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国際
【歴史戦 第1部 河野談話の罪(4)前半】中国“歴史カード”の1つに急浮上した「慰安婦」
慰安婦は1人1部屋で生活し、午前10時から午後6時まで客を取る規定があったようだ。避妊具の使用義務と衛生面での注意や飲酒厳禁、指定された部屋以外に立ち入ることを禁じるなど、指示は細かい部分にまで及んでいる。
建物は誰でも自由に出入りすることができるような雰囲気にも見えたが、経は、「慰安婦たちは強制的に働かされた性奴隷だった」と語気を強めた。
中国は慰安婦問題に関して日中首脳会談などで持ち出したことはない。1996年の国連人権委員会(当時)で、特別報告官のラディカ・クマラスワミが日本の法的責任を求めた際も中国の代表から国家賠償を求める発言はなかった。しかし、中国外務省筋は先月末、こう言い切った。
「日中間には歴史に残された問題が3つある。遺棄化学兵器、強制労働、そして慰安婦だ」(敬称略)
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