花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜 #08【小栗/斗真/水嶋ヒロ】 2014.04.02

この観光地引網は、10月上旬まで、行われています。
イケてるメンズがそろいにそろった魅惑の全寮制男子校桜咲学園。
そこにアメリカから転校生がやってきた。
名前は芦屋瑞稀。
性別は女
(瑞稀)佐野が跳んで俺がここにいる理由はなくなっちまったんだ。
アメリカに帰る。
(中津)どうして引き止めなかったんだよ?瑞稀に二度と会えなくなってもいいのか?
(佐野)行くなよ。
(瑞稀)パパお願いします。
もう少しだけここにいさせてください。
(吉岡)芦屋!そこ神社じゃねえぞ!おおー。
久しぶり。
(吉岡)おさい銭入れたか?
(中津)・「おいらはドラマーやくざなドラマー」
(瑞稀)おはよう。
(中津)おっ。
お…おう。
どうした?あっいや。
あの…。
そ…。
あれだよ。
あの…。
よかったよ。
残ってくれてさ。
中津のお陰だぜ。
(噴き出す音)お…俺!?俺の!?おう。
み…瑞稀。
うん?あっ…。
俺あんとき言っただろ。
俺にはお前が必要なんだよ…ってさ。
ああー。
うれしかったよ。
俺も中津が必要だし。
(噴き出す音)えーっ!?えっ。
そ…そっか。
じゃあもう言わなくても分かってるよな?えっ?お…俺はお前のことを…。
友達だろ?えっ?俺も最高のダチだと思ってんだからよ。
おっ…お友達…。
そっか。
そっちかーっ。
そう来たか。
鈍感ボーイ!ちょっと待てよ。
(生徒たち)おーっ!それセイセイセイセイ!おーっ!それセイセイセイセイ!
(嵯峨)ああー。
何か久しぶりだな学校。
(関目)そりゃ新学期だからね。
(京橋)でもさぁ何かこんなしてると高校生みたいだね。
(中央)高校生だよ。
まあでも僕以外みんな知能は小学生ラベルだけどね。
お前ラベルではなく「レベル」だけどね。
(瑞稀)おはよう!
(中津)おうおうおう。
相変わらず代わり映えのしねえメンツだなあ。
なあ瑞稀?なあ?
(中津)おう。
おっ。
何だよ?機嫌悪いな。
別に。
「別に」じゃねえよ。
朝は普通だったのに。
肩に手なんか回させんなよ。
ああ?もっと周りの目を気にしろっつってんだよ。
何だよそれ?いいだろ別に。
ダチなんだし。
そういうこと言ってんじゃねえよ。
俺が言いたいのは…。
何むきになってんだよ?あっ?お前生理か?はぁー?お…お前そ…。
何だよ?冗談だよ。
さえねえ返しだな。
(吉岡)はーい。
席について。
いいかな?新学期も俺が担任だけどもよろしくな。
(佐野)ちゃんとした舞台で…。
お前の前でまだ跳んでねえだろ。
だから行くなよありがとな。
(秋葉)桜咲学園の皆さま。
おはようございます。
カリスマカメラマンの原秋葉。
原秋葉でございます。
この度皆さまにビッグなお知らせを持ってまいりました。
つきましては…。
あっ!?ヤッホー!
(梅田)何やってんだ?そこの天然記念物バカ!
(秋葉)そこ危ないわよ。
ひいちゃうわよ。
(梅田)寝言は寝てから言え。
ほら。
お帰りはあちらだよ。
ちゃんちゃらおかしいわ。
(秋葉)あっ危ないってホント。
危ない…危ないって!あっ…。
(梅田)へそで茶沸かしてなその茶が冷めてから飲んで…。
(秋葉の悲鳴)
(秋葉)あっ!?あっ。
ちょ…。
とうー。
あれ?いません。
いません。
ああっ!?いましたー!
(梅田)ホントにひくか?バカ!お前もブレーキ踏め!
(秋葉)惜しかった!
(梅田)惜しかったじゃねえんだよ。
痛っ。
(梅田)何しに来たんだよ?仕事に決まってるじゃない。
(梅田)触るな触るな。
いいか?
(秋葉)はい。
佐野は跳んだ。
お前は専属キャメラマンとして認められた。
学園を去る約束守ってもらおうか。
そうもいかなくなっちゃったんですね。
何ぃ!?
(秋葉)ちょっと待って。
これこれ。
はいこれ。
(梅田)何だ?「『an・an』スチール撮影のお願い」?ということなのでみんなに集合かけて。
臭い!
(秋葉)あっ!?
(梅田)そんなことはな自分で…。
何じゃ!?こりゃー!
(秋葉)はーい。
皆さま。
お待たせしました!はいどいて。
はいどいて。
はいどいて。
はいどいて。
(難波)ちょっと!何だよ?急に呼び出したりして。
(秋葉)まあまあまあ。
(中央)イケメンのエキス吸い取ろうたってそうはいかないよ。
三十路のねシワってあんまり取れないからさ。
シバくぞガキ!
(中央)はいすいません。
(秋葉)年齢のことは忘れて…。
はい。
よし。
今回みんなに集まってもらったのはほかでもありません。
私とある有名出版社からオファーを受けました。
(天王寺)とある有名出版社?
(嵯峨)だからもうじらさないで教えてくれよ!
(秋葉)ジャン!
(寮生たち)「an・an」!?「an・an」ってあの「an・an」?「an・an」っていうのはさ現代のテーマを鋭く切り取ることから女子中高生からばあちゃん世代まで幅広い層に支持されている超メジャー誌だよ。
(寮生たち)おおーっ。
(萱島)すごい説明的だけどよく分かった。
(秋葉)そう。
で街のイケメン特集ってことであなたたちをモデルにしてわたしが撮るってわけ。
(姫島)モデル!?なんて甘美な響き!
(天王寺)これで桜咲学園の名は一気に全国区となるわけだな。
(難波)モテモテ難波さまの復活だ!
(歓声)
(秋葉)ちょっと待った!ちょっと待て!残念なんだけど全員じゃないの。
わたしが選んだ四名だけが雑誌に載ることができるの。
(嵯峨)ええーっ?そうなの?
(姫島)だったらわたしの美ぼうを世の中に。
(天王寺)いや。
俺の肉体美だ!はい!僕を選ぶともれなく守護霊がついてきますよ。
もう決めてあるの。
(寮生たち)ええっ?
(秋葉)では発表します。
ドラムロール!・
(ドラムロール)まず一人目は…。
はい。
難波南君。
(難波)よっしゃー!まあ妥当な線でしょう。
(姫島)おめでとうございます!続いて二人目は…。
中津秀一君。
(中津)イェーイ!サンキューサンキュー!
(中津・天王寺)ベイビー!
(大国町)頼む。
寮長を選んでくれ。
(北花田)じゃなきゃ俺たちにとばっちりがね…。
(天王寺)何がとばっちりだ!
(悲鳴)三人目は…。
佐野泉君。
(嘆声)
(瑞稀)よかったな佐野!俺出ねえよ。
何でだよ?もったいねえじゃん。
(佐野)興味ねえんだよ。
(姫島)まあ去るものは追わずでよろしく!
(寮生たち)よろしく!ではラスト四人目は…。
(姫島)ここにいますよ。
(天王寺)俺だ!
(第一寮生たち)天王寺!天王寺!天王寺!
(秋葉)芦屋瑞稀君。
えっ!?俺!?
(中津)おうよかったな。
瑞稀。
頑張ろうぜ!
(中津)おう!
(天王寺)全員二寮とはどういうことだ!?貴様の策略か!
(大国町)寮長!お気を確かに!
(怒号と悲鳴)
(大国町)寮長。
落ち着いて。
お前出んのかよ?当たり前だろ。
格好よく写してもらうんだ。
お前なモデルつったらどんな格好させられるか分かんねえんだぞ。
楽しそうじゃん。
俺はやりの服とか着てえし。
そうじゃなくて。
その…。
ヌ…ヌードとかさ…。
えっ?何だよ?何…。
だ…だからぁ!
(秋葉)じゃあ佐野君の代わりに誰かやってもらおうかな?
(寮生たち)はい!はい!はい!はい!はい!俺やる。
(寮生たち)ええーっ!?・『イケナイ太陽』
(佐野)おい。
もう時間だぞ。
ったく。
ちょ…。
(中津)瑞稀!アンアンいこうぜ!アンアン。
(中津)あれ?
(佐野)今から起こすとこ。
お…おう。
(たたく音)
(瑞稀)痛っ…。
(佐野)ほら。
行くぞ。
ああー。
(猿渡)校長先生のご意向で大変急ですが1週間後に個人面談を行うことになりました。
北京原人?
(猿渡)個人面談です。
(第一寮生たち)個人面談!そんなもの今まで一度も行われなかったはず…。
どうして急に?
(猿渡)今は言えません。
どうせあの。
校長先生のいたずらかなんかでしょ?
(寮生たち)ああー。
(猿渡)ノー!
(寮生たち)ああーっ!
(猿渡)いいえ。
今回はかつてないほど真剣にお話をされていました。
(嵯峨)あれ?何かいつもと違う感じなんですね。
今回は。
(萱島)何の面談とかっていうのは?
(猿渡)アイムソーリー!ごめんなさい。
お答えできません。
失礼します。

(猿渡の鼻歌)あっ。
(京橋)何だかとてつもなく重要な面談って気がしてきたぜ!個人面談か。
(姫島)ワーオ!
(難波)じゃあちょっと格好よく頼むよ。
あんたが格好つけるんじゃなくてわたしがあんたを格好よく撮るの。
いい?わたしに任せて。
はい…。
(秋葉)はい。
じゃあ叫んで。
(難波)えっ?叫ぶの?うわーっ!
(難波)うわーっ!
(秋葉)はいもっと叫んで。
うわーっ!
(難波の叫び声)
(秋葉)もっともっと。
(叫び声)
(秋葉)もっと!
(叫び声)
(秋葉)じゃ次笑って。
アハハ。
(笑い声)
(秋葉)楽しい!笑って!楽しい!
(秋葉)もっと…。
まだまだ。
イェーイ!イェーイ!
(秋葉)よーしよし。
じゃあ次…。
すげえ。
何か魔法がかかったみたい。
(中津)確かに難波先輩いつもと違うわ。
(秋葉)どう?どう?楽しい?
(難波)うん。
楽しい。
(秋葉)彼女の名前は?
(難波)うん…。
(スタッフ)お願いします。
(秋葉)深呼吸してみよっか。
(深呼吸)芦屋君。
好きな子いる?えっ!?
(秋葉)じゃあその子のこと考えようか。
やっぱり俺だ。
(秋葉)じゃあその子の名前言っちゃおうか。
えっ!?いや。
言えないですって!言っちゃえよ。
はっ?何でだよ?やだよ。
いいからもう言っちゃえよ。
やだよ!俺はお前が…。
(秋葉)うるさい!す…すいません。
(シャッター音)よし。
いいよいいよ。
(シャッター音)
(秋葉)力抜いて。
(シャッター音)じゃ今度は座ってみようか。
(中津)あっ。
ねえねえねえ。
あのさ俺さ瑞稀とさ一緒にさお願い撮って!お願い!
(秋葉)もうしょうがないな。
隣行って。
(中津)アイアイサー!何で来んだよ?
(秋葉)はい。
いくわよ。
(中津)てれんなよ。
はい。
イェーイ!はい。
はい。
(中津・瑞稀)はい。
(シャッター音)
(秋葉)はい。
もっと自由に!えっ?どうしたの?
(佐野)いや。
別に。
(中津・瑞稀)イェーイ!シャラップ!
(第三寮生たち)シーッ…。
(姫島)あっ。

(猿渡)校長!・
(猿渡)はい。
1週間後の個人面談はすべて順調に進んでおります。
はい?ああ…。
それは校長のおっしゃっていたとおりすべてふるいにかけて厳選いたしておりますのでご心配なく。
「ふるいにかけて」?
(八尾)厳選する…。
はい。
よりすぐりだけを残して出来の悪いものは処分いたしますので…。
よりすぐりを残し…。
(八尾)出来の悪いものを処分!?ああああーっ!こいつは大変だー!くだらないとか思ってる?
(佐野)えっ?こんなことに一生懸命になってバカみたい?いや…。
別にそんなこと。
だったら素の自分を写されるのが怖いとか?
(秋葉)逃げるんだ。
臆病者だもんね。

(佐野)さっさと始めろよ。
いい顔してる。
もっとにらんで。
(シャッター音)
(秋葉)もっともっとにらんで。
(シャッター音)
(秋葉)佐野君。
もっとにらんで。
(シャッター音)
(秋葉)うん。
格好いいね。
佐野君。
(シャッター音)格好いい。
(シャッター音)
(秋葉)いいよ。
にらんで。
(シャッター音)
(秋葉)もっともっと。

(萱島)校長が猿渡教頭と電話で話していた内容です。
(天王寺)えっ?
(関目)しょ…処分って!?
(姫島)要するに個人面談で優秀な者は残り落ちこぼれは退学させられるということでしょう。
(寮生たち)えーっ!?
(天王寺)退学…。
何で急にそんな?
(大国町)そういえばこの学園が経営難だって話を聞いたことがある。
それってもしかして…。
(寮生たち)えーっ!?廃校!?マジかよ?
(関目)つぶれちゃうのこの学園!?
(中央)おい!お前学費払ってねえんじゃねえか?
(京橋)寮の宿泊費は?
(野江)教材費は?
(北花田)給食費は?
(御殿山)養育費は?
(西院)光熱費は?
(淀屋橋)マントヒヒは?
(嵐山)欧陽菲菲は?
(萱島)・「Loveisover」
(寮生たち)・「泣くな男だろう私の事は…」おい。
面接に受かったらどうなるんだ?きっとロンドン校やマダガスカル校といった姉妹校に振り分けられるのでしょう。
そんなぁ!?
(天王寺)退学よりマシか。
おいお前ら。
寮に戻って緊急ミーティングだ。
行くぞ!
(第一寮生たち)ジャンボ!
(天王寺)ジャンボ!
(姫島)あっ!?わたしらも至急対策を練らなければ。
ゴーアヘッド!
(寮生たち)ウィー!
(関目)ってかいつまで歌ってんの?俺たちも何かしないとさ。
(萱島)でも難波先輩いないし。
(嵯峨)ったく。
何やってんだよ?こんなときに!難波先輩!
(第二寮生たち)先輩!
(難波)いやぁ楽しかった。
(瑞稀)先輩。
格好よかったな。
(難波)いや。
お前もなかなかよかったよ。
(中津)何でさあんとき瑞稀を引き止める気になったんだよ?別に。
意味はねえよ。
(中津)へえー。
お前さ男を受け入れる覚悟はあんのか?先に言っとくけど俺は受け入れる覚悟がある。
だからお前の率直な意見が知りてえ。
さ…佐野。
お前は男を受け…う…。
(瑞稀)楽しかったな。
・「受け流す…」我が学園が廃校になる。
これはもはや明らかに事実である。
だから我々は個人面談を勝ち抜く!
(第一寮生たち)押忍!そのためには模擬面接で慣れておく必要がある!
(第一寮生たち)押忍!
(天王寺)天王寺恵です。
(大国町)どうぞ。
(天王寺)失礼します。
(大国町)えっと君が我が社を志望した理由は?あっ。
えーとその…。
あの。
御社のグローバリズムあふれる思想にとても感動いたしまして。
(北花田)おい。
でこっぱち君。
グローバリズムって何だね?
(天王寺)えっ?
(大国町)「えっ」じゃねえんだよ!おい!君さやる気ないんなら帰ってもらってもいいんだよ。
(寮生)帰れ。
(天王寺)何だと!?貴様!
(寮生たちの悲鳴)カンナ。
(天王寺)はい。
(七道)君はこの学校の成績を見るかぎりだと相当なバカだね。
(笑い声)
(天王寺)寮長に何てことを!?
(悲鳴)ううっ…。
(大国町)何だそれは!?振るうのか?そ…そのこぶしを振るうのか!?
(天王寺)うわーっ!うう…。
カンナ。
(泣き声)エントリーナンバー27番オスカー・M・姫島。
趣味は盆栽。
特技はダンス。
将来の夢はハリウッドスターです。
ウフフ。
『BoomBoomBoom』
(ひばり)違いますわ!全くもってなってません!
(寮生)ひばりか!?
(姫島)シャラップ!わたしの芸術に口を挟まないでください。
(ひばり)もっと情熱的に。
腰はクイッと。
(姫島)クイッと!?
(ひばり)レッツダンシング!・『BoomBoomBoom』
(難波)いやぁ腹へったな。
ああー。
中津飯食おうぜ。
(中津)あっ。
今日って何があるんですか?
(難波)カツ丼だよ今日。
(中津)定食は?
(瑞稀)うわー。
暑い暑い…。
(佐野)お前。
上着着ろよ。
何で?薄着すぎんだろ。
何だか佐野最近変だぞ。
それはお前が周りの目気にしねえからだろ。
何かお父さんみたい。
お父さん!?お父さん。
お父さん…。
(中津)オィース。
(第二寮生たち)寮長!
(難波)おい。
どうしたんだよ?バカバカ。
離れろ。
一人何かヌルヌルするから。
(関目)大変なんですよ!この学校つぶれちゃうんですよ。
えっ!?どういうことだよ!?だから学校がなくなるんだよ。
はぁ?
(難波)嘘だろ。
(関目)イケメンは日本の財産です!
(第二寮生たち)イケメンは日本の財産です!
(関目)あなたの募金があしたの日本を救う!
(第二寮生たち)あなたの募金があしたの日本を救う!
(関目と寮生たち)イケメン!万歳!万歳!
(男)イケメンって何?
(女)何だ?イケメン救済募金にご協力お願いします!
(萱島)ホントにこれで廃校免れるかな。
募金によって経営難を救う。
完ぺき。
(京橋)先輩。
何が完ぺきっすか?今日で1週間なのに全然お金たまってませんよ。
俺は学園が廃校になってもモデルでやっていけるなんて思ってんじゃないでしょうね。
(難波)えっ!?
(嵯峨)図星かよ。
(瑞稀)署名お願いします!
(中津)僕たちイケメンに愛の手を!
(神楽坂)何やってんだ?
(中津)おっ!?こら!神楽坂!こら!何の用だ!?こら!
(神楽坂)佐野以外あり得ねえだろ。
佐野はなグラウンドだ。
とっとと行け。
やめとけって。
こいつ意外といいヤツなんだぜ。
嘘つけよ。
いいヤツだったらなこの学校が廃校になるって聞いてお前募金するはずだろう。
学園なくなるのか?
(中津)ああそうだよ。
そしたらな佐野もあれだよマダガスカル校とかに飛ばされんだろうな。
悔しかったらな募金してみろ!ほれ。
足んねえか?
(中津)全然!靴磨きましょうか。
ねっ?靴ね。
(神楽坂)痛っ!
(中津)あっ。
ごめんなさい。
(神楽坂)痛えよ。
(女子高生)あの。
もしかして芦屋君ですか?おう。
(女子高生)わたし「an・an」買いました。
(女子高生)わたしも!サインしてください。
(女子高生)わたしもサインして!じゃあまずこれにサインしようか。
はい名前書いて。
(女子高生)はい。
おい中津。
何だ?そのアン…「an・an」って。
俺たちこないだデルモやったんだよね。
デルモ。
あっ。
モデルのことね。
あの佐野も一緒に。
佐野がモデル?
(カンナ)東京の本屋は残り1,829軒です。
皆さまに佐野さまの美ぼうを拝ませるわけにはいかないわ!
(こまり)もうだいぶ売れてますけどね。
(樹理)お黙りこまり!
(こまり)だって…。
あっ。
あそこにも買った人が…。
それおいくらで譲っていただけます?は…はい?
(こまり)買った人からも回収するんだ。
(中津)ああー。
俺たちは学園のためにこんなに汗かいて頑張ってるっていうのに佐野は部活か?
(瑞稀)しょうがねえだろ。
あいつは秋の全国大会に向けて大事な時期なんだし。
俺たちでフォローしてやろうぜ。
はいはーい。
でもさマジで学校なくなっちゃうのかな?どうかな?まあ俺ちゃまのサッカーセンスがあればサッカー推薦でどこにでも行けちゃうけどね。
俺はやだな。
学校なくなっちゃったらさ。
まあこの学校に残るって決めたばっかりだしな。
いや。
そうじゃなくてせっかくみんなと仲よくなれたのに離れ離れになっちゃうっていうのは寂しいよ。
お前そんなくせえセリフをダイレクトに吐くんじゃねえ。
離れ離れになっちゃったらこんな思いも伝えられなくなるんだぜ。
なんて確かにくせえよな。
いや。
くさくねえ。
さみしいよな。
おう。
よっしゃー!よっしゃ!学園存続のために募金お願いしまーす!お願いしまーす!よっしゃ!あっち行くぜ。
おう!伊緒さん!?
(伊緒)学校が廃校になっちゃうかもしれないからあんなに必死だったんだ。
佐野君のそばにいられなくなっちゃうもんね。
(瑞稀)伊緒さん。
(笑い声)まあ確かに佐野と会えなくなるのは嫌です。
でもそれだけじゃないっていうか…。
やっとみんなのこと少しずつ分かってきたのにこのまま会えなくなるのが悲しくて。
なくなったっていいじゃない。
えっ!?別にこの学校であなたたちがつながってるわけじゃないでしょ。
(伊緒)あなたたちの関係がちゃんと築けていればいつだってどこにいたって会えるわよ。
大切なのはあなたが佐野君やみんなと一緒にいたいっていうその気持ちなんじゃない?実はさ南から頼まれちゃってさ。
難波先輩から?うん。
この学校が廃校になって退学になる者が出るかもしれないからそのときはわたしのところで雇ってほしいって。
へえー。
あいつも何だかんだいってもこの学校が好きみたいよ。
ああ。
これ南にはないしょね。
はい。
あなたのそのまっすぐな思いを大切にね。
わたしはどんなことがあってもあなたの味方だから。
伊緒さん。
頑張って。
そっかそっか。
あーあ。
あれ?一石二鳥のとこはさいくら集まったの?
(関目)889円。
(中津)全然ダメじゃん。
(関目)いや関目だよ。
いいかげん覚えろよ。
(天王寺)御社の…。
(北花田)グローバル。
(天王寺)グローバル…。
御社のアブノーマルな…。
(大国町)だからグローバルって言って…。
(難波)何だよそれ?アハハ。
(天王寺)グローバル。
(難波)あっ呪文?ふん。
バカにしてるのも今のうちだぞ。
俺たちは個人面談に打ち勝つ!
(第一寮生たち)勝つ!
(姫島)違う!もっと情熱的に腰をクイッと。
(第三寮生たち)クイッと!レッツダンシング!
(第三寮生たち)ヒュー!
(中津)おい佐野。
お前も手伝えよ。
なんか学校マジでなくなるみてえだぞ。
おい!暑っ…。
(佐野)何だよ?何でこんなときに普通でいられんだよ?お前この学校なくなってもいいのか?ホントにそんなこと思ってんのかよ?あり得ねえだろ。
もしかしたらお前の言うとおり誰かが話を大きくしちまっただけかもしんねえ。
でも100パーセントなくなんねえって言い切れんのかよ?お前いつもそうじゃん。
やる前から何もかも分かったみてえな面してよ。
まるで輪の中に入ろうとしねえ。
入ったところでどうなるもんでもねえだろ。
じゃお前にとってこの学校はハイジャンやるためだけにあんのか?大切なのはそれだけなのかよ?だったら?
(中津)許さねえ。
お前が練習してる間どうしてみんな何も言わなかったと思う?瑞稀がお前の分まで動いてたからだ。
そういう周りの支えがあって初めてお前がお前らしく振る舞えるんじゃねえのか?自分一人で生きてるみてえな考えもうやめろよ。

(ドアの開く音)佐野…。
中津…。
おい中津。
佐野。
どうしたんだよ?
(佐野)ああー。

(瑞稀)う〜ん。
おはよう。
いいよなお前は。
こんなふうに撮ってもらって。
おっ?ハハハ。
格好いいな。
(淀屋橋)いいよなみんな。
(嵐山)うらやますぃ〜な。
四人とも格好いいよな。
(中央)僕このポジションがよかった。
このポジション。
俺もここにいたかったよ。
(水無瀬・上新庄)俺も。
(萱島)もう廃校が濃厚ムードだしいい思い出が出来てよかったね。
(寮生たちのため息)なあなあなあなあ…。
(関目)何?みんな集めといて。
(関目)みんなって?全員!全員!?全員!
(秋葉)ちょっと…。
どこ行くか言いなさいよ!いつまで走らせる気?もうー!
(瑞稀)ちょ…。
ちょちょちょちょ…。
(秋葉)えっ?そっちは保健室。
こっちこっち!こっち!こっちって?どこ?もうーっ!わたしヒールなんだから!
(第一寮生たち)何の用だ!?
(天王寺)こっちは模擬面接の特訓で忙しいんだ。
(姫島)わたしたちだってダンスのレッスンに励まなければ。
(難波)いや。
俺だって知らねえよ。
(秋葉)ちょっともう…。
待ちなさい。
(瑞稀)お待たせ。
(秋葉)一体何なのよ?もう。
みんなで写真撮ろうぜ!
(寮生たち)写真!?
(中央)何で?こんなときに?こんなときだからこそだよ。
(姫島)我々は帰ります。
(第三寮生たち)帰ります。
あっ。
ちょっと待って。
こんなときだからこそ今この瞬間みんなとここにいるっていう事を残しておきてえんだ。
(天王寺)おい行くぞ。
(第一寮生たち)そうだ!うまく…。
うまく言えねえんだけどでも俺みんなと一緒にいられてうれしいんだ。
楽しいんだ。
だから写真撮ろうぜ。
(難波)ハハハ。
しゃあねえな。
気合い入れて撮るか!なあ?
(第一寮生たち)気合いだー!気合いだ気合いだベイビー!ベイビーベイビーキョウコ!キョウコ!キョウコ!キョウコキョウコキョウコ!キョウコキョウコ…。
(関目)キョウコ…。
キョウコじゃなくて佐野がいない。
俺連れてくる。
(中央)ちょ…。
あいつ来ないよ。
いつも来ないもん。
大丈夫。
絶対来るから。
(第一寮生たち)キョウコ!キョウコキョウコキョウコ!・
(ドアの開く音)
(瑞稀)佐野。
なあなあなあ。
みんなと写真撮ろうぜ。
(佐野)俺はいいや。
ったく。
ほら。
一緒に行こう。
ほら。
悪い。
こら。
目ぇ覚めたか?俺ホントは佐野がすっげえ友達思いなの知ってるよ。
だから今度はそれを形にしてこうぜ。
俺でよかったら力になるからさ。
(第一寮生たち)・「ピーチお尻が欲しければ…」
(寮生)こっちも見てくれ!
(寮生)見てろ!
(秋葉)お前たちは何を歌ってんだよ!
(悲鳴)
(秋葉)お前らも!早く!はい。
早く行け!よし。
(瑞稀)お待たせ!
(どよめき)ほら。
早く来いよ。
佐野が来た。
(中央)アンビリーバボーだな。
遅えんだよバーカ。
早くしろよ。
さあ撮ろうぜ。
(中津)こっちこっち。
(秋葉)さあ撮るわよ!いい面してるじゃねえか。
アホ面なりに。
こっちのほうが性に合ってるみたい。
(梅田)フフフ。
(秋葉)ウフフ。
さあいくわよ!
(寮生たち)はーい。
(シャッター音)
(秋葉)なんか硬いわよ。
もっと自由に。
いくわよ!はーい!イェイ!中津近い!うわっ!?ちょっと…。
(大国町)押すなよ!
(天王寺)押すんじゃねえ!
(姫島)臭い!もう誰?わたしだ…。
(さわぐ声)おい痛えよ!
(中津)違えよ。
俺じゃねえよ。
佐野だよ佐野。
(秋葉)はい。
いいよいいよ…。
はいはいはい…。
はいみんな。
聞いて聞いて。
ほーらほらほら。
はい。
佐野君佐野君。
その写真も悪くないでしょう?
(猿渡)ええ。
いい表情だ。
実に楽しそうです。
・あっ校長!ちょうどよかった。
例の個人面談必要なさそうです。
ものすごくいい顔してますから。
これで「この学校が好きですか?」なんて聞くだけやぼというものです。
はい。
あっその件なら言われたとおりにお送りしました。
ふるいにかけて厳選したコーヒー豆ですよ。
もちろんよりすぐりだけを残して悪いものはすべて処分しましたのでご安心を。
(生徒)とんだ豆知識だぜ!
(生徒)おら!おら!豆みてえな顔してよ。
おら!何だよ?コーヒー豆だったの?
(萱島)紛らわしいな。
(関目)まあ何はともあれ廃校を免れたんだから。
万歳といきますか。
(中央)はい。
それでは。
(関目)それでは。
はいはいはいはい…。
(関目)せーの。
(生徒たち)万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳…。
よかったな。
廃校になんねえで。
(佐野)ああ。
もう我慢できねえから言っとくわ。
俺は瑞稀のことが好きだ。
そんで…。
絶対負けねえ。
以上。
(生徒たちの万歳の声)・『PEACH』
(千秋)コンクールが終わるまで練習はなしにしよう。
(峰)おい千秋!
(のだめ)先輩!待ってください!あっ!
(魔法瓶が落ちる音)2014/04/02(水) 14:57〜15:53
関西テレビ1
花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜 #08[再][字]【小栗/斗真/水嶋ヒロ】

プロカメラマン復帰した秋葉の指名で、桜咲ボーイズan・anモデルに!そんな中、学園が廃校になるという噂が・・・最後の思い出作りに奮闘する瑞稀たち!

詳細情報
番組内容
 アメリカに帰ることを決意した芦屋瑞稀(堀北真希)だったが、佐野泉(小栗旬)、中津秀一(生田斗真)の説得で思いとどまることに。
 学園は新学期を迎え、いつもの賑わいを取り戻す。そんな折、校医・梅田北斗(上川隆也)は、カメラマン・原秋葉(紺野まひる)から生徒たちを集めるように言われる。集まった生徒に秋葉は、ある雑誌でイケメン特集が組まれることになり、桜咲学園の生徒をモデルにした写真を
番組内容2
自分が撮影すると説明。秋葉が選んだ4人が雑誌に載るといい、瑞稀、佐野、中津、難波南(水嶋ヒロ)の名前が発表される。
 瑞稀は、学園生活を送れるのが嬉しくてはしゃいでいた。中津に肩を組ませたり、腹を出して寝ていたりと、態度もつい無防備に。瑞稀が女性だと知る佐野は、そんな瑞稀が気が気ではない。そして、同時に少しずつ瑞稀を意識し始めていた。
 その頃、学園では、校長の意向で個人面談を行うと発表されるが、
番組内容3
理由が明かされないため、萱島大樹(山本裕典)、関目京悟(岡田将生)、中央千里(木村了)たちは、いぶかしがる。噂を聞きつけたオスカー・M・姫島(姜暢雄)たちは、校長室の前で様子を探ることに。中では、教頭・猿渡(宇梶剛士)が校長と電話で話す声が聞こえるが、それを総合すると、どうやら学園が経営難で、落ちこぼれの生徒を退学させようとしているらしい。生徒たちは、それぞれの方法で対策を考え始め…。
出演者
堀北真希 
小栗旬 
生田斗真

水嶋ヒロ 
山本裕典 
岡田将生 
木村了

石垣佑磨 
姜暢雄 
城田優 
岩佐真悠子

森口瑤子

紺野まひる

上川隆也 ほか
原作・脚本
【原作】
「花ざかりの君たちへ」中条比紗也(白泉社「花とゆめ」)
【脚本】
武藤将吾
監督・演出
【企画】
後藤博幸
【プロデュース】
森安彩
【演出】
松田秀知
音楽
河野伸