皇居乾通り公開２日目、すでに入門受け付け終了　初日上回る人出

(産経新聞)

　桜並木となっている皇居・乾通りの一般公開２日目となった５日、宮内庁は正午すぎから、入門待ちの新規受け付けを取りやめた。土曜日のこの日は午後１時時点で、予定より早く受け付けを締め切った初日全体に匹敵する５万１千人が入場する混雑で、処理しきれなくなっているため。

　８日までの公開の当初の計画では、入門は午前１０時から午後３時までの間としていた。だが初日の４日は午後１時半には、入門待ちが２時間に達する行列となったため新規受け付けを中止。計５万４１４０人が入場した。

　これを受け５日は開門を午前９時半に前倒ししたものの、入り口となる東京駅の坂下門側は大行列となっており、電話での問い合わせには正午から、並んでも入れない可能性が高いことを伝えているという。

　宮内庁は６日以降も余裕を持って来場するよう呼びかけている。