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日豪EPA交渉 6日に詰めの協議4月6日 4時48分
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日本とオーストラリアのEPA=経済連携協定の交渉で、林農林水産大臣は5日、オーストラリアの担当閣僚と会談しました。
焦点になっている日本の輸入牛肉への関税引き下げについては一定の歩み寄りがあったものの課題も残っているため、両国は大筋妥結を目指して6日も詰めの協議を行うことにしています。
日本とオーストラリアが貿易や投資の自由化を目指すEPA交渉で、5日、林農林水産大臣はオーストラリアのロブ貿易・投資相とおよそ5時間にわたって会談しました。
交渉の焦点となっている日本の輸入牛肉への関税について、日本は、現在の38.5%から20%台にまで引き下げる考えを示す一方で、加工用に使われることが多い「冷凍牛肉」に比べて、国内の生産者と競合する「冷蔵牛肉」の関税の引き下げ幅を小さくしたいという考えを伝えたものとみられます。
これに対して、オーストラリア側も柔軟な姿勢を示し、一定の歩み寄りがあったものとみられます。
林大臣は会談後、記者団に対して「一歩ずつ着実に歩を積み重ねている。安倍総理大臣への報告を含めて、協議を継続していくことになった」と述べました。
両国は7日行われる安倍総理大臣とアボット首相の首脳会談での大筋妥結を目指しており、牛肉の関税を含め、残された論点について6日も詰めの協議を行うことにしています。
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