復旧作業を進めています。
以上、中継でした。
イケてるメンズがそろいにそろった魅惑の全寮制男子校桜咲学園。
そこにアメリカから転校生がやってきた。
名前は芦屋瑞稀。
性別は女
(関目)ビッグニュース。
新しい先生が来るって。
(生徒たち)よっしゃー!
(中津)はい皆の衆皆の衆!とにかくやることは分かってますか!?
(生徒たち)おう!・
(猿渡)アテンションプリーズ。
アテンションプリーズ。
えー。
あっそこ座って。
吉岡先生が産休のためしばらくお休みします。
今日から新しい先生が皆さんの担任を受け持ちます。
(生徒たち)はい!
(猿渡)北浜先生どうぞ。
(生徒たち)おーい。
おおーっ。
(中津)イケメンじゃねえ?
(生徒たち)おーい。
(中津)あっ。
っていうか何で男の吉岡が産休なんですか?
(猿渡)育児休暇といいますか。
(嵯峨)そんなんで休めんの?
(猿渡)うちは自由な校風ですので。
…と?
(生徒たち)校長先生がおっしゃってました。
ザッツライト!
(生徒たちの笑い声)
(生徒たちの騒ぎ声)
(北浜)わたしはこういった茶番を認めるほど寛大じゃない。
今後このようなことがあったら停学処分を下す。
あうっ!何すんの?あっ。
(生徒たちの笑い声)誰だ?こんな低レベルないたずらをたくらんだヤツは。
(中津)はーっ。
シャレが通じないお方ですなぁ。
君名前は?「燃える若獅子」の異名を取るサッカー小僧中津秀一でい!夢はもちろん日本代表ワールドカップ出場!
(生徒たち)ジョウ!
(中津)サンキューエブリバディ!よく覚えておこう。
(生徒たち)KYDJ新任教師!
(猿渡)北浜先生!
(萱島)波乱の幕開けって感じだねえ。
・
(ギターの演奏)
(中津)あれ?難波先輩。
何やってんすか?あしたからテストですよ〜。
(難波)俺たちはすでに先のことを見越してんだぁ!
(瑞稀)先のこと?さあ。
・
(姫島)・「テストが終わったら〜わたしの美声に酔いしれる」・
(天王寺)セイヤ!
(第一寮生たち)セイヤ!セイヤセイヤセイヤ!
(天王寺)そんなおかしなポージングよりな俺の熱き魂の叫びを聴けー!
(姫島)うるせえ!
(天王寺)そしてくれぇ!今度は何だよ?さあー。
・
(猿渡)ハーイハイハイ。
ハハイハイハイ!ハハイハイハイハイ!
(天王寺)おう…。
(猿渡)楽しい打ち上げを思えばつらいテストも乗り切れる。
(寮生たち)イエス!打ち上げ?「桜咲学園定期テスト打ち上げライブ」!
(寮生たち)イエーイ!ライブ?ハイハイ。
(天王寺)おう…。
なおいちばん盛り上がった寮には食券を1年分プレゼントします。
(寮生たちの歓声)マジかよ。
やべぇー!セイヤ!セイヤ!みんな勉強しようよ…。
(中津)なあなあ。
瑞稀瑞稀。
ここ教えて。
ここ。
ここ。
ここ。
この足利の…。
お前近ぇよ。
バカ。
お前あれだぞお前。
勉強はスキンシップが大切なんだぞ。
そんなの聞いたことねえし。
だからこれ。
この足利の…。
ねっ。
この…。
あっ。
おかえり。
(佐野)おう。
部活やんのうれしいけどさ勉強大丈夫なのか?だよなぁ。
世の中なバランスが大切なんだぞ。
このハイジャンバカ。
こことここ間違ってんぞ。
(中津)えっ!?ちょっ…どこ?どこ?
(佐野)「ひとみさわやか尊氏開幕」1338年足利尊氏征夷大将軍就任。
「ひ…と…みさわやか」?俺は瑞稀のことが好きだあっ!
(中津)バカお前!寝てねえよ!もうめちゃめちゃ元気だっつうんだよ。
何してんだよお前。
めちゃめちゃ元気だよ。
めちゃめちゃ…。
(佐野と瑞稀の笑い声)こいつ早く帰んねえかなぁ。
(嵐山・淀屋橋)定期テスト1日目!
(関目)はい。
はい。
(中津)おっやべえ!満点取ったらどうしよう。
(佐野)ほとんど寝てただろう。
(中津)寝てねえよ。
では始め。
何だこれは?カンニングだな。
いや…。
知らねえよこんなの!訳はあとで聞こう。
テストが終わったら生徒指導室に来るように。
ふざけんなよ。
中津…。
(中津)さっきから言ってるでしょ。
まったくの誤解だって!ならこのカンニングペーパーはどう説明してくれるんだ?だからそれは…。
し…知らない間に紛れ込んでたんです。
そんな言い訳が通用すると思ってるのか?
(猿渡)まあ北浜先生。
大事なテスト期間中ということですし真偽は保留ということでいかがでしょうか。
分かりました。
じゃあもう今日は帰っていいよ。
(中津)はい。
これで済むと思うなよ。
(瑞稀)中津!どうだった?
(生徒たち)おう。
(嵯峨)身の潔白は証明できたんだろうな?
(関目)何だったら俺たちが北浜に言ってあげるよ。
お前ら…。
ほらよ劣等生。
佐野が中津のためにあしたの物理まとめてくれたんだ。
佐野…。
(佐野)今日のことは気にすんな。
泣いてもいいですか?
(佐野)嫌だ。
もう遅い。
(中津の泣き声)
(生徒たちの笑い声)
(中央)遅いなぁ。
遅いなぁ!もしかして中央も中津のことを?違うよぅ。
違う。
ただその…。
打ち上げの出し物を決めていないから。
ありがとな。
(ぶつかる音)
(男)ううっ…。
・
(ノック)
(梅田)失礼します。
ああ北浜先生。
はじめまして。
校医の梅田です。
噂どおりかっこいい。
ホレてしまいそうだ。
(北浜)うっ!わたしはそっちの趣味はないんで。
それは残念。
ちょっと失礼。
ああやっぱり。
曇ってる。
先生。
こんな眼鏡かけてたんじゃヤツらの本当の姿は見られませんよ。
(梅田)失礼。
・『イケナイ太陽』
(第一寮生たち)セイヤ!セイヤ!セイヤセイヤセイヤ!
(第一寮生たち)・「男は〜」
(地響き)
(難波)ジャイアンのリサイタルよりひどいな。
(第一寮生たち)・「祭りを〜」
(中央)松井のマネだね。
もしかして「マツリ」と「マツイ」?
(天王寺)ちょっと待て!待て!おい!祭りなのにおかしいだろ!おい貸せ!もっとなバッドのヘッドをスムーズにしないと松井感が出ないだろう。
(第一寮生たち)押忍!
(第三寮生たち)・「あるひ」
(姫島)・「もりのなか」
(第三寮生たち)・「もりのなか」
(姫島)・「くまさんに」
(第三寮生たち)・「くまさんに」
(姫島)・「であった」
(第三寮生たち)・「であった」オペラって…輪唱じゃねえかよ。
(姫島)・「くまさんの」
(第三寮生たち)・「くまさんの」
(姫島)・「いうことにゃ」
(第三寮生たち)・「いうことにゃ」
(一同)・「おじょうさんおにげなさい」輪唱が合唱になっちゃったね。
(姫島)ストップストップストップストーップ!みんな違うでしょう!くまさんに出会った感じがない。
(高井田)大したことないっすね!
(難波)だろ?俺たち自分のやりてえことやりゃ勝てるんだよ。
(関目)じゃあ何やりますか?
(寮生たち)え〜…。
・『パラダイス銀河』
(中央)アイドルメドレー!
(寮生たち)・「ようこそここへ遊ぼうよパラダイス」・「胸の林檎むいて」・「大人は見えないしゃかりきコロンブス」
(寮生たち)おい何やってんだ?おいダメだ。
・「ようこそここへ遊ぼうよパラダイス」
(嵐山・淀屋橋)どうもどうもどうも。
(嵐山)チェリーパイはさ。
(淀屋橋)欧米か!
(京橋・関目)・「セイホー?セイホー?」
(難波)もうどれもパッとしねえな!
(関目)・「モジャモジャテンパだよイエイ!」
(京橋)・「チャイムじゃないよライム…」
(瑞稀)ロケンロール…。
よろしく。
・『止まらないHa〜Ha』
(寮生たち)ハイ!ハイ!ハイ!
(難波)わーいいじゃんバンド!モテそうだしよ!じゃあバンドで決まり?
(関目)決まり!
(寮生たちの歓声)中津も一緒じゃなきゃ俺も楽しくないぜ。
おう!
(中津・瑞稀)・「乗ってくれ」
(寮生たち)・「Ha〜Ha」
(中津・瑞稀)・「Rock’nRollNight」
(寮生たち)・「Ha〜Ha」
(中津・瑞稀)・「Feelin’comes」・「Feelin’comes…Feelin’comeToMe」
(寮生たち)イエーイ!
(中津)《「中津も一緒じゃなきゃ俺も楽しくないぜ」間違いねえ。
瑞稀の心は確実に俺へと動いてる。
カミングアウトしてはや数週間。
今や俺は「ホモセクシャル」という言葉に対して何の抵抗も持たなくなっている。
いや。
むしろ性別を超越した恋愛の形にある種の誇りさえ抱き始めてる。
瑞稀もあとひと押しすれば禁断の恋に目覚めてくれるはず。
イケイケゴーゴー!俺ゴーゴー!》
(中津)うっ!中津?あっ佐野。
中津が…。
寝たんだろ。
えっ?全然眠そうじゃなかったけど…。
(佐野)ほら。
早く勉強続けろ。
(嵐山・淀屋橋)定期テスト最終日!
(チャイム)
(生徒たち)ああ終わったぁ。
さあ取り調べの続きをやろうか。
少年A君。
だから俺やってねえっつってんだろ。
生徒指導室で話を聞こう。
中津。
おう。
心配すんな。
(明石)あいつホントはやったんじゃねえか?
(北花田)いやそりゃそうでしょう。
じゃなきゃ二度も呼び出されねえ。
(嵯峨)何だとこら!
(関目)やめろって!
(生徒たちの争う声)
(明石)おい三寮。
何点だ?
(今宮)はぁ!?25点だけど?
(明石)バカ!俺さまは27点だ。
(生徒たちの笑い声)
(嵐山)どんぐりの背比べしてんじゃねえよ。
俺32点!
(明石)ぐわーっ!何かいつもと雰囲気違うね。
昨日の一件でさ各寮の仲が一気に悪くなっちゃったんだな。
(北花田)あっ。
おーいカンニング中津君。
君何点だった?
(関目)おい。
あっ…俺!?なんと0点でーす!学年最低おめでとう!さよなら!
(生徒たち)さよなら〜!
(北花田)一寮の勝ちだな。
(猿渡)「それではリハーサルを始めます。
まずは第一寮のスーパーライブ。
『まつり』です」
(天王寺)・「男は祭りをそうさかついで生きてきた」
(天王寺・第一寮生たち)セイヤセイヤセイヤ!
(天王寺)・「山の神海の神…」
(北浜)お前ら何やってんだ!?
(天王寺)『まつり』です。
何だその格好は?
(第一寮生たち)『まつり』です!
(猿渡)北浜先生。
今日は定期テストの打ち上げでして…。
打ち上げ?テストもろくにできなかったヤツらが?アイヤー。
(北浜)何なら彼らの点数を読み上げてもいいんですよ。
(猿渡)アイヤーアイヤー。
(天王寺)それだけはご勘弁を!
(北浜)だったら即刻中止だ!さっさと引き上げろ!
(天王寺)しかたあるまい。
行くぞ!
(第一寮生たち)はい!どうしてやめなきゃいけないんですか?君は確か難波南君。
あら?名前を覚えていただいて光栄です。
わたしのブラックリストに載ってるからな。
言っとくけど俺たちはあんたの奴隷じゃねえ。
やりたいようにやるんで。
どうしてもやりたいなら留年覚悟でやるんだな。
撤収!お前らモタモタすんな!撤収だ!北浜先生のおっしゃるとおりにしろい!・・
(前奏)
(姫島)・「あるひ」
(第三寮生たち)・「あるひ」
(姫島)・「もりのなか」
(第三寮生たち)・「もりのなか」
(姫島)・「くまさんに」
(第三寮生たち)・「くまさんに」
(姫島)・「であった」
(第三寮生たち)・「であった」
(姫島)・「くまさんの」
(第三寮生たち)・「くまさんの」
(姫島)・「いうことにゃ」
(第三寮生たち)・「いうことにゃ」
(姫島)アイヤ…。
んっ?あっ。
アハハハ…。
(秋葉)ねえ。
打ち上げ延期ってホント?
(梅田)ああ。
ある先公のお陰でなって…。
何でお前がいるんだよ!
(秋葉)わーっと…。
何でわたしがいるんでしょう?知るか。
お前専属カメラマンになれたんじゃないのか?
(秋葉)なれたよ。
(梅田)じゃあ何で…。
ライフワークとして撮りたいのよ。
この学園の生徒たちを。
何だと?
(秋葉)彼らの写真集を作る。
それをわたしの成長の記録にできればわたしもっと自分に自信がつくし励みになるし…。
でもあなたがそう仕向けたんじゃなーい。
触るんじゃねえよ。
(秋葉)ってことだからよろしくね。
(秋葉)あ〜…。
って早々毎回やられねえぞ。
(秋葉)すてき。
お前さライブいつやるか分かんねんだぞ。
(嵯峨)いいじゃん。
(中央)っていうかお前それは難波先輩のギターだろ。
触るなお前。
俺が言ってるのはそういうことじゃなくてさ。
(嵯峨)どういう意味だよじゃあ。
(中央)離せよ早く。
(嵯峨)練習してるだけだろ。
(中央)離してよ。
(嵯峨)返せよ。
(中央)離して…。
(嵯峨)あっ。
な…何すんだよ?
(中央・嵯峨)わーっ。
ギターなんかやってる暇があったら勉強しろ!お前らはわたしに従ってればいいんだ!
(佐野)ったく何柄にもなく一人でしょい込んでんだよ。
(中津)いや…。
何の話だよ。
(佐野)とぼけんなよ。
こういうときの…ダチじゃねえのかよ。
(佐野)北浜と何があった?
(北浜)中津。
いいかげんに意地を張るのはやめろ。
その反省文に一筆書け。
「わたしがやりました」ってな俺はやってないお前試合に出たくないのか?えっ?このままだとお前は停学処分になってサッカー部は責任を取って来週の大会を出場辞退せざるを得なくなるそんな…嫌だろ?だったら素直に認めろ。
そうすれば試合には出してやるあの野郎…。
あいつは最初から俺のことなんて信じてなかったんだ。
許せねえ。
瑞稀。
俺校長に掛け合ってみる。
いいんだ。
えっ?反省文に一筆書きゃ済む問題だ。
何言ってんだよ!俺がサインすればサッカー部は地区予選に出られる。
安いもんだろ?お前それでいいのかよ。
言ったろ。
俺の夢はワールドカップ。
そのためならいくらでも歯食いしばれる。
中津…。
それにお前らが信じてくれてる。
(天王寺)・「男は祭りをそうさかついで生きてきた」
(姫島)こんなところで練習してよっぽど寮生に見られたくないんでしょうね。
・「山の神」
(難波)前は聴けたもんじゃなかったのに。
わたしほど天才ではないから努力したんでしょう。
お前たちも輪唱うまくいくようになったんだって?えっ?な…何を言ってるんですか?わたしたちは初めからパーフェクトです。
(難波)このまま中止になったら報われねえよな。
(天王寺)・「雪が舞う祭りだ祭りだ祭りだ豊年…」おっはよー!えっ?えっ?ええーっ!
(関目)出待ち誰もいないっすよ先輩。
何でだよカモメ!
(関目)「関目」だよ!
(教師)だーっ!
(うぐいす)何するんですか!やめて…。
やめて…。
(教師)違うの違うの。
ごめんね。
(女子高生)やめてください!
(教師)違うんだ違うんだ。
(ひばり)出待ち禁止ってどういうことですか!?君たちは?
(ひばり)ブロッサム学園。
花屋敷ひばりwith…。
(ひばり4)ひばり4!以前から出待ちは騒音やゴミの不始末など苦情が相次いでいた。
それについてはどう対処する?
(樹理)それは…。
(ひばり)それについてはきちんとこちらで考えます。
わたしたちは桜咲学園の皆さまに快適なスクールライフを送っていただくことが使命なんです。
快適なスクールライフとは彼らが学業に専念できる環境をつくってあげることじゃないのか?君たちが言ってるのはただの奇弁だ。
彼らのことを本当に思ってるなら何もしないでくれ。
・
(難波)気にしなくていいよ。
(ひばり)難波さま。
またすぐに元どおりになるから。
その髪少し短くしてきなさい。
人の外見で中身を判断するなんてずいぶん幼稚な発想をお持ちなんですね。
アハハ…。
何?
(難波)先生モテなかったでしょ?こんな横暴いつまでも許されると思わないでくださいね。
行くぞ関目。
(関目)はい。
(弟)兄貴は間違ってるよようやくサインする気になったか。
おい中津やめろ。
こんなの間違ってるよ!先生がしてることは指導じゃない。
教師っていう権力を振りかざして生徒をいじめてるだけだろ!ずいぶん威勢がいいな。
瑞稀もういいんだ。
よくねえよ!人の弱みにつけ込むなんて教師のすることじゃねえだろ!お前脱げ。
はっ?お前みたいな力の弱そうな不良はなナイフを隠し持っていてもおかしくないからな。
何言ってんだよ。
その顔を見るとあながち見当外れでもなさそうだな。
そうじゃなくて…。
早くしろ。
早く脱げ。
早くするんだ!離せよ!やめろって…。
(北浜)早く脱げ!ナイフなんか持ってねえよ!
(北浜)言うこと聞くんだ!こら!やめろよ!離せよ!ふざけんじゃねえよ!教師に暴力行為。
停学決定だな。
よっ。
(中央)あっ難波先輩!北浜のことでちょっとな。
(萱島)何で先輩が北浜を?それがよ3年でも北浜に目ぇつけられたヤツらが何人かいてよ。
まあ中津を見せしめにしてそいつらを締め上げるつもりらしいんだ。
何でそんなことを…。
・
(関目)みんな!みんな!みんなみんな…。
中津が停学だって。
(生徒たち)えっ?何でだよ?佐野…。
実は…。
俺のせいで中津が…。
関目から聞いた。
お前が行ってなかったら俺が北浜んとこ行ってた。
お前のせいじゃねえって。
だからそんな顔すんなよ。
お前が笑ってなきゃ中津がもっとつらくなる。
そうだよな。
ありがと。
気にすんな。
おう…。
(梅田)どうした?北浜について何か知りませんか?知ってるよ。
いい男だってことだけはな。
・
(秋葉)き…北浜昇って北浜昇ってこと?なあお前のお陰で俺のほっぺは3日前までこぶとりじいさんだったんだぞ。
(秋葉)痛い。
(佐野)知ってるんすか?もちろん!だって同級生だもん。
えっ…。
(秋葉)フフ。
停学かぁ…。
サッカー部のヤツらに悪いことしたなぁ。
・
(足音)芦屋が北浜に中津の停学取り消してもらうって。
えっ?
(萱島)生徒指導室で北浜に頼み込むつもりだって。
お願いします!中津の停学を取り下げてください。
無理な相談だな。
中津は本気でサッカーやってるんです。
今度の大会も絶対に全国行くんだって言って必死で練習して…。
だったら…。
お前が停学になるか?瑞稀やめろ!
(京橋)サッカーまで引き合いに出しやがってもう許せねえ!
(野江)みんなで北浜んとこ乗り込もうぜ!・
(大国町)遅えんだよ。
お前たちだけにいい格好させるわけにはいかねえ。
・
(八尾)ちょっと待てよ。
俺たちも連れてけよ。
・
(難波)生き急いでんじゃねえぞ!
(関目)花桜会…。
花桜会…。
って何ですか?生徒代表として先生と互角に渡り合える権限を持つうちの生徒会だよ。
俺たちが話をつける。
俺が…。
俺が停学になってもかまいません。
バカ言うな。
(猿渡)何事ですか?花桜会…結成したんですね?
(難波)中津の停学を取り消してください。
ダメなら…。
桜咲学園全生徒は本日をもって退学します。
(猿渡)何ですって!?
(天王寺)これは生徒全員の退学届です。
それがどうした?
(姫島)わたしたちは本気です。
寮長…。
わたしは間違っていない。
わたしたちが管理してやらないとお前らはすぐに脇道にそれるだろう?くだらないことにあこがれて失望して野たれ死ぬのがオチじゃないか。
俺たちはあんたの弟じゃない。
(猿渡)先生。
本当に中津秀一は暴力を振るったんですか?
(第一寮生)さあ行くぞー!
(第一寮生たち)セイ!セイ!セイ!ウーハ!セイ!セイ!セイ!ウーハ!セイ!セイ!セイ!ウーハ!
(弟)兄貴は間違ってるよ
(瑞稀)こんなの間違ってるよ!先生がしてることは指導じゃない。
教師っていう権力を振りかざして生徒をいじめてるだけだろ!人の弱みにつけ込むなんて教師のすることじゃねえだろ!わたしの思い過ごしだったのかもしれません。
えっ?カンニングの件も彼の主張を認めます。
(難波)これで一件落着ってわけですか?やったな中津。
俺サッカーの大会…。
出られるんだよ。
カンニングもしてねえんだよ!そっか…。
よかった。
ホントよかったぁー!
(第一寮生たち)セイ!セイ!セイ!ウーハ!セイ!セイ!
(三人)セイウーハ!
(寮生たち)セイ!セイ!セイ!ウーハ!セイ!セイ!セイ!ウーハ!セイ!セイ!
(瑞稀)なあ北浜の弟って?
(佐野)北浜の弟は高校んときにナイフで刺されて亡くなったんだ。
えっ?どうして?・
(北浜)不良のケンカに巻き込まれたんだ。
北浜先生…。
誰から聞いた?
(佐野)あなたの同級生から。
(北浜)年の離れた弟は甘やかされて育ったせいかわたしの言うことなどまるで聞かない不良になった。
その勢いでバンドを始めてわたしの反対などおかまいなしに毎晩ライブハウスに通い詰めて…。
わたしが教職に就いたころライブハウスで起きたもめ事に巻き込まれて命を落としたんだ。
君の言うとおりかもしれないな。
いつしかわたしは生徒に弟の影を重ねていたのかもしれない。
教師失格だな。
中津に「悪かった」と伝えといてくれ。
あいつホントはそんなに悪いヤツじゃないのかもな。
ああ。
あーあ。
まあでもホントよかったな。
これで中津も前みたいに笑ってくれるよな。
多分な。
あっそうだ。
今のこと中津に教えてくるわ。
もう少しいろよ。
おう。
俺練習行くわ。
ライブ頑張れよ。
瑞稀。
おう…。
えっ?今何て言った?「頑張れよ瑞稀」「瑞稀」?「瑞稀」って言った?ちょっといいですか?
(歓声)
(猿渡)「さあでは二寮の登場です」
(歓声)
(猿渡)「どうぞ!」
(中津)「あーあー。
テストテスト…あーあーああー」「俺たちは何にも考えないで脇道へそれたりくだらないことにあこがれてるわけじゃない。
それなりにちゃんと意味があってそこに行き着いたってことを分かってほしいです」
(中津)「それが俺たちの青春みたいな?なんちゃって。
ああもうとにかく今日は盛り上がっていくんでよろしく!」
(歓声)
(関目・中津)・「イケナイ太陽」
(関目・中津)・「ABC続かない」・「そんなんじゃダメじゃない」・「だってココロの奥は違うんぢゃない」・「オレの青春そんなもんじゃない」「佐野!佐野!」
(関目)・「熱く奥で果てたいよきっとキミじゃなきゃやだよ」これこれ。
やっぱいい顔してるわ。
間違っていた。
もっと早くあの笑顔が掛けがえのないものだと気づけばよかった。
まだ遅くないんじゃないですか?えっ?
(神楽坂)調子はどうよ?どうせ標準記録は跳べても自己ベストには達してねえんだろう。
(神楽坂)だったらうちの強化合宿に参加しねえか?はっ?
(神楽坂)全国から有力選手が集まってくる。
お前の弟も来るぞ。
佐野?シャン…。
「瑞稀」だって〜。
ウフフッ。
あっ。
おっシャン…。
瑞稀が…女?・『PEACH』2014/04/03(木) 14:57〜15:53
関西テレビ1
花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜 #09[再][字]【小栗/斗真/水嶋ヒロ】
強敵現る!中津にカンニングの容疑をかける教師・北浜。中津は無実にも関わらず停学処分になり、学園は騒然となる。一方、ついに瑞稀の秘密がバレて・・・!?
詳細情報
番組内容
芦屋瑞稀(堀北真希)らのクラスに臨時教員の北浜昇(稲垣吾郎)がやってくる。生徒たちは手荒いいたずらで迎えるが、北浜は動じない。そして、問題を起こせば停学処分にすると宣言する。その冷徹な態度に、生徒たちもすっかりペースを狂わされてしまう。
瑞稀が、中津秀一(生田斗真)と部屋で勉強していると、佐野泉(小栗旬)が帰ってくる。高跳びに打ち込む佐野に、瑞稀はテストの勉強は大丈夫かと尋ねるが、
番組内容2
実は佐野は、瑞稀たちに勉強を教えるほど成績優秀。逆に、瑞稀と中津が勉強を教えてもらう羽目に。
翌日。いよいよ、テストが始まり、北浜が教室を見回り歩く。すると、中津の机で、解答用紙の下にもう一枚、紙があるのを北浜は見つける。中津は身に覚えがないと言うが、北浜は、カンニングだと断定。中津は、テスト終了後に呼び出されてしまう。
その夜、難波南(水嶋ヒロ)は生徒を集めて、テストの後に行われる
番組内容3
『桜咲学園定期テスト打ち上げライブ』について話し合う。
テスト終了後。中津は、北浜に再び事情聴取される。瑞稀は、食堂に生徒たちを集め、中津の無実を晴らすために協力してほしいと頼むが、逆に犯人探しの議論が勃発し、気まずい雰囲気に。
翌日、打ち上げライブのリハーサルを行っていると、北浜が現れリハーサルの中止を言い渡す。その強権ぶりに、生徒たちも、渋々従うしかない。
出演者
堀北真希
小栗旬
生田斗真
水嶋ヒロ
山本裕典
岡田将生
木村了
石垣佑磨
姜暢雄
城田優
岩佐真悠子
紺野まひる
上川隆也
稲垣吾郎(特別出演) ほか
原作・脚本
【原作】
「花ざかりの君たちへ」中条比紗也(白泉社「花とゆめ」)
【脚本】
武藤将吾
監督・演出
【企画】
後藤博幸
【プロデュース】
森安彩
【演出】
松田秀知
音楽
河野伸