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政治
【歴史戦 第1部 河野談話の罪(3)前半】「慰安婦」で豪州巻き込む中と韓 推進役は中国系
市議会は結局、判断を州や連邦政府に委ねたが、韓国系住民らは州への働きかけを強める方針という。
現地の日系人が「ふだんの生活では交わらない」と指摘する中国系と韓国系の“共闘”は、どう発生したのか。双方に聞いても「旧日本軍による人権侵害で問題意識を共有しており連携は自然」という紋切り型の答えが返ってくる。だが、ある中国系幹部は、「中国系から韓国系に連帯を提案した」と語る。
人口約3万7千人(2011年時点)のストラスフィールド市はオーストラリアのなかでも中国系(19・6%)と韓国系(9%)住民の割合が高い。米国を中心に慰安婦像の設置を進めている韓国系にとっては、人数と資金力で大きく勝る中国系と連携すれば像設置の公算が一気に大きくなる。
関係者によると、慰安婦像設置を進める中国系の市民団体幹部には、中国共産党が実質運営する企業から資本注入を受けた経営者が含まれるという。豪州を舞台に中国と韓国の対日「歴史戦」の構図が透けてみえる。(敬称略)
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