ニュース「STAP細胞論文で理化学研究所が会見」関連 2014.04.01

10時25分になりました。
この時間は、STAP細胞の問題で、理化学研究所の調査委員会の記者会見についてお伝えします。
東京・墨田区に設けられた会見場です。
先ほど理化学研究所の調査委員会は文書を公表しました。
小保方晴子研究ユニットリーダーに、2つの点で研究に不正行為があったとする調査結果を発表しました。
この会場で、このあと10時半から記者会見を開き、詳しい調査内容を報告します。
神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、ことし1月に発表したSTAP細胞の論文では、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されています。
このため理化学研究所は、外部の専門家も含めた調査委員会を設置し、事実関係の調査を進めてきました。
先月14日に公表した中間報告で、調査委員会は、6つの疑問点のうち2つについては、論文の著者たちから単純なミスなどがあったと説明を受け、悪意のある不正は認められないと判断しました。
一方で、残る4つの疑問点は、引き続き調査が必要だとしていました。
そして調査委員会は先ほど、小保方晴子研究ユニットリーダーに、2つの点で研究に不正行為があったとする調査結果を発表しました。
このあと10時半から記者会見が始まりしだいお伝えしていきます。
この時間は科学文化部の藤原記者と共にお伝えしていきます。
藤原さん、きょうは先月の中間報告に続いて、最終的な報告を公表するという会見になりますが、一番注目される点はどういったところになりますか?
まず、今回の調査結果の発表といいますのは、このSTAP細胞が実際にあったかどうかということの調査ではなくて、この委員会というのは、論文に不正があったかどうかという調査結果を発表したということになります。
そのポイントとしてはこちらをご覧いただきたいんですけれども、この6つのポイントについてですね、この1番から6番、6つのポイントについて調査が行われました。
このうちのこの2つに関しては、すでに不正とまではいえないということで、結果が出ていたんですけれども、今回、この4つについての結論が出たということです。
その結果なんですけれども、まずこちらの3番。
この遺伝子分析画像の切り貼りについては、これは不正であると判断されました。
そしてこの6番ですね、この核心画像、別の実験からの流用ということですけれども、これについても不正というふうに判断されたんです。
先ほど配布された文書の結果、この2点については、不正があったと認められるという、言ったら判断が示されたということですね。
はい、そうです。
こちらのまずこの3つ目、3番ですけれども、これはこちらをご覧いただきたいんですけれども。
論文に掲載されたこの遺伝子を調べる実験の結果なんですけれども、見えますかね、こちらのこの3つ目のこの真ん中にある、この真ん中の部分なんですけれども、この辺りですとかですね、ここに線が、不自然な線が入っているということで、この論文の結果について、何か不自然な点があるんじゃないかと、まず最初のころに、指摘があった、この問題のきっかけとなったような画像なんです。
こちらのこの画像、これまでの調査で、別の検査結果の画像が、ここの部分だけ貼り付けられていたということは分かっていたんです。
ただ、別の検査結果といいましても、同じような実験をいくつもやっていますので、同様な意味合いのものがきちんと貼り付けられていて、それが不適切ではあるけれども、不正とまでは言えないものなのか、それとも不正といわざるをえないようなものなのかということについて、今回、調査が行われてきました。
このあとの会見の中では、詳しい不正と認めた根拠などについても説明される予定です。
今、画面の右下でお伝えしていますが、会見場に理研の幹部、そして調査委員会のメンバーが入場してきました。
これから会見が行われます。
それでは改めまして、本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
これから理化学研究所におけるSTAP細胞に関わる研究論文の疑義に関する調査結果についての会見を始めさせていただきます。
本日は午前、これから10時半から12時、それから午後1時から3時という構成になっております。
午前中では調査委員会よりご説明を頂きます。
午前中は外部の委員の都合もございますので、まことに恐縮ではございますが、12時までとさせていただきたいと思っております。
調査委員会からの報告のあと、理化学研究所による報告を受けての会見を、1時から予定しております。
それでは初めに、本日出席いただきました、調査委員会、それから理研の役員を紹介させていただきます。
初めに理化学研究所、石井分子上席研究委員、石井俊輔委員長でございます。
千葉大学大学院医学研究員細胞分子医学教授、岩間あつし委員でございます。
理化学研究所総合…副センター長、免疫機関形成研究グループ、古関晴彦委員でございます。
理化学研究所しんかい細胞記憶研究室主任研究員、しんかいよういち委員でございます。
東京医科歯科大学副学長難治疾患研究所幹細胞せいぎょう分野教授、たがてつや委員でございます。
わたなべ法律事務所、弁護士のわたなべじゅん委員でございます。
また理化学研究所の理事、米倉実、川合眞紀、など同席させていただきます。
それでは調査委員会の報告の前に、ひと言、理事の米倉よりご説明を申し上げさせていただきます。
理事の米倉でございます。
コンプライアンスを担当させていただいております。
昨日、調査委員会から報告の提出を受け、理事会に報告を、本日、調査委員会のメンバーの方々による調査報告に関する説明を行っていただくということで、こういう場を設けました。
先ほど広報室長のほうからご説明ありましたとおり、この報告書に対する理研の対応につきましては、午後の会見で対応させていただきますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
それではお願いいたします。
それでは早速ですが、石井委員長よりまずご説明をお願いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
皆さん、おはようございます。
調査委員長の石井でございます。
中間報告の段階では、調査が継続中でありましたために、調査委員会メンバーの氏名の公表等は控えさせていただきましたが、昨日、最終報告書をまとめることができましたので、きょうは調査委員の氏名の公表、そしてここに委員の全員の出席をお願いしております。
それでは調査結果の報告をご説明したいと思います。
中間報告の段階でもご説明しましたように、調査対象の論文は、ネイチャーのアーティクルの論文1と、ネイチャーのレターの論文の2の2つがあります。
論文1に関しては、ここに挙げました5つの調査項目が設定されています。
一方、論文2に関しては、1つの項目が調査対象になっています。
そして調査の対象となった方は、小保方、笹井、若山、丹羽各氏4名の方であります。
中間報告の段階では、この1の1の項目と、2の1の項目に関しては、すでに中間報告の段階で調査が終了して、この2つについては不正行為が認められなかったということをご報告申し上げました。
きょうの最終報告では、調査が継続中でありました、この1の2から1の5について説明を申し上げたいと思います。
まず1の2の項目はここにありますように、論文1のフィギュア1iの画像の切り貼りの疑いです。
これがネイチャーに掲載された論文ですが、この画像の明るさ、コントラストを変えますと、このように明らかにバックグラウンドが異なっており、切り貼りがなされていることが分かります。
実際にこの実験は、小保方さんがなされて、この画像の切り貼りも、小保方さんが行われたとのヒアリング結果を得ました。
ここにゲル1とゲル2の2つのゲルがあります。
そしてこちらのレーン2からレーン6までの画像が、元の画像として使われているんですけれども、このレーン4の部分が、あまりクリアにバンドが見えないことから、ゲル2のこのレーン16の画像で差し替えたというのが小保方さんの説明でした。
そのやり方としましては、ゲル1とゲル2を比較しますと、電気泳動の流す時間、われわれの分野ではゲルの移動度という言い方をしますけれども、ゲル1のほうがゲル2に比べて、電気泳動時間が短いために移動度が短くなっています。
したがって小保方さんの説明によりますと、ゲル1の縦方向に拡大をして、このレーン16を、この部分に差し替えたという説明でした。
実際に小保方さんの説明どおりに行いますと、こういうふうになるわけです。
しかし、彼女の説明によりますと、ここに分子量のマーカーがあるんですが、分子量マーカーにこういうふうに照合して、そして切り貼りをしたという説明でしたけれども、このとおりに調査委員会が行ってみますと、目的のこれは、キーセルリセプターのリアレンジローカス由来のバンドなんですけれども、このバンドはぴったりと合うことはありません。
したがって、彼女のサエンティフィックな説明の分子量マーカーをもとにして切り貼りしたというよりは、こういうバンドに合わせて切り貼りをしたのではないかということが考えられます。
このような事実認定から、小保方氏の説明はこのような切り貼りの行為が禁止されているということを知らなかったというのが、彼女の説明でした。
しかし、このような行為は、研究者を錯覚させる危険性があります。
またこのデータは、T細胞受容体遺伝子再構成バンドをきれいに見せたいという意図・目的性を持って行われたデータの加工です。
そしてその手法は、科学的な考察と手順を踏まないものであることは明らかです。
よって調査委員会は、小保方氏が改ざんに当たる研究不正行為を行ったと判断しました。
残りの3名の調査対象者の笹井、若山、丹羽の3氏は、小保方氏から論文を投稿前に、すでに改ざんされた画像をその事実を知らされないままに示されたことが分かりました。
したがって、このような改ざんは、相当の疑いを持って、共同研究者としては非常にまれな、疑いを持って見ないと容易に見抜くことができるものではないというのが、われわれの考えで、この点から3氏については、研究不正行為はなかったと判断しました。
次に1の3は、この論文1のメソッド、方法論の部分に、この赤で示した部分が、グオーエトワールの論文のコピー、文章がほとんど一緒であることが分かったわけです。
そしてこの部分に関しては、このブルーで示した部分は、実際の実験手順と異なった手順が示されていることが分かりました。
したがって、1の3と1の4は、このメソッドの同じ部分ですけれども、異なった角度の疑義ということになっています。
この部分は、小保方氏がこのメソッド部分を記述したが、実際の実験は、若山研のスタッフにより、行われたことが分かりました。
そして小保方氏の説明によりますと、使用されていたプロトコールの記載が、簡単であったため、詳しく記載したほうがよいと考えて、詳しい文章を参考にしたが、出典を記載し忘れたという説明を受けました。
また後半部分が、実際の実験手順と異なっている点に関しては、小保方氏が実験の詳細を知らなかったため、後半部分が実際の実験と異なっているということが分かりました。
また若山氏も、論文をチェックしていなかったため、このミスが見落とされたという事実があります。
このコピーの部分ですけれども、このメソッド部分は、小保方氏がグオーエトワールの論文に由来する文章からコピーして、その論文を引用することなく、記載したと判断できます。
またこういう出典を明記することなく、他の論文をコピーして使用することは、この研究の世界ではもちろんあってはならないことです。
論文を適切に引用して、出典を正確に記載することは、研究者にとっては当然のことです。
しかしながら、小保方氏はこの論文1では41個の引用論文の出典を明らかにしていて、引用されていない箇所は、この1か所のみです。
また、このメソッドで記載されている核型解析は、この分野では一般的に行われている実験で、その手法も多くの研究室で共通です。
そしてこれらの事実から、文章が一般的な若山研での実験手順に関するものとして認識していたと推定されることから、出典について具体的な記憶がなかったことも、一応の合理性が認められます。
これらのことから、調査委員会ではこの点に関しては、研究不正行為と認定することまではできないという結論になりました。
また後半部分の実際の実験と記述が異なる点ですけれども、実際に実験は行われていました。
また意図的に実際と異なる実験手順を記載したわけではなくて、明らかな過失と認められます。
したがって、この1の4についても、研究不正とまで認定することはできないというのが、調査委員会の結論です。
最後に1の5の画像の取り違えです。
これはネイチャー論文、論文1のこの赤で囲んだこの画像と、この部分の画像、これはSTAP細胞をインビトロで分化させた場合、マウスにインジェクションして、プラトーマを使った場合にどういうたんぱく質が出来てくるかのげえき染色画像です。
2月20日に小保方さんのほうから、もともと論文に記載されたこの画像が、実は間違っていましたと。
ネイチャーの記述では、ひ臓の血液細胞から作成したSTAP細胞を使用したという記述がなされています。
一方、これらの画像は実は骨髄の血液系細胞から作成したSTAP細胞を使用していることが分かったというのが、小保方さんの説明で、ですからみずから申し出て、ここで正しいデータに差し替えたいということを、2月の20日にヒアリングの段階で申し出を受けました。
またこのテラトーマに関しては2017年の7月に、得られたデータもあるということで、画像データの提出を受けました。
しかし、本当に正しいデータを得るために、ここに組織形態を示す画像があるんですけれども、ここで使った同じテラトーマから、切片を作り直して、染色画像を得たというのが、小保方氏の説明で、こういうデータを論文の訂正に使いたいということを申し出を受けました。
ただ、その申し出の段階では、この画像が学位論文に使われていること、それから条件が違うことについては、調査委員会は申し出の中には聞くことができませんでした。
その後の調査で、この画像は学位論文にも使われているということが分かり、ネイチャー論文の条件と学位論文の条件を比較してみると、明らかな違いがありました。
ネイチャー論文では、この生後1週間のマウスひ臓由来細胞を酸処理して得たSTAPを使っています。
一方、学位論文では、生後3ないし4週齢の骨髄由来細胞を使い、また細いピペットを通過させて、機械的ストレスで作った幹細胞が使われていて、明らかに条件が異なります。
さらに、このネイチャーの画像を詳細に解析して見ますと、詳細はオミットしますけれども、こういうふうに黒いバーで隠した部分が出てきまして、こういう文字が出てきます。
この文字をこの学位論文のこの画像と照らし合わせてみますと、非常に学位論文と使われているのと同じような画像が出てきました。
ただ詳細にこの文字を比較してみますと、画像そのものの特徴は、学位論文の画像と酷似しています。
一方、文字については、完全に一致するかといわれると、微妙に違うところもあります。
したがって調査委員会では、学位論文そのものとは断定できず、学位論文に関連したなんらかの図から、これがネイチャー用に使われたというふうに判断しました。
小保方氏は、STAP細胞作製の条件の違いを十分に認識しておらず、間違えて使用したと説明されました。
そしてこの論文1の画像は、2012年4月にネイチャー誌に投稿して、採択されなかった論文にすでに使用されていたということが、調査過程で分かりました。
また調査委員会では、これらの画像を得た実験、そして…の由来をたどっていくために、実験ノートを調べさせていただきましたが、3年間の実験ノートが2冊しか存在しておらず、これらの画像データの由来を科学的に追跡することは、調査委員会メンバーはできませんでした。
またフィギュア2eの3つの画像、テラトーマ部分ですけれども、この実験の存在は確認されましたけれども、材料の由来の詳細は今言ったような事情で、完全にフォローすることはできませんでした。
これらの調査結果から、小保方氏が学位論文の画像に酷似するものを論文1に使用したものと判断しました。
また、データ管理がずさんであり、由来の不確実なデータを論文に使用した可能性もあります。
学位論文と論文1では、実験条件が明らかに異なります。
論文1の画像には、学位論文と似た配置の図から切り取った跡が見えます。
文字が浮かんできますので。
このデータは、STAP細胞の多能性を示す極めて重要なデータです。
明らかな実験条件の違いを認識せずに、論文1の図を作製した、との説明を納得することは困難です。
このような行為は、データの信頼性を根本から壊すものであり、その危険性を認識しながらなされたといわざるをえません。
以上の判断から、小保方氏がねつ造に当たる研究不正行為を行ったと調査委員会は判断しました。
残りの調査対象者の若山氏、笹井氏についての判断ですけれども、若山氏は小保方氏が客員研究員として在籍した研究室の主宰者です。
このような実験を指導する立場で、共に研究を行っていました。
これらのデータの正当性、正確性、管理について、注意を払うことが求められていました。
一方、笹井氏は若山氏に比べて、後半部分で主に論文を執筆する段階で加わられて、参加されて、本論文執筆を実質的に指導する立場です。
したがって、論文を執筆する際には、データの正当性と正確性をみずから確認することが、当然求められていました。
このような調査の事実から、若山氏、笹井氏は、両氏はねつ造に関与したものではなく、データの正当性等について、注意を払わなかったという過失により、このようなねつ造を許すことになったというのが調査委員会の判断です。
このように、若山氏、笹井氏は研究不正行為を行ったわけではありませんが、シニア研究者としてその責任は重大であろうと考えています。
以上、まとめますと、小保方氏については2つの点について、研究不正行為があったと判断しました。
また若山、笹井両氏については、研究不正行為はなかったが、データの正当性、正確性等について、みずから確認することなく、論文投稿に至っており、その責任は重大であると考えています。
また丹羽氏については、論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、研究不正行為は認められなかったと判断しています。
以上が調査委員会の調査結果に関する説明です。
ありがとうございました。
それではこれより質問をさせていただきたいと思います。
この時間、冒頭でも申し上げましたように、今回、今、説明がありました調査結果、報告に関するご質問にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
質問の際はマイクをお持ちしますので、マイクを受け取りましてから発言を頂ければと思います。
それでは前のほうから、マイク、一番前の。
何点か伺わせてください。
今回の調査結果で、改ざんおよびねつ造、さらには重大な論文の根幹をなすデータの中で見つかったということで、調査委員会としてはSTAP細胞があると、存在するというふうな科学的根拠を提示したこの論文、そこに問題があるということで、今回、STAP細胞、そもそも存在が疑われるというふうに解釈しているということでよろしいでしょうか?
中間報告の段階でも申し上げましたが、STAP細胞があるかどうかということに関しては、科学的な研究、探索が必要でして、それは調査委員会のミッションを越えます。
これは分かっていただけると思うんですけれども、この調査委員会の目的は、不正があったかどうかということですから、そこは分けて考えていただければと思います。
その質問の意図は、すなわち論文が初めて世の中に出たことで、STAP細胞というものが存在するということが広く認知されたわけで、その論文に不正があったということは、科学的に見ると、それを根拠として支えられるものがないっていうことで、その意味では存在が非常に疑われるといえるんではないでしょうか。
いや、もう、その質問に関しては、先ほどの私の回答と同じことを答えるしかなくて、たぶん押し問答になってしまうと思います。
もう一つ、今回のその結果を受けて、これは理研のほうへの質問になるかもしれませんが、なんらかの処分を考えていらっしゃるんでしょうか。
また小保方および笹井、こういった両氏は、皆さん何を今回の調査結果について話しているんでしょうか。
そのあたりにつきましては、午後の会見のときにお答えさせていただきますので、ご了承ください。
それでは。
今回の最終報告を見るかぎり、研究の不正行為は、小保方さんが単独で行ったということで間違いないかということ、またもう一点、不正の悪質さ、どの程度のものなのか、責任の重大さについても教えてください。
説明申し上げましたように、研究不正行為は小保方さん一人です。
不正行為の悪質さうんぬんというのは、なかなか説明が難しいと思いますね。
要するに研究不正行為と認定されたか、認定されなかったか、それは白黒の判断しかありませんので。
研究者として今回の不正行為というのは、改めてどういうふうに受け止めていますか?
それは質問の意図はどういうことでしょう。
不正行為があったという判断でしたけれども、研究者という方が今回の調査報告書のようなことをしたということについて。
ですから、当然、こういう研究不正行為は、研究者にはあってはならないことであるというのが、この世界の研究者の一般認識だと考えています。
最後にもう一点、中間報告のあとに、小保方さんご本人とさらにもう一度調査をしたことはあるのかどうか、もしやったんであればどういうやり取りがあったのか教えてください。
何度かヒアリングを行いました。
どういう反応だったのか、その中間報告のあと、この最終報告に向けて、本人はどういう話だったのか。
そのへんの事情、情報はたぶん、調査委員会のマターではないと思いますので。
不正行為がありましたよという報告は本人には伝えましたか?
もちろん、きのう、報告書が仕上がった段階で、研究所から伝えています。
本人はそれについては?
それは私のミッションではないです。
それはまた、後半の部でお話したいと思います。
それでは前列一番右の列の。
何点かお伺いします。
最初の電気泳動の切り貼りについて、小保方さんの説明とは異なる目的、意図があったような発言ですけれども、となりますと、小保方さんの説明というのは、虚偽説明やうその説明に当たると判断されているのでしょうか。
まとめてお伺いします。
ほかの笹井さんですとか、若山さんに関して、接点についても、事情を説明されていなかったとか、不正はなかったというふうにおっしゃいましたけれども、それはどういう理由でそう判断されたのでしょうか?もう1点、実験ノートは全部で2冊と、ここに書かれているものは、すべてのこのSTAP細胞に関わる実験について、全部で2冊という意味なのでしょうか、それに関連して、この調査に関して、例えばこの切片ですとか、実験ノートも含め、議事録も含め、どのぐらいの何点の物証を押さえて、調査されたのか。
会見は続いていますが、調査委員会が発表した最終的な報告、見ていきます。
こちらになります。
3番の遺伝子分析画像の切り貼りがあったのではないかという疑いについては、改ざんによる不正があった。
6番目、核心画像を別実験から流用したのではないかという疑いについては、ねつ造による不正があったと結論づけました。
藤原さん、それぞれどのような説明があったか教えてください。
まず3番、この遺伝子画像の切り貼りなんですけれども、ここの3つ目のこの真ん中の部分ですね。
こちらについては、改ざんであると、改ざんによる不正であるというふうに判断されました。
1つ大きなポイントとしましては、そもそもこの画像を切り貼りしたことが、研究者を非常に混乱させる、錯誤させる、誤解させるおそれがあるということが1つと、画像をきれいに見せたいという意図があったと。
つまり研究、この結果を分析するというのとはまた別の意図があったということを調査委員会は認定し、今、不正であるというふうに認定しました。
小保方さん以外の3人については、見抜けなかったというような説明もありました。
そしてこの6番目についてなんですけれども、こちらを使って。
こちらにつきましては、ねつ造による不正があったとしました。
調査委員会では、この2つの図、上がネイチャーに掲載された図で、この下が小保方氏の博士論文の図なんですけれども、この2つを詳細に分析した結果、この博士論文から、そのままネイチャーの論文に載せられたということではないかもしれないけれども、関連した図が使われていると。
この図を2つを同じものを使ってしまうことについて、それが条件が全然違うんだということについては、重要性を小保方氏がきちんと認識していなかったというふうに判断していました。
データの管理が非常にずさんで、この3年間での実験ノートについても2冊しかないと。
つまりこのもとになっているこの細胞がどこからきたものなのか、また新たに提出された写真が一体どういうものなのかというところがきちんと確認できなくなってしまったということから、このデータの信頼性を根本から壊すものであって、非常に重要なデータなのに、こういうことになってしまう危険性を認識しながら行ったといわざるをえないという非常に厳しい文言で、不正であるというふうに認定しました。
以上のこの6つの疑問について、2つ不正があったと結論づけられたわけなんですが、これによって、どういった影響が考えられますか。
理化学研究所の規定によりますと、このあと著者たちには、不正があったと認定された著者については反論の機会が与えられることになっています。
そういった反論を踏まえて、最終的に研究所がどういうふうな処分をするのか、またこの論文について不正があった場合には、この論文の取り下げを調査委員会は勧告することもできるんですけれども、それが実際どのように進められていくのかといったことが注目されます。
お伝えしていますように、STAP細胞を巡る問題で、理化学研究所の調査委員会はきょう、小保方晴子研究ユニットリーダーに、2つの点について、それぞれ改ざんとねつ造に当たる不正があったと判断しました。
そして調査委員会は、STAP細胞の論文の共同著者の山梨大学の若山教授、理研の笹井副センター長の2人について、不正行為はなかったが、データの正当性と正確性などについて、2014/04/01(火) 10:25〜11:00
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