くまでは行くまいってね。
(河原)大丈夫か?
(玲子)何が?
(河原)捜査一課長さ。
(玲子)女だてらに務まるかっていう事?
(河原)うん。
現場に出るとやっぱり男社会だろうしな。
そうね…。
負けるもんかって意地張ってやってるわ。
ふーん。
例えば今好きな男に仕事も全部辞めて田舎でゆっくり暮らさないかって言われたら玲子ならどうする?それは無理。
ここまで来ちゃうと背負ってるものがたくさんありすぎて身勝手に捨てるわけにはいかないし…。
でも無理すんなよ。
玲子は男っぽく見えて意外に女だったりするからな。
傷つきやすいし。
え?そっか私傷つきやすいのか…。
頑張りすぎないでほしい。
それが昔の男の願いだ。
ありがとう。
河原君は?会社の方は順調?年商20億とか30億とか聞いてるけどすごいわね。
あれ去年倒産した。
そうなんだ…。
あれから人生観が変わった。
そう…。
玲子結婚は?一度。
でもいい妻にはなれなかった。
河原君は?同じだ。
夫失格。
フッ…でも当時は仕事の方が楽しかった。
うん…。
なあ玲子。
愛される自信って持った事あるか?えっ!?どうしたの?若者みたいな事言って…。
だよな?ハハハッ…じゃあ今のはなし。
どっち?私のうちこっちだけど。
ん…。
じゃあ俺は…こっちにするかな。
こっちにするかなってそんなにたくさん帰るところあるわけ?まあな。
そう…。
じゃあおやすみ。
おやすみ。
(携帯電話)
(玲子)はい錦織。
(千夏)「おはようございます権田です。
殺人事件発生です」
(千夏)おはようございます。
被害者はまさかまた…。
いえ違います。
男性です。
(玲子)そう…。
なんとかしろ!あの相撲部屋!いや僕が押し出せるわけないじゃないですか!おいおい何やってんだ!木内っちゃんガイシャの携帯ありませんでした?携帯?この辺りには落ちてないぞ。
(刑事)お疲れさまです。
(刑事たち)お疲れさまです。
(林・鬼久保)お疲れさまです。
(河原の声)玲子久しぶり。
刃物で腹部を何度か刺されて死亡しています。
死亡推定時刻は昨夜0時前後。
所持していた免許証によるとガイシャは河原渉。
住所は京都市北区松ヶ根町。
午後11時すぎにガイシャらしき男が中年の女性と肩を並べて歩いていたという目撃情報がありましたのでその女性を捜してみます。
その必要はないわ。
どうしてですか?その女性は私。
え?「河原・三田村」…?
(チャイム)「はい」すいません。
京都府警の者ですが…。
「こんな捜査で犯人を逮捕出来るのでしょうか?」三田村薫…。
こちら河原渉さんのお宅ではありませんか?そうですが?失礼ですが河原さんとはどういう…?河原がどうしたんですか?今朝方中加茂神社の石段で何者かに殺害されているのが発見されました。
それで犯人は捕まったの?現在捜査中です。
こちらにはいわゆる同棲ですか?金銭目当ての犯行?それとも何かの怨恨?それはまだ…。
河原さんはITの会社を経営なさっていて去年倒産したとお伺いしたんですが今は何をなさって…。
女は?女…?調べてないの?まだご遺体が発見されたばかりですので…。
ハッ…さすが京都府警ね。
優雅な仕事ぶりだわ。
河原さんに親しい女性がいたという事でしょうか?園の「りりあん」ってお店のあゆみって子。
りりあんのあゆみさん…。
今の河原が入れ揚げるような子だから大した女じゃないと思うけど…。
随分と失礼な言い方をされるんですね。
連続暴行殺人事件の犯人は捕まらないわまた新たな殺人事件が起きるわ…。
京都も物騒になったものね。
(玲子)あっ鬼久保さんちょうど来てもらいたかったところ。
一係は連続暴行殺人犯の捜査に専念して頂けるかしら。
河原渉の方は三係に任せよう…。
今刑事部長の許可を取って来ました。
許可?なんの?林錦織課長を取調室にご案内しろ!私…!?
(松山あゆみ)河原さんの事ね…。
ご存じですか?さっきニュースで…。
河原さんはよくこちらへ?ほとんど毎晩来てたわ。
ゆうべはどうでしたか?今から行くって電話があったからずっと待ってたんだけど。
それ何時頃ですか?
(あゆみ)「11時21分」着信。
その電話河原さんの携帯からですか?そうよ。
失礼ですが河原さんとは個人的にも親しいご関係だったんでしょうか?だったら何よ。
河原さん何かトラブルに巻き込まれていたような事は?刑事さん。
河原さん殺した犯人あの女よ。
あの女?三田村薫。
どうしてそう思うんですか?会社潰れてから河原さんの悩みの種って言ったらあの女の事しかないから。
錦織課長が取調室へ連れて行かれました。
何?取調室?河原さんと最後に会っていたのは錦織課長だろうって鬼久保警部が…。
あのおっさん…!そこをどけ。
誰も入れるなと鬼久保警部の命令です。
捜査一課長を被疑者扱いか?誰であろうと容疑がある人間を取り調べるのは警察官の権利と義務です。
もうわかった。
だったらあのおっさんにこう伝えとけ。
おっさん!?錦織課長がシロだったら始末書書かせて北極の交番に送ってやるってな!
(戸が開く音)課長。
(千夏)課長!頭に来た!あんたたち!連続暴行殺人犯と河原渉殺害の犯人両方特別班で逮捕するわよ!
(3人)はい!手がかりは!はい!河原さんは同棲相手の三田村薫の事で相当悩んでいたそうです。
三田村薫のアリバイは?ありません。
ニュース番組の出演を終え夜10時過ぎにはテレビ局を出ています。
でもまさかあんな有名人が…?
(玲子)捜査に余談は禁物よ。
他には?携帯がないんですよね。
携帯!?はい。
河原さんの。
午後11時21分にはりりあんのあゆみっていう子にかけてるんですけどね。
なんらかの理由で犯人が持って行ったんじゃないかと…。
木内っちゃんそれ微妙。
どうして?権ちゃん現場の写真広げてくれる?はい。
課長見てください。
河原さんの物だと思われる財布キーケースハンカチ。
これが全部外に出されていたんです。
それからポケットに微量の血痕が付着していたんです。
犯人が河原さん刺したあとポケット探って携帯探したって事?そうです。
だから犯人が持って行ったんじゃないのかな?でも全部のポケットに血痕が付着してたんですよ。
いやだから…なんだ?河原さんの背広とズボンのポケットを全部合わせると9個です。
犯人はその9個のポケットを全部探したんです。
つまり8個目のポケットまでは携帯はなかった。
そうか。
9個目のポケットに携帯が入っていた確率は9分の1。
約11.1パーセント。
つまり逆に携帯を見つけられなかった確率は残りの88.9パーセント。
そうです。
だからそこには携帯はなかったんじゃないでしょうか。
でもどうして犯人はそうまでして河原さんの携帯探したのかしら。
着信履歴送信履歴メール。
犯人に都合の悪い何かが残っていた…。
探して!
(3人)はい!小鍋屋さんを出て錦織課長が河原さんと別れたのがここ。
そこからこの神社までの道はおおまかに3ルート。
じゃあ手分けして探しましょう。
僕こっち行きます。
じゃあ俺はこっち。
ああっすみません。
携帯落ちてませんでした?ああ…すみません。
木内っちゃん権ちゃんこれ。
血痕?ああすぐに鑑識を。
河原さんがここで刺されたとすると…。
ああ〜っ…。
本当にあるのか?こんなところに。
探すにしたって3人だけじゃ…。
(梨田)おまわりさん何やってるんですか?刑事だ!梨田!お前よくもぺらぺら喋ってくれたな!すいません。
あいつがテレビ局の人だなんて知らなくて。
クビになったらおまえのせいだからな!一生つきまとってやるぞ。
勘弁してくださいよ。
その代わり僕手伝いますんで。
え?何やってるんですか?携帯探してるんだよ。
携帯!?こんなとこで落としちゃったんですか?いや俺じゃない。
本当ドジですねえ。
俺じゃないっつってんだよ。
(佐智絵)おまわりさん!何やってるんですか?…刑事です!
(チャイム)ご存じでしょうが京都府警捜査一課長錦織玲子です。
今日は警察官としてではなく河原さんの昔の知り合いとして伺いました。
私の事が不愉快だったんじゃないでしょうか彼は。
あなたがニュースキャスターとして不動の地位を築いているからですか?あなたも捜査一課長ならわかるでしょ?女がその仕事で昇り詰めても実は誰も祝福なんかしてない。
一緒に住んでる男でさえもね。
私も初の女性捜査一課長だなんてちやほやされるのはとてもつらかった。
頑張れば頑張るほど女だてらに所詮は女だって陰口をたたかれる。
それとどうやって戦って行こうかそればっかりを考えていました。
あの晩河原さんがこう言ったんです。
「会社の倒産と共に人生観が変わった」。
「例えば好きな男に仕事も全部辞めて田舎でゆっくり暮らさないかって言われたらどうする?」それ聞いて私目が覚めたんです。
私はなんてばかばかしい事と戦っていたのか。
私が警察官としてやるべき事はなんなのか。
その原点だけを見ていればいいんじゃないか。
河原さんに教わったんです。
それから最後に言ってました。
「愛される自信を持った事はあるか?」って。
愛される自信…?彼は社会の第一線を退いた事であなたに失望される事を恐れていた。
あなたを愛していたからじゃないでしょうか。
それをどうしてもあなたに伝えたくて。
(女性)おまわりさん!何してるの?ごめんね手伝ってもらえる?おまわりさん俺たちが絶対見つけてやるからな。
すみません。
ああ。
ねえおまわりさん携帯何色?まだわからないです。
ああ…。
刑事です。
(佐智絵)おまわりさんおなか空かない?
(和美)ハンバーガー差し入れしようかおまわりさん。
刑事です。
みんな交番時代の知り合い?みたいだな。
おまわりさんって言ってるし。
おまわりさーん!だから…。
携帯ここに!何!?あっ!触るな!間違いない。
やった…。
やったー!やったー!
(拍手と歓声)皆さん本当にありがとうございました!
(拍手)河原さんの携帯に入っていた写真です。
このスニーカー…。
連続暴行殺人犯…。
って事は…。
河原さんは私と別れたあと連続暴行殺人犯に遭遇した。
そして…。
何してんだ?お前まさか…!?待て!この野郎…!あっ!!うぅ…。
(カメラのシャッター音)この野郎…!あぁっ!!あぁ…クッソ!クッソ!同一犯だったんですね。
でもこの写真でわかるかな?ぼけてるからなあ…。
目の前にでもいれば見比べられるんだろうが…。
(携帯電話)なんだ?アラーム設定かな?
(携帯電話)
(千夏)「PM8時58分」毎日鳴るよう設定されています。
午後8時58分…。
毎日…。
おはようございます。
昨日河原さんの携帯電話が発見されました。
午後8時58分に毎日アラームが鳴るように設定されていました。
8時58分?毎日です。
河原さんの携帯はワンセグでテレビを見る事が出来ます。
わかりますよね?河原さんは毎晩どこにいても午後9時から始まるあなたのニュース番組をワンセグで見られるようにその2分前にアラームを設定していたんです。
あなたは河原さんにそんなに愛されていたんです。
だからもう…あんなふうに河原さんを冷たく言うのはやめてください。
聞いていて僕はとても悲しかった。
あなたが疑っていた園のバーの女性も一方的に河原さんのファンだっただけです。
ひとつお願いがあります。
なんでしょう?僕と三田村さんだけの永遠の秘密です。
守って頂けますか?「こんばんは三田村薫です」「京都中を震撼させている連続暴行殺人事件の捜査が大きな進展を見せています」「こちらの2枚の写真をご覧ください」「赤と金のラインの入った黒のスニーカー」「そしてこの男性が犯人に関する重要な情報を持っているとみて警察は全力を挙げてこの男性の所在を捜しています」「この写真から男性の年齢は20代半ば…」花沢ー!!僕は知りません。
あんたしかこんな事やる人いないのよ!いえそんな…。
木内!あんた知ってたの?いえ僕は何も…。
まさか権田あんたもグルなの!?いいえ!!ったく…!!でも三田村薫さんはこの男が犯人だなんて言ってませんしもし何か情報があったらいいなって…。
おだまり!!すいません。
「もう一度この写真をご覧ください」「この特徴あるスニーカーそしてこの男性に心当たりのある方は110番通報するか最寄りの警察署に連絡をください。
なんだよ!?何見てんだよ…。
なんだよ?おい!なんだよ!?はぁ…。
(戸の開く音)おいでやす。
どうぞ。
はい。
あの…。
(あかね)同じもんでよろしゅうおすね?え?河原さんと。
はい…。
(あかね)お待っとおさん。
(あかね)アイナメとねぎと生麩どす。
いただきます。
ごめんくださーい。
(木内かなえ)花ちゃんだ。
(木内こずえ)お帰りなさい。
(木内さちえ)パパ花ちゃん来たよ。
パパただいま!
(かなえ)上がって。
いいの?いいの?
(木内菜穂子)花沢さんいらっしゃい。
どうぞ。
お邪魔します。
あ…こっち?
(かなえ)花ちゃん座ってください。
ありがとありがとう。
よいしょー。
今日ねパパね課長さんに叱られたんだよ。
本当?パパ何しちゃったの?でも逮捕されなくてよかったね。
でもねえギリギリだったんだよ。
ギリギリ?大丈夫?なんかあったの!?ご心配なく。
木内っちゃんは考えただけでやったのは僕ですから。
花沢お前なあ!あれ?パパに怒られちゃった…。
今日ハンバーグだよ。
ハンバーグ?やった−!話題変え上手。
「こんばんは三田村薫です」「人々を恐怖に陥れていた連続暴行殺人事件の容疑者が逮捕されました」「京都府警初の女性捜査一課長の執念の捜査が実ったのです」「警察は時に非難の対象になりますがその中で懸命な捜査を続けている事に心より感謝したいと思います」2014/04/03(木) 15:05〜16:00
ABCテレビ1
刑事110キロ[再][字]
「型破り刑事の大失態 京都の街を巻き込む禁断の捜査!!」
詳細情報
◇番組内容
京都の町で人気のおまわりさんが、ある日突然、刑事に!?石塚英彦が、20年の交番勤務で培った洞察力と人間観察力を生かして難事件に挑む、“規格外”の刑事を演じる!
◇出演者
花沢太郎…石塚英彦
木内光義…中村俊介
権田千夏…星野真里
鬼久保巌…石丸謙二郎
林弘太郎…陳内将
鈴春…石井トミコ
木内菜穂子…井上和香
白石あかね…竹下景子
錦織玲子…高畑淳子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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