オバマ米政権が新しいタイプの核兵器性能実験に利用している「Zマシン」が、米エネルギー省サンディア国立研究所(米ニューメキシコ州)で、日本の報道機関に初めて公開された。直径40メートルで、瞬間的に発生させた巨大な電力から世界最強のX線をつくることができる。

 核物質の劣化度を調べる新型実験は、2010年11月から繰り返され、日本の被爆者団体などが「オバマ大統領の『核なき世界』に反する」と批判してきた。

 オバマ氏が「核のない世界を目指す」と宣言したチェコ・プラハでの演説から5日で5年。クリミア情勢をめぐる対立で米国とロシアの核軍縮は停滞し、核廃絶の機運はしぼんでいる。(アルバカーキ〈米ニューメキシコ州〉=行方史郎)

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