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韓国政府 教科書検定で「強く糾弾」と反発4月4日 14時59分
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来年4月から小学校で使われる教科書の検定が終わり、島根県の竹島について小学校の教科書としては初めて「日本固有の領土」と盛り込まれたものもあるなど、記述が大幅に増えたことについて、韓国政府は、竹島への挑発を続ければ関係改善は遠のくと指摘し「強く糾弾する」と反発しました。
4日開かれた文部科学省の審議会で、小学校の教科書は申請のあった139冊すべてが検定意見に基づく修正を経て合格し、竹島について記述した教科書が大幅に増えたうえ、小学校の教科書としては初めて「日本固有の領土」と記述しているものもあります。
これに対して韓国外務省の報道官は声明を読み上げ、「島に対する挑発を一層高めた小学校の教科書を検定で通過させたことを強く糾弾する」と反発しました。
そして安倍総理大臣が先月、国会で歴代内閣の立場を全体として引き継いでいると発言したことに触れたうえで、「小学生にまで帝国主義の歴史をゆがめた教育を行うならば約束を破ることになるだけでなく、国際社会からの孤立を招く」と批判しました。
さらに、「日本政府が島への挑発を続けるならば、日韓関係改善の道は遠くなる」と述べて、日本政府をけん制しました。
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