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04 Apr 2014 20:59

政治【歴史戦 第1部 河野談話の罪(3)前半】「慰安婦」で豪州巻き込む中と韓 推進役は中国系+(2/3ページ)(2014.4.3 08:27

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【歴史戦 第1部 河野談話の罪(3)前半】
「慰安婦」で豪州巻き込む中と韓 推進役は中国系

2014.4.3 08:27 (2/3ページ)「慰安婦」問題

 中国系の発言者は、キャロルの言う「強制」を裏付ける根拠として、平成5年に慰安婦募集の強制性を認めた官房長官、河野洋平の談話にも触れた。韓国系の発言者も日本政府が河野談話を見直そうとしているとし、「慰安婦像を韓、中、豪の女性への暴力抑止の象徴にしよう」と訴えた。

 公聴会にあわせるように現地の有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)は1日、「日本が第二次世界大戦の性奴隷像の提案に反対」との記事を掲載し韓国系副市長、サン・オクの「首相、安倍晋三は歴史をねじ曲げようとしている」との談話を紹介した。現地の日本大使館関係者によると、豪州の主要メディアが慰安婦像を大々的に取り上げたのは、これが初めて。この関係者は「慰安婦など聞いたこともなかったオーストラリアの一般市民が“性奴隷”の名の下に歪(わい)曲(きょく)された歴史を吹き込まれていく」と懸念を示した。

 公聴会で日系市民を含む反対派は、慰安婦像を設置すると日系人への偏見を招き、豪州が推し進めてきた民族融和に逆行すると抗議した。大学生の岩崎光(こう)生(き)(18)は「慰安婦像で日本人への差別が生まれれば、生まれ育った大好きなオーストラリアを離れざるをえない」と訴えた。

中国系と韓国系の“共闘”は、どう発生したのか

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