(のだめ)「江藤先生知らないよね?」「うんうん。
のだめの先生は谷岡先生ですよ」「うーん。
生徒さん間違えてるのかな?」
(江藤)ふざけるな!はぁー!ごろ太…。
担当代えのこと谷岡先生から何も聞いてへんのか?はぎゃ?野田恵!3年間埋もれ続けたお前のピアノこの俺が昇華させてみせる。
感謝しろ。
よっしゃ!ほんならレッスン開始や。
まずは今までやってきた曲か自分が好きな曲でも弾いてもらおうか。
こら。
はっ!さっさと座れ。
うん?何や?これ。
楽譜ちゃうんか?『おなら体操』って何や?これ。
今までやっていた曲です。
はあ?幼稚園のお遊戯に使うんです。
谷岡先生と教育実習までには振り付けも完成させる予定です。
フフッ。
何をやってたんや?今まで。
おい。
クラシック。
普通にクラシックの曲を弾け!普通って?ショパンとかリストとか!1曲くらい好きな曲あるやろ?あっ。
じゃあ『メリーさん…』・『メリーさんのひつじ』なめとんのか!?こら!ここは幼稚園でも町のピアノ教室でもない!音大や!しかもお前はもう俺が選んだ俺の生徒や。
分かっとんのか!?もうお遊びは1秒たりとも…。
お遊びじゃなか!のだめでっちゃ真剣にやっとっとよ!『メリーさん』の何が悪いと!?のだめでっちゃちゃんと勉強しとっとよ!「お前」言うな。
ええー?・『ショパン幻想即興曲』谷岡先生!すいません…。
(谷岡)ああ野田君。
部屋間違えてるよ。
何で急に担当代わっちゃったんですか!?ああ言ってなかったっけ?江藤先生たっての願いで君の担当になりたいと。
それであっさり代わっちゃったんですか?
(谷岡)うん。
だって彼言いだしたら聞かないし僕より権力あるし。
やる気もあるし。
それに面白そうだと思ったんだよね。
君と江藤君のコンビ。
全然面白くないですよ!まあまあこっちもレッスン中ですから出ていってください。
先生…。
君の担当はもう僕じゃないから。
のだめあの人嫌です!僕にはどうすることもできないよ。
頑張りなさい。
(谷岡)さっじゃあここから始めようか。
・『幻想即興曲』
(木村)公演場所はいつどこで曲はどうする?
(黒木)それよりまず練習場所だろ。
人数もまだまだ足りないし。
ほかにも声かけないと。
(清良)うん。
学校の援助は受けられないだろうし資金は自分たちで集めないとね。
(菊池)学生有志でセミプロってわけか。
何だかワクワクするな。
・
(メールの着信音)
(千秋)弦2名追加。
(清良)何?彼女から?イヤらしい笑顔。
(笑い声)違う。
(清良)じゃ続きは場所変えてしますか。
新オケ結成飲み会。
(菊池)おおいいねー。
(片山)清良久しぶり。
ああ真澄ちゃん!
(真澄)片山君久しぶり!去年の音楽祭以来ね。
(桜)何かみんな知り合いみたいですね。
うまくやっていけるかな…。
(峰)フン。
真澄ちゃんまで。
けどまあ指揮者と知り合いなのは俺たちぐらいだぜ。
なっ。
(舞子)千秋君はシベリウス好き?ああ好きだよ。
(舞子)わたしね去年の押コンでシベリウスやったの…。
真澄ちゃん!千秋が危険だ!行け行け!ああーっ!おどきなさいあんた。
(舞子)きゃーっ!
(真澄)うーん。
千秋さま。
(菊池)相変わらずテンション高いな真澄ちゃんは。
(真澄)はーい。
それにしても千秋君の指揮早く見てみたいな。
何たってシュトレーゼマン唯一の弟子なんだよね。
(清良)ねえ。
今日いるメンバーで先にやる曲だけでも決められたらいいなと思うんだけど。
(真澄)うーん。
(清良)千秋君やりたい曲ある?考えたんだけどいろいろあって。
みんなは?わたしはやるなら派手なのがいいな。
もっと人数集めて。
(黒木)僕はこの人数で古典でもいいな。
何?モーツァルトとか?
(菊池)古典だったらモーツァルトよりやっぱりハイドンでしょ?《何か変な感じだな。
Sオケの飲み会とは大違いだ》《みんな落ち着いてて大人というか。
いいな。
落ち着くな》
(清良)ねえ。
ブルックナーの9番は神秘的でいいと思うけど。
(片山)俺絶対メンデルスゾーン!
(真澄)ベートーヴェンに決まってるでしょ。
《あっという間に見慣れた光景に。
しかもたった30分で。
みんな酒が弱い》
(清良)はーい先生!わたしやりたいのありまーす!俺も俺も!
(二人)マーラーの『千人の交響曲』!
(二人)結婚!ああー!『千人』って…。
(菊池)なあなあ千秋君。
とりあえず1曲はコンチェルトをやらないか?よかった。
まともなヤツがいた。
えっ?あっいや。
いいねコンチェルト。
それは俺もやろうと思ってたんだ。
このオケソリストが結構いそうだし。
うんうん。
だからさチェロコンチェルトやろうよ。
もちろんソリストはこの僕で。
(舞子)フルート!フルート協奏曲!わたしがやります!
(清良)まあまあまあ。
ここは丸くバイオリン協奏曲でしょう?ああそうそうそう。
俺がソリストでな。
離婚!
(峰)ああっ!《峰はともかくみんなソリストをやる自信があるのか》
(桜)アハハハハ!吹っ飛んだ!吹っ飛んだ!
(清良)よし!こうなったら千秋君に決めてもらおう!みんな!恨みっこなしってことで!
(一同)はーい!えっ!?決めた。
オーボエ協奏曲やろうか。
黒木君で。
いいよ。
(龍見)えっ?千秋さん?今日は来てないよ。
今夜は新しいオーケストラの飲み会があるって龍太郎が言ってたから千秋さんもそっちに行ってるんじゃないかな。
新しいオーケストラ?あれ?のだめちゃんもうマスコットガールやってないの?のだめちゃん。
ねえ。
何か食べてく?ちょうどいいや!新メニュー!ねえ食べてってよ。
のだめ今日は帰ります。
(峰)ああ?のだめがおかしい?そんなの当たり前だろ。
いつもと違って変なんだよ。
いやだからいつも変なんだって。
ままま…。
麻婆!麻婆食べなかったんだよ!幽霊みたいになっちゃってさー。
はっ?じゃあな!おい千秋!ああ失礼失礼。
のだめが変なんだって。
えっ?
(峰)ウチに来て飯も食わずにフラフラと帰ってったんだって。
のだめが飯を食わなかっただけでそんなに変か?アホか?親父。
《変だ…》
(清良)よーし!じゃあそろそろ2次会行くかー!
(一同)はーい!
(清良)千秋君は?2次会行くよね?俺はそろそろ…。
(一同)何でー!?荷物ゲットゲット!千秋先輩…。
・『ベートーヴェン交響曲第7番』
(菊池)ありがとう。
(いずみ)うん。
練習頑張って。
(菊池)うん。
浮気しないでね。
バカだな。
僕には君だけだよ。
うーん!バーイ!バイバイ!菊池君!今の人は!?
(菊池)ああ人妻のいずみちゃん?人妻!?うん。
・
(英語の会話)すげぇー。
(黒木)あっ千秋君。
(千秋)えっ?
(黒木)ここでちょっと盛り上げてここから軽く優しめに弾こうと思うんだけど。
そうか…。
でもそれだと第2主題からの変化がつけづらいんだよな。
じゃあもっと歯切れよくしてやろうか?うん頼む。
じゃあもう1回頭から始めようか。
(一同)ういーっす!おい。
ちょっと待て。
何でお前らそこにいるんだ?あっ?何でって?だから言ったじゃないですか!このオーボエ協奏曲の編成は35人。
バイオリンは第1と第2を合わせて18人。
コンバスは二人。
だからこの曲ではお前らの出番はなし。
クッソー!ばれたか!ハッハッハッハ!何でこんな曲にしたんだよ!?
(真澄)バカねぇあんたたち。
ティンパニーだって休みなんだから我慢しなさいよ。
うぃー。
・『モーツァルトオーボエ協奏曲ハ長調』《モーツァルト『オーボエ協奏曲ハ長調』曲は協奏曲風ソナタ形式》《すごい。
オーボエ奏者のコンクールでも必ず課題になるこのいちばん有名な協奏曲を選ぶあたりも黒木君の自信か…》《高い技術。
繊細で力強い。
揺るぎない精神》《しかし何というか…》武士って感じよね黒きん。
《でもさすがにみんな腕はいいし勘もいい》《このオーケストラはいい!》おい千秋。
早く次の曲決めてくれよ。
もちろん俺も参加できる曲で。
はっ?先に予習しておいてみんなをギャフンと言わせたいんですって!
(峰)そう!こいつの予習はどうでもいいけど早く決めてくれないとこっちも宣伝間に合わなくなっちゃうんだよね。
こいつ!?あっ!?
(真澄)待って龍ちゃん!宣伝ってまだ会場も決まってないのに?
(彩子)木村君!東京シンフォニーホールの予約取れそうよ。
ホントですか!?よかったー!彩子。
わたしあのホールにはちょっと顔が利くのよ。
(木村)千秋君ってこういうことには疎そうというか鈍いというか。
音楽バカ?だから経理関係は僕が引き受けることにしたんだ。
ってちょっと待ってよ!東京シンフォニーホール!?あそこ一体何人入るんだ!?無名のオケで東京シンフォニーホール!?いくら宣伝したからってそんな!
(佐久間)宣伝のことなら僕たちに任せてくれたまえ。
(木村)佐久間学!?
(けえ子)「クラシック・ライフ」に広告載せる?もちろんお金は取るけどね。
買い取ります!1ページ!何であんたたちがここに!?電話があったのよ。
千秋君がすごいメンバーとオーケストラやるって。
匿名で。
匿名?
(真澄)そうだ!広告出すんだったらオケの名前考えないと!それならもう考えてあるぜ!えっ?親父!あいよ!なっ!?何だ?それは!
(真澄)「ライジングスター・オーケストラ」!?
(峰)略して「R☆Sオケ」いい名前だろ?俺と親父が徹夜で考えて付けた名前だ。
大事にしようぜ。
なっ?何でお前と親父が考えるんだよ!?恥ずかしい!
(佐久間)の…。
昇る星。
来たわ!漆黒の闇に突如として現れたきらめく至宝たちよ!仰ぎ見る天に輝く希望の星たちよ!さあ君らの奏でる音楽で神々のたそがれでさえも希望へと変えこの大宇宙を自由に羽ばたくがよい!
(けえ子)「なかなか深い名前だ」と言っています。
いやそこまでの意味は特にないんすけどね。
じゃあ俺はモーツァルト以外のやる曲を決めなきゃいけないんで。
ちょっと待って千秋君。
えっ?これねシュトレーゼマンの最新作。
ドイツの友人が送ってくれたんだ。
よかったら。
どうも。
(佐久間)うん。
(龍見)ああっ!千秋さん!これスタミナ定食!のだめちゃんに食べさせてあげてください。
どうも。
先輩がモーツァルト!?アハハハハハハ!何がおかしい!?だってーモーツァルトはピンク色ですよ!はっ?何の話だ?のだめの中のイメージカラーです。
千秋先輩がピンク?あへぇー。
お前飯食ったんならもう帰れ。
俺も勉強しなきゃいけないんだよ。
ああー!お代わり!ご飯お代わりします!《この間の「のだめ幽霊化情報」は何だったんだ?いつもどおりよくしゃべるわ。
よく食うわ。
心配して損したじゃねえか》あっそんなもんで。
そういえばお前自分の勉強は?えっ?ピアノの練習。
実はのだめ…。
俺もしばらくはつきあってやれないんだから自分でちゃんとやっとけよ。
・『モーツァルトオーボエ協奏曲ハ長調』《ピンクというよりいぶし銀!?確かにモーツァルトの曲にはもう少し華やかさや温かさがあったほうがいいのかもしれないな》じゃあ10分休憩。
それから黒木君ちょっと。
ここなんだけど…。
・
(のだめ)先輩!お味噌汁とおにぎり持ってきました!皆さん食べてください。
お疲れさまです。
(真澄)げっ!?の…のだめ!?ふぎーっ!ああー!どうしたんですかー!?おい!来るなって言っただろ。
差し入れ持ってきただけですぐ帰りますからー。
あっ。
オケの皆さんに挨拶を。
ちょっと待て。
なぜ挨拶をする?つ…妻だから。
ふふーん。
お前今日レッスンじゃなかったか?あっ今日は谷岡先生が風邪で…。
じゃあ谷岡先生にお見舞いの電話を。
ああっ!あの谷岡先生今日は家族でメキシコに…。
やっぱり何か変だぞ。
えっ…。
いつも変でもレッスンだけはサボったことなかったのに。
おい。
何を隠してる!?・
(黒木)千秋君。
さっき言ってたここなんだけどさあの…。
あっごめん。
お取り込み中ならまた後で…。
ああーっ!全然全然!お取り込んでません!千秋先輩のオケの人ですよね?ああ…。
あの差し入れ持ってきたんです。
よかったら食べてください。
おにぎりとお味噌汁です。
練習頑張ってください。
ごめんください。
あいつ後で絶対吐かせてやる。
千秋君。
今の子千秋君の彼女?はっ!?いやあれはピアノ科の後輩で…。
名前は?野田恵だけど。
野田恵ちゃん…。
・
(演奏)
(峰)うまい。
ああー。
(真澄)落ち込むくらいだったら見学するのやめたら?・
(演奏)すげえ。
・
(演奏)はあー。
(拍手)どうしたらそんな音が出るんだ?えっ?俺を弟子にしてくれ!
(清良)はっ?俺に個人レッスンしてくれ!時間があるときでいいから!何でもごちそうする!親父が!肩ももむぞ!親父が!何でよ?あんただって先生くらいいるでしょう!?いや。
俺の先生よりお前のほうがずっとすごい!いや!好きだ。
清良のバイオリンが!おーい。
練習始めてもいいか?
(冷やかす声)はい!いいですよ!じゃあもう一度頭から通して。
・『オーボエ協奏曲ハ長調』《さっきまでいぶし銀だったこのオケが…》《ピンク色のモーツァルトに》《のだめのヤツ》どうも。
あっご機嫌よう。
主人がいつもお世話になっております。
のだめの担当がハリセンに!?何でそんな急に?君たちこの間二人でラフマニノフ弾かなかった?あっ。
それで野田君のことが気に入っちゃったみたいだよ。
江藤先生。
あの演奏を聴いて。
・
(のだめ)ぎゃぼーっ!・
(江藤)待てー!ごらぁ!今日は体調がすぐれませんので!
(江藤)走っとるやんか!ハハハハ。
変態!痴漢!早速激しいね。
うまくいくわけがないあの二人が。
あいつをどうにかしたいなら谷岡先生がどうにかしてやればいいのに。
僕はねやる気のない生徒にやる気を出させるほどやる気のある教師じゃないんだよ。
でも生徒は大事なお客さまだから生徒の夢や希望をかなえるための努力や協力はしてやりたい。
その結果僕は3年間『モジャモジャ組曲』やら『おなら体操』なんかの指導に尽力してしまったんです。
だから僕の教師としてのポリシーから言えば野田君が嫌がるなら江藤君には渡したくない。
でも最近何かが変わってきた気がするんだ野田君。
本人は気づいてないかもしれないけど何かが。
それ見てみたいんだよね一個人として。
(子供)ママ。
見て見て。
おじさんが挟まってるよ。
千秋先輩!ちょうどよかったです!一緒に帰りましょう。
のだめあしたの差し入れ用にスーパーに行きたいんです。
のだめ。
いつまでレッスンサボるつもりだ?あしたは谷岡先生が…。
お前の担当はハリセンだろ?でもほかの授業は出てます。
幼児教育とか。
向いてないって。
えっ?お前には先生は向いてない!何でですか!?お前に教育や指導なんてできるわけないだろ!子供になめられる。
いじめられる!そんなんじゃ先生にはなれないんだよ。
のだめは幼稚園の先生になるんです。
俺が親ならお前だけには絶対預けたくない。
のだめ今日は一人で帰ります。
もう絶交です。
おうおうそうしてくれ。
俺も一人で帰るから。
別居ですよ!離婚ですよー!《バカなヤツ。
お前は絶対演奏者向きなのに。
でも今のままじゃダメだ。
いくら才能があったって本人がそうあることを望まなければ》《俺があいつを引っ張り上げられたら》《結局あいつを変えるには自分のことを頑張るしかないってことか》あっ。
千秋先輩のオケの人。
野田恵ちゃん。
こんばんは〜。
こんばんは。
あっそうだ。
あの。
僕は森光音大の黒木泰則。
昼間差し入れありがとう。
ああ。
いえいえ。
それとこれ。
散歩に出かけたらね偶然花屋で見かけて。
知ってる?すずらんの花言葉。
「純潔」「清らかな愛」
(魔法瓶が転がる音)おにぎりのお礼。
へえ〜!きれい。
ありがとうございます。
うん。
今日はまだオーケストラの練習ですか?ああいや。
練習はもう終わったんだけど今日学校がなくて暇だったから。
あっこれ。
リードでも削ってようかなと思って。
リード?クラリネットやサックスは削らなくても使えるのが売ってるんだけど。
オーボエは自分で削らないといけないから。
へえー。
これがリード?大変ですね。
でもそれを含めて好きなんだ。
手のかかる子ほどかわいいっていうか。
あっ。
でもオーケストラの中じゃ地味な楽器だって思われがちだけどね。
地味って思われがちなんですか?ああいや。
うん。
のだめは好きだけどなオーボエの音。
いいなぁ!オーケストラ楽しそうで。
恵ちゃんはピアノ?はい。
楽しくないの?楽しいですよピアノ好きだし。
でも…。
(江藤)お前のピアノこの俺が昇華させてみせる
(千秋)何でもっと上を目指さないんだ!?お前には先生は向いてない黒木君はプロとかいわゆる「上」を目指してるんですか?あっうん。
とりあえずプロになることが目標だけど。
じゃあ幼稚園の先生になりたいわたしが同じように「上」を目指すのって変ですよね?恵ちゃんの言う「上」っていうのがよく分からないけど音楽やってて単純にうまく演奏できたらうれしいしもっとうまくなったらもっと楽しいんじゃないかなって。
だから「上」を目指すっていうのは純粋に音楽を楽しむってことなんじゃないかな。
恵ちゃんはそう思わない?
(江藤)お前の女どうなっとんのじゃ!?あれは一体どういう人間なんや。
天然の変態か?俺の女じゃないけど変態です。
普通にレッスンを受けられへんのか!?変態といえども音大生やろ!あなただって普通のレッスンしないじゃないですか。
はあ!?そんなハリセンを持ってレッスンする人ほかにいませんよ。
これはただのハリセンやない。
俺の愛の形や。
《考えてみれば何でのだめは逃げてるんだ?いくらハリセンが厳しいとはいえ異常なほどの拒否反応》しかし今日でこいつともお別れや。
俺はお前のときのような失敗はもう二度としたくないんや!どんな変態でも俺はもう自分の見込んだ生徒を投げ出したりはしない。
あの!とりあえずなんですけど。
うん?あっ!うわああ〜っ!「プリごろ太」ラムネ付きフィギュア350円の!うわぁ。
ああーっ!リオナ!ああーっ!パパ!パパ。
あっママ!あっカリーも!へえー!あれ?カズオがいないな。
あっ!ふぉぉーっ!カズオ!やっとカズオ。
(ドアが閉まる音)
(江藤)今日は弁当付きレッスンや。
ってこら!逃げるな!おい。
ちょっと待て!俺はもうハリセンを捨てた!ホンマや!見てみぃ。
丸腰や。
俺は変わった!この前どなったことも謝る!堪忍したってや!せやからもう普通にレッスンを受けてくれ!あのー。
何や?一つだけお願いがあるんですけど。
お願い?「おなら協定。
1『おなら体操』の振り付けを力を合わせて完成させること。
2絶対殴んない」一つちゃうんか?
(せきばらい)いい振り付けを考えましょう。
ああ。
「おなら体操協定」ここに成立したり!ヒヒー。
じゃあまずは弁当をいただきましょう。
いやー。
レッスンが終わってからにしよう。
ああー。
『おなら体操』オー!さんはい。
我慢や。
これができたら俺のホントのレッスンが始まる。
歌いながらですよ。
おう!どんな感じや?あれ?何か落ちましたよ。
あっ!「野田恵の扱い方。
1とりあえず『プリごろ太』2とりあえず弁当。
3とりあえず自由に」はぎゃ?何ですか?これ。
(江藤)「プリごろ太」?何や?それそれから弁当で釣るのもいいかもしれません。
それからまずは自由に弾かせてやってくださいまっ何だかんだ言ってあいつがいちばん心配しとるんやろ。
千秋先輩。
まあこの最初の振りやけどな。
おい!どこ行くねん?おい。
ちょっと待て!お前!踊り損やないかい!?まだ選曲してるの?候補はいくつかあるんだけどなかなかピンと来なくて。
はいこれ。
東京シンフォニーホ−ルのパンフレット。
客席の図面もあるから参考になるかと思って。
ありがとう。
でも彩子。
何でここまで?やっと見つけたんでしょ?日本でやれること。
俺ずっと海外に行けないんじゃ意味がないって思ってた。
クラシックの本場はヨーロッパだって。
いくら日本で評価されても頂点には立てないって。
でも今は…。
おい!絶交はどうした?別居は?離婚は?それより先輩。
海外行けないってホントですか?お前何でそれを?風の噂で…。
嘘つけ!盗み聞きだな!?何で行けないんですか?エコロジー症候群ですか?それとも何か悪いことしちゃってパスポート作れないとか!?いいだろ!何だって。
もしかして飛行機が怖いとか?ひっ。
そうだったんですね。
だから留学しないで院に進むんですね!?いいんだもう。
今やれることをやってみようと思うんだあのオケで。
先輩。
さあ勉強勉強!あっ。
はぎゃっ!ミルヒー!?『ブラームス交響曲第1番』ブラームス『交響曲第1番』ああっ。
先輩読んでください。
「ブラームス『交響曲第1番』完成までに20年を超える歳月を費やしたといわれるブラームス最初の交響曲」20年!?「しかしながらブラームスのこの壮大な『交響曲』を聴けば彼の20年に1秒たりとも無駄な時間がなかったことが分かるだろう」
(ミルヒー)千秋!もっと音楽に没頭しろと言ってます!
(ミルヒー)君は大事なことに気づいてない
(ミルヒー)大事なことは君がこの曲とどれだけ真剣に向き合ったかということです
(ミルヒー)半端はわたしは許しませんこれだ。
先輩?何探してるんですか?あった。
こっからだ。
バイオリン…こっから。
《そうだ。
もう無駄にできる時間はない。
今日からはこのブラームスの世界に没頭しなければ!》12月3日東京シンフォニーホールで俺たちライジングスター・オーケストラの公演が決定した。
(一同)おーっ!じゃあ早速ブラームスに入るから各自準備して。
はい!やっと出番が来ましたね。
うん!よっしゃ!やるか!
(清良)あっごめんごめん。
遅れました。
ちょっとレッスン長引いちゃって。
(菊池)ごめんね千秋君。
ああ。
あっ。
もう始まってる。
失礼!
(峰)おい!もっと集中してやれよ。
はあ!?何よ?それ!お前コンクールの練習あるのは分かるけどコンマスが遅刻なんてありえないだろ?ただでさえコンクールのせいでオケの練習時間少なくなってんだから。
みんなもさ何か気が入ってないっていうか。
今はしょうがないんじゃない?コンクール終わるまでみんな将来がかかってるんだし。
いや。
俺だってこのオケに将来かけてんだよ!?えっ?
(舞子)そんな〜。
プロオケじゃあるまいし将来って。
じゃあみんなどういうつもりでこのオケやってんだよ?
(片山)どうってそりゃ同世代の優秀なメンバーでオケをやれたらいい経験だし刺激的だしそれに千秋君。
えっ?このメンバーで千秋君とやれたら何かすごい事ができる気がして。
だろ?プロにも負けないようなすごいことやってやろうと思ってんだよ俺は!みんなもそう思うだろ?
(ざわめき)
(峰)人気が出て客がいつも来るようになったら金だって入るしずっと続けられる!それはプロと一緒だよ!俺はこのオケならそうなれるって思ってるし。
伝説じゃない!永遠に続くオーケストラ!それが俺の夢だ!それはとてもいい夢だと思うけど俺春にはまたボストンに帰っちゃうよ?えっ?わたしもいずれはウィーンに戻るつもりよ。
そりゃあこのオケですごいことしたいけど将来の夢は向こうを拠点に世界で活躍することだし。
千秋君だってそうでしょう?当然!
(菊池)そりゃそうだろう。
シュトレーゼマンの弟子なんだし。
つーか何で日本にいるの?
(舞子)千秋君なら向こうのコンクールでも優勝できるでしょう。
《「当然」か…》大体俺たちオケのメンバーになるよりソリスト志望だからな。
てっきり1回きりの公演だと思ってたよ。
(木村)定期的に集まるのはいいけどプロってそれ本気?さすがにそこまではなぁ。
なあ?じゃあブラームス『交響曲1番』第1楽章。
初合わせやるぞ。
・『ブラームス交響曲第1番』《ふざけんなよ。
なぜみんな峰を笑う!?》《俺だって》みんなバラバラ。
今日はもういい。
いや。
コンクールが終わるまで練習はなしにしよう。
健闘を祈る。
(一同)えっ?ちょっ。
おい千秋!《最初から分かってたことじゃないか》《みんながいなくなることくらい分かっていたはずなのに》ひゃあーっ!
(魔法瓶が落ちる音)
(千秋)あっ!あーっ!
(乗客)うっ!
(乗客)どうしたの!?何だ?今の。
あれはあのときの飛行機事故。
でも初めて見る人間!?・『ガーシュウィンラプソディ・イン・ブルー』2014/04/01(火) 15:53〜16:48
関西テレビ1
のだめカンタービレ #07[再][字]【上野樹里 玉木宏 瑛太 水川あさみ 小出恵介】
「新オケ始動!すれ違う恋に波乱の予感!?」
上野樹里 玉木宏 瑛太 水川あさみ 伊武雅刀ほか
詳細情報
番組内容
のだめ(上野樹里)の担当教師が、落ちこぼれ専門の谷岡(西村雅彦)から、エリート学生担当の江藤(豊原功補)へと変更になった。
江藤は、のだめと千秋(玉木宏)が連弾していたラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を偶然耳にし、自らのだめの担当を申し出たらしい。しかしのだめは、ハリセンを振り回して怒鳴りまくる江藤の高圧的な態度にキレ、彼のハリセンを奪ってへし折ると練習室を出て行ってしまう。一方、千秋は
番組内容2
清良(水川あさみ)の提案を受けて新たに結成したオーケストラのメンバーと飲みに出かける。
そのオケには、森光音大のオーボエ奏者・黒木(福士誠治)やボストン留学から一時帰国したチェリストの菊池(向井理)ら、コンテストの常連でもある他大学の有名な学生が集まっていた。千秋と清良以外で桃ヶ丘音大から参加することになったのは龍太郎(瑛太)、真澄(小出恵介)、桜(サエコ)。龍太郎と桜は、Aオケに入るという
番組内容3
千秋から提示された条件をクリアし、オケへの参加を許されていた。
その席で千秋は、モーツアルトの「オーボエ協奏曲ハ長調」をやろうと皆に提案する。ソリストはもちろん黒木だ。
そんな中、千秋は、のだめの様子がいつもと違うらしい、と龍太郎に教えられる。龍太郎の父・龍見(伊武雅刀)からの情報だった。不安を覚えて帰ろうとする千秋だったが、オケのメンバーに引っ張られて、二次会に行く羽目になってしまう。
出演者
上野樹里
玉木宏
瑛太
水川あさみ
小出恵介
上原美佐
遠藤雄弥
サエコ
伊武雅刀
畑野ひろ子
豊原功補
西村雅彦
竹中直人 ほか
原作・脚本
【原作】
『のだめカンタービレ』二ノ宮知子(講談社)
【脚本】
衛藤凛
監督・演出
【プロデュース】
若松央樹
清水一幸
【演出】
武内英樹
音楽
服部隆之
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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