★「この地上に生きる者すべて、この映画を見ねばならない。そうすれば、すべてはもう少しは良くなるだろう」(アド・キルー)
上記の言葉は、ヒトラーの悪魔的大虐殺を描いたドキュメント映画に贈られたものである。
しかし、映画・パッション(救世主イエス=キリスト/ メル・ギブソン)こそ、正にそのメッセージにふさわしい、万人必観の「救いの意味」と真の希望」を教えてくれる映画であった。
★実は、前に1度観るチャンスが有ったのだが、マサに多忙のため、涙を呑んで手放した経緯がある、わたしにとってはリベンジの作品でもあった。
★物語のエッセンスは、①天父(神)とイエス=キリスト(神の子、メシア)との、越えてはならない、厳しい父子関係の証明である。
十字架処刑までの道程を時系列で追いながら、両者の汗と涙と血のコミュニケーションを体感する、半端でない衝撃作品。
②また、真の愛が激突し、天と地は引き裂かれて、十字架と復活とい、次善の救い=「霊的のみの救い」へと突き進んで行く。
③聖書(万人の行く道)には、必ず2つの道が示されている。つまり、繁栄への道と滅亡の道である。
④未だ結果の出ていない予言(夢・理想)を信じて、戒めを守って歩む第1の道(信仰の道・夢人生)と、逆に、信じないで戒めを破って落下する第2の道(破戒の道・闇人生)である。
人間は、愛・希望・信仰・夢・理想・目標無しでは、生きられない。
⑤本来、イエスは先ず、いとこでもあった洗礼ヨセフとその新興勢力を従え、エホバ(同じ神)とモーゼの十戒を信ずるユダヤ教勢力と1つになって、時の世界勢力ローマ帝国を従え、地上天国=理想社会を実現する天の計画の中にあった。
⑥しかし、洗礼ヨハネに裏切られ、ユダヤ勢力に反逆され、結局、ローマ帝国にも見捨てられ、イエス=キリストは「犬死に(無価値)」の立場に追い詰められた。
そこで父子は、窮余の秘策として、次善の道=天の計画に備える、霊と魂の勝利の道として、十字架の道を選んだ。
⑦もちろん、更なる地上天国実現に向けて、イエスは「私はすぐ来る」との予言を聖書に残していることは、あまりにも有名だ。
内村鑑三博士らの、キリスト再臨運動も有名。また、高級世界宗教や思想には最終指導者の出現を予言しているものが多い。
⑧このように、当初の父子の計画は、霊と肉の両者を一体で救い、天上天国と地上天国を回復するリベンジ戦であった。そして、その戦いは今日もまた地球上で、人々の心の中で続いている。
⑨また、聖母マリアや、彼に救われた女たちの、溢れる思いや感情を、また逆に、反逆の道を選んだ人々の姿を、映像に情緒豊かに表現しているのも見逃せない。
