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アメリカの雇用 改善の勢い取り戻す
4月4日 22時20分

アメリカの3月の雇用統計が発表され、失業率は6.7%で前の月から変わらず、記録的な寒波の影響で弱い動きが続いていた農業分野以外の就業者数の伸びも、いくぶん勢いを取り戻しました。

アメリカ労働省が4日発表した3月の雇用統計によりますと、失業率は6.7%で前の月と変わりませんでした。
一方、景気の現状を示すとされる農業分野以外の就業者数は、前の月に比べて19万2000人の増加となりました。
また、併せて公表された2月の就業者数も19万7000人の増加に上方修正されました。
アメリカの就業者数の伸びは、記録的な寒波の影響で、12月にはおよそ8万人という低い伸びに低迷するなど弱い動きが続きましたが、2月、3月と19万人台の伸びが続き、いくぶん勢いを取り戻しました。
分野別にみますと、3月は寒波の影響で雇用が減少していた「小売り」がプラスに転じたほか、「ホテルやレジャー」「医療・福祉」、それに「人材派遣」などの分野で雇用が増加しました。
市場関係者の間では、寒波が収まり、アメリカの雇用情勢は、改善の勢いを取り戻してきているという受け止めが広がっています。
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