きょうの健康 病気を予防したい!「脳卒中予防 10か条」 2014.04.02

(テーマ音楽)健康に役立つ確かな情報を分かりやすくお伝えします。
「きょうの健康」です。
今週お伝えしているのは「病気を予防したい!」です。
さまざまな病気の予防について今週取り上げていますが今日は3日目になりました。
テーマは…これだけ覚えていれば脳卒中は予防できるという10か条についてお伝えしていきますので是非覚えて頂きたいですね。
どんな10か条でしょうね。
それでは今日も分かりやすくお話をして頂く専門家をお迎えしております。
ご紹介致しましょう。
お迎え致しましたのは…日本脳卒中協会の理事もお務めです。
特に脳卒中の診断・治療がご専門です。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
脳卒中という病気は突然襲われるというイメージがありますから予防って可能なんでしょうか?できます。
できる?はい。
力強くおっしゃいましたね。
今日はそのために脳卒中協会が発表した脳卒中予防10か条というのを皆さんにお知らせしたいと思います。
この10か条じっくりとご説明頂きたいのですがまずは脳卒中という病気ですね何が起きているのかをおさらいしておきましょうか。
図で説明させて頂きましょう。
これが脳の血管でこれが脳ですね。
まず脳の血管に動脈硬化が起こったり血栓が飛んできて詰まるという事が起こりますと血液流れなくなりますのでそこから先の神経細胞が障害を受けて壊れてしまう。
大きな障害を出すと。
それが脳梗塞ですね。
梗塞の方ですね。
それからもう一つ脳の中に行ってる血管が破れる事があります。
大きな血の塊を作ってそれで脳の障害を起こす。
これが脳出血あるいは脳内出血というふうにいってます。
それからもう一つ脳の表面にある血管にこぶが出来てそれがパンと破れて脳の表面のくも膜という膜の下に出血がバ〜ッと広がると。
それで脳にダメージを起こすくも膜下出血。
大体この3つが大きな病気ですね。
そうしますと詰まるタイプ脳梗塞ですね。
そして出血2つご説明頂きましたがこれらは原因としては違うんでしょうか?原因…それは場所によって若干の違いはあるんですがいずれにしても脳の血管の病気という事でかなり共通点が多いと。
脳の血管をいかに健康に保つかというのが脳卒中予防の大きなポイントになります。
なるほど。
脳の血管をいかに健全に保つかというのがポイントなんですね。
さあそれでは脳卒中予防10か条気になる10か条ですね。
こちらにまとめました。
これが10か条です。
早速見ていきましょう。
第1条は…そして第2条。
こちら。
そして第3条。
3つキーワード出ましたよ。
高血圧糖尿病不整脈。
これは赤文字ですよね。
この3つは脳卒中と密接に関係があるんだと考える訳ですね?今までの調査あるいは研究で特に脳卒中に関係の深い病気を順番に挙げると高血圧糖尿病それから不整脈という事になると思います。
まさに3大原因という事でございましょうが…。
では1つずつ詳しく伺いますよ。
高血圧と脳卒中との関係どういう事でしょうか?まずは高血圧ですね。
これはいろんな調査があるんですが血圧の高いほう収縮血圧というのがありますが。
いわゆる上の血圧ですね。
それが大体130〜140が正常範囲内なんですが少し高い軽症ですね140〜159これは正常の血圧に比べて脳卒中で死亡する危険性が3倍に上がると。
うわ〜怖くなりましたね。
3倍ですよ。
それからもっと重症の180。
これになると7倍以上という非常に高い確率で脳卒中で亡くなる危険性があるという事です。
血圧が高いと血管に非常に負担がかかって破れる事もありますし破れなくても血管の壁に傷をつけて血栓が出来たり動脈硬化が起こるという事で脳卒中に関連している。
血圧をちゃんと下げて治療すれば非常に危険性を抑制する事ができます。
3倍あるいは7倍以上という数字を見ると本当に怖くなりますよね。
それではしっかり覚えましょう。
脳卒中予防の第1条です。
高血圧のある方は自覚症状がなくてもすぐに治療に行きましょう。
そして第2条ですが糖尿病。
これもやはり血管への影響が大きいという事なんでしょうか?糖尿病がある人はない人に比べて2倍から3倍脳卒中特に脳梗塞にかかりやすいといわれてます。
糖尿病が動脈硬化を非常に促進するというのが原因だといわれてます。
これもこの数字を見るとうわっと思いますね。
それでは予防2つ目も覚えましょう。
それでは次に第3条ですがこれ不整脈ですね。
この不整脈は脳卒中とどのように関係してるんですか?不整脈というのは脈が乱れるという事を表しますがこの中でも最近特にお年寄りに多い病気として心房細動というのがあります。
心臓の一部が震えてしまうけいれんを起こしたりという事で本来はリズミカルに打ってるんですがそうすると心臓の中に血栓血の塊が出来てそれが剥がれて飛んでいって脳の血管に流れて大きな血管を詰めてしまうと。
脳の方へ飛んでいって詰めてしまうと。
心房細動がない人に比べるとある場合は5倍も脳卒中になりやすいと。
非常に重症の脳卒中を起こす危険性が高いといわれています。
これも怖いですね。
これは自覚症状はありますか?どうきとかフラフラした感じですね。
脈測ってみると乱れてるという時は急いで病院に行って心電図を…。
心電図をとる。
それで大体診断がつきますね。
最近は血栓を抑制するいい薬が出てますのでそれをのんでもらうと確率が80%ぐらい抑制できるという事でこれはちゃんと予防できるかどうかが分かれ道になります。
さあ皆さん次々に怖い数字が出てまいりますよ。
不整脈の一つ心房細動があるとリスクは5倍に上がるという事が分かりました。
さあそれではこれも覚えましょう。
それでは4つ目から9つ目まではまとめて見ていきましょう。
…ごめんなさいね。
ちょっと剥がします。
まず第4条は…そして第5条。
控えめならいいけど過ぎれば悪いよという事ですね。
そして第6条。
そして第7条。
そして第8条は…そして第9条。
いろいろ出ましたが…。
生活習慣に関係する事ですよね。
そのように見えますね。
4番5番6番は実際にある場合には脳卒中を増やすというデータがあります。
それから7番8番9番は現代人に多い生活習慣で高血圧糖尿病高脂血症それからコレステロールこういったもの生活習慣が悪いといろんな病気を起こすというそういう事につながります。
生活習慣に注意という事はこれでよく分かりますがいくつかある中で「タバコをやめる意志を持て」とありますけれどもタバコは脳卒中への危険に結び付くという事ははっきりしてるんですか?そうです。
データがあります。
例えば血圧との関係ですがタバコを吸う度に血圧を測っていくとタバコを吸う前100ぐらいだったのが130。
1本吸っただけでね。
次に2本目。
もう2本目の時は既に120ぐらいになってますね。
また上がる。
3番目。
だんだん上の方に上がっていってこれがずっと続く訳ですね。
これだけでも高血圧を介した悪影響。
それ以外にもいろんな悪影響を及ぼすものですね。
これはっきりしてますね。
いわゆるチェーンスモーカーの人はすぐ次をつけるという事になると血圧高いままという事ははっきりしますね。
脳卒中だけじゃなくて心臓とか肺とかそういったものにも悪影響及ぼしますのでタバコはやめるべきであるというふうに思います。
いやいや…こういうデータを見ると本当に怖くなりますね。
さあ身の周りの人にタバコを吸ってる人がいたらすぐにやめるように伝えてあげましょう。
では脳卒中予防第4条です。
では10か条第9条まで見てきましたね。
もう一行あるんですね。
こちら見ていきましょう。
第10条です。
ちょっと待って下さいよ。
脳卒中怖い病気ですから起きたらすぐに病院へ行くというのは当たり前の事ではないんですか?当たり前ですね。
皆さんこの事は知ってらっしゃるんですがしかし実際に脳卒中になった方々がすぐに病院に来られてるかというと意外とそうではないという事です。
すぐに病院へ行ってない?どういう事でしょうね。
ではこんな例を見てみましょう。
こちらです。
70歳男性Cさんの例です。
Cさんはある日の夜晩酌後に立ち上がったところ右手と右足に急に力が入らなくなりふらついて転びそうになりました。
更にろれつが回らずうまくしゃべれませんでした。
「悪酔いしたかな」と少し休んでいたところ15分後には落ち着き言葉も普通に戻り家族も一安心だったんですね。
ところが翌朝倒れて意識を失っているところを発見され救急搬送されました。
診断の結果は脳梗塞。
一命は取り留めましたが右半身のまひと言葉の障害が残ってしまいました。
Cさんすぐに病院へ行かなかった例として挙げた訳ですがこれ見ると不思議ですが倒れたと…すぐにご家族は救急車呼んでいらっしゃいますね。
すぐにタイミングを逃さずに病院へ行ったように見えますけど違うんですか?前の晩に晩酌のあとに一時的に症状が出てますよね。
これが専門用語では一過性脳虚血発作というんですが前触れ発作と言っていいと思います。
実は脳卒中脳梗塞と全く同じ事が前の…晩酌の直後に起こっている訳ですね。
短時間普通は15分30分長くても1時間ぐらいの事が多いんですがそれで安心してしまう方が多いですね。
でも実は起こってる事は例えば血栓が一時的に出来てたまたますぐ流れて症状がとれたという事で本物の発作を起こす危険性が非常に高いと。
大体翌日ぐらいまでの間に相当な確率で発作を起こす。
それから非常に早い段階この前触れ発作の段階でちゃんと診断を受けて適切な治療を受ける事によって本物になる可能性を抑制できる。
大体8割ぐらい減らせるというデータもありますね。
前触れ発作の時にすぐに救急車呼ばなきゃいけない。
迷ってはいけないという事ですね。
そうしますと脳卒中を疑う症状というのはどんなものがあるかをここで押さえておきたいですね。
代表的なものを出しましょうか。
ここに出してますが片側の体の顔手足。
片側のまひ。
力が入らない。
あるいは感覚がおかしくなるという状態ですね。
それから顔面に同じ事が起こりますと顔がゆがんだように見えるという事ですね。
次お願いします。
それから言葉がうまくしゃべられずにろれつが回らないという症状ですね。
それから脳の言語中枢という所に障害が出てくるとしゃべりたい言葉が出てこないとかほかの人がしゃべった言葉を理解して頂けない。
理解できないと。
言語障害が出てくる事があります。
そして次です。
あと2つぐらいね。
それから目の方に症状が出る事もあります。
目が片方が急にカーテンがかかったようになって見えなくなるとか見てる半分の視野が欠けてしまうという症状が出る事があります。
それから一番最後ですが怖い状態ですが突然経験した事のないような頭痛が起こると。
この時には特にくも膜下出血の関係が深いというふうにいわれています。
それでは第10条も声を出して覚えましょう。
10か条今日教えて頂きました。
これは是非覚えておきたいですね。
皆さんの目につく所例えば冷蔵庫に貼っておくとか是非予防につなげて頂きたいなと思います。
ご家族みんなで時々目にして確認する事が大事ですね。
お話ありがとうございました。
ありがとうございました。
明日は寝たきりの予防についてお伝えしていきます。
このシリーズ明日も是非ご覧下さい。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
2014/04/02(水) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 病気を予防したい!「脳卒中予防 10か条」[解][字]

突然発症し、命に関わることもある脳卒中。これまでの調査や研究から、脳卒中になりやすい原因がわかってきた。10か条にまとめられた、気をつけたい病気や生活習慣とは?

詳細情報
番組内容
突然発症し、時に命に関わることがある脳卒中。一命をとりとめても、後遺症が残ることも多く、とにかく発症を防ぐことが大切。そのために覚えておきたいのが、日本脳卒中協会が掲げている「脳卒中予防10か条」。これまでの調査や研究から分かってきた、脳卒中になりやすい原因を分かりやすくまとめたものだ。脳卒中を引き起こしやすい病気とは? 気をつけたい生活習慣とは? これだけは覚えておきたい10項目を紹介する。
出演者
【講師】国立循環器病研究センター副院長…峰松一夫,【キャスター】濱中博久,久田直子

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情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格

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