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飯塚事件 弁護団が即時抗告
4月3日 20時21分

22年前、福岡県飯塚市で小学生の女の子2人が殺害された事件で、6年前に死刑が執行された元死刑囚の再審=裁判のやり直しを認めなかった福岡地方裁判所の決定について、弁護団は取り消しを求める即時抗告という手続きを行いました。

平成4年2月、福岡県飯塚市で、小学1年生の女の子2人が連れ去られ殺害された事件では、久間三千年元死刑囚が殺人などの罪に問われ、平成18年に死刑が確定し、その2年後に執行されました。
元死刑囚の家族が求めていた再審=裁判のやり直しについて、福岡地方裁判所は先月31日、「弁護団が提出した新たな証拠を検討しても、死刑判決に疑いは生じない」として再審を認めない決定をしました。
これに対して弁護団は、「われわれの主張を正面から判断せず、結論ありきの判断で許し難い」と批判し、決定の取り消しを求める即時抗告の手続きを期限の3日、福岡高等裁判所に行いました。
今後、福岡高裁で、DNA鑑定や目撃証言の信用性などについて改めて審理されることになります。

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