2014年 高校選抜 ＠ スカイホール豊田 中篇
2014 / 04 / 03 ( Thu ) あさって土曜日はいよいよ！東体で東京Ｗ杯が開催されますね。 平成25年度から続くラストの国際試合及び、26年度の体操シーズンが幕を明けます。 当初は２日間の予定が１日で全て終了ということで、遠征組にとって余計な費用がかからず お財布に嬉しい。来週も東体へ行くので、支出はできるだけカットしたいところです。 男子は国内トップのＡＡどちらかが優勝すれば、そのまま今シーズンの世界選代表に内定。 注目が集まりますね。昨日夕方、たまたま日テレ見てたら加藤凌平選手の特集をやってて 「優勝を狙いに行く」と自信たっぷりなコメントがありました。 難度を上げた種目もあるようで、鉄棒ではｺｽﾐｯｸを半分捻って片大逆手で持つＥ難度… など合宿の映像が映りました。ｶｯｼｰﾅにも挑戦するとのことで、世界王者が見せてくれる Ｄスコアに少しでも近づいて高いレベルで競い合いたい！との想いが伝わってきました。 ミスの少ない安定した演技、尚且つ高難度ワザの連続！日本が誇るＡＡ二人と海外勢の 競演を目に焼き付けに足を運びたいと思います。 個人的に一番楽しみにしている選手は中国の周施雄とイギリスのオールダムくん。 もちろんファビアンも！皆、頑張って欲しいですね。 ↓前置きが長くなりました。先日の高校選抜、覚えている範囲で振り返ります。 優勝 いや～もう非の打ち所が無い！失敗する気配さえない！本当に素晴らしい内容でした。 ＤＥスコアは床から順に 5.9 6.6 5.6 5.6 6.5 6.4 8.60 8.60 8.40 9.35 6.50 8.80 あん馬の前半を見逃してしまったのですがＤスコア6.6は去年からガツンとアップ。 ロスとウ・グォニァン入れてたかも。とにかく安定感抜群のサークルでした。鉄棒から 始まって着地も綺麗にまとめ、ゆかも大きなミスなくラストの平行棒まで自分のリズムで。 跳馬のドリィッグスは着地ピタリ。Ｅ-9.350は今大会一番のスコアだったかもしれません。 得意種目のＤを上げても美しく、ミスなく通せる安定感。まだまだ進化しそうな雰囲気です。 この時期にカンペキとも言える内容で、ぶっちぎりな得点で堂々の優勝！おめでとうございます。 ２位 谷川 航選手（市立船橋） 87.600 彼もひと際、高いＥスコアを並べて落ち着いて演技していました。強い選手は器具に触る前から 常に自分のペースで動いているので、独特なオーラがあって他の選手とは違いますね。 6.3 5.7 5.6 5.6 6.1 5.6 8.80 8.70 8.65 9.30 8.65 8.60 スタートは吊り輪から。無難に切り抜けて跳馬のドリィッグスは飛距離も高さも素晴らしい！ 平行棒から得意のゆかまで滞りなくミスなく演じきるも、何となくモノ足りなく感じるのは 去年からほんの少しだけのＤスコアアップに留まっていたことかも。。。 ラストのあん馬で一瞬ヒヤッとするも、キッチリ立て直しができて大過失を避けられたことは １年時から何度も大舞台を経験し、修正できる力と動じないメンタルが培われできたからで しょうね。あとはワザを少しずつ増やして、シニアの上位と競い合えるレベルまで持って行き たいところです。２位、おめでとうございます。楽しそうに弾む航くんの床が大好きです＾＾ ３位 白井健三選手（岸根） 86.450 床跳以外の４種目をどれだけまとめることができるのか？注目されました。 7.4 4.6 5.7 6.0 6.2 5.6 8.90 7.95 7.85 8.95（-0.1） 8.80 8.60 同じ班で回った関西の１年生の子たちが、自分たちの床のアップをほとんどやらずに 椅子に座って健三くんの練習を食い入るように見つめていたのが印象に残りました。 床はもう異次元のレベルを自信満々に跳び弾みまくり！誰も真似できないシリーズばかり！ スタートの跳馬、シライ/キムは少々力んだせいか？詰まり気味で飛距離が出ず、ライン減点も あって想定外の得点。気持ち切り替えて15点台に乗せた平行棒はダイナミックに美しく捌いて いました。身体が大きくなったせいかバクダンカット、チカラ強かったですね。 鉄棒はポゴレロフが綺麗に決まっていました。アドラーからの両大逆手！滑らかでしたね～。 あん馬は降りワザで倒立に持っていけなくて認定されず、得点が伸びませんでした。吊り輪も 無駄な揺れが多かったかな。最後の２種目で失速はちょっと残念。 あん馬吊り輪を上手くまとめられれば88点台を目指せる状態でしょうか？ 憧れの「内村航平」になるまでは、まだまだ試練は続きますが焦らず、少しずつですね。 健三くんらしさだけは損なわないよう、期待に応えて行けるといいですね。 ３位、おめでとうございます。 長くなったので後篇で〆ます。あした。。。 |
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