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アニメ・ゲーム関連の情報を取り扱うラジオ番組や、声優さんが担当されているラジオ番組を総称してアニラジ(アニメラジオの略称)と呼ばれていますが、今回はその歴史を振り返ってみようと思います。
まずは、これまでどういった番組が放送されてきたのか、放送開始日が古い順から番組タイトルを列挙していこうと考えてみたのですが、さすがにこれまで放送されてきた全番組を掲載しようにも数が多く、1つの記事として収まりませんので、”2年以上続いた番組”、”インターネットラジオは除く”という2つの条件で抽出してみました。
■アニラジ年表 アナログ編 208番組(青字は現在放送中の番組)
放送開始 年数 番組名(放送局)[パーソナリティ]
1979年10月 7年 アニメトピア(ラジオ大阪)
[麻上洋子、吉田理保子 ⇒ 冨永みーな、川村万梨阿]
1982年10月 28年 アニメでGo!Go!(南日本放送)
[采野吉洋]
1984年 3月 3年 ペアペアアニメージュ(ラジオ日本→文化放送)
[山形ユキオ、島津冴子 水島裕、吉田理保子他]
1984年 4月 17年 アニメマインド(OBS大分放送)
[松井督治→平野賢]
1984年10月 25年 mamiのRADIかるコミュニケーション(東海ラジオ)
[小森まなみ、ミンキー・ヤス]
1986年 4月 3年 ラジオ玉手箱(ラジオ関西)
[岩崎和夫、吉田秀子]
1986年 7月 2年 週刊FMアニメストリート(FM横浜)
[中尾隆聖]
1986年10月 27年 ウキウキ放送局(エフエム山口)
[水谷寛]
2年 ポップス・アニメ情報局(東海ラジオ)→番組名を変更して継続
[矢尾一樹、佐和里美→ミンキー・ヤス、横山智佐→佐藤優子→宮里久美]
1989年 4月 24年 青春ラジメニア(ラジオ関西)
[岩崎和夫、吉田秀子→南かおり]
5年 はいぱぁナイト月曜日(KBS京都)
[冨永みーな]
1989年10月 14年 はいぱぁナイト金曜日(KBS京都)→番組名を変更して継続
[日高のり子]
1990年10月 19年 水谷優子のアニメ探偵団→水谷優子のアニメ探偵団II(高知放送)
[水谷優子]
7年 かおりのHello!アニポップ(東海ラジオ)
[本間かおり(普天間かおり)、ミンキー・ヤス]
1991年 4月 22年 ノン子とのび太のアニメスクランブル(文化放送)
[日高のり子、長谷川のび太]
22年 林原めぐみのHeartful Station(ラジオ日本→ラジオ関西)
[林原めぐみ、大月俊倫→あみやまさはる→保志総一朗]
1991年 6月 3年 熱血電波倶楽部(ラジオ関西)
1991年 8月 22年 チャラのOH!マイ・アニメ(栃木放送)
[高瀬美子]
1991年10月 2年 魔神英雄伝ワタル3(文化放送)→番組名を変更して継続
[田中真弓、伊倉一寿]
1992年 4月 21年 林原めぐみのTokyo Boogie Night(TBSラジオ)
[林原めぐみ]
6年 アニメキングダム→アニキンFREEDOM(東海ラジオ)
[山口勝平、岡本麻弥、大沼弘幸、J(三木眞一郎)]
3年 流星野郎のゲーム業界裏情報(ラジオ関西)
[流星野郎(相原誠吾)、結城鈴子→三石琴乃]
1992年 8月 21年 TV Game Radions(ラジオ大阪)→番組名を変更して継続中
[内藤寛、國府田マリ子 ⇒ 内藤寛、豊嶋真千子、高橋直純]
1993年10月 11年 國府田マリ子のGAME MUSEUM→國府田マリ子のGM(ラジオ大阪)
[國府田マリ子]
5年 佐竹雅昭の覇王塾(文化放送)→番組名を変更して継続
[佐竹雅昭、林原めぐみ]
2年 ツインビーPARADISE(文化放送)→番組名を変更して継続
[國府田マリ子]
2年 草尾毅のT-Kids Party→草尾毅のT-Kids Party R(東海ラジオ)
[草尾毅、稲垣玲伊子]
1994年 1月 3年 山寺宏一のGAP SYSTEM(東海ラジオ)
[バズーカ山寺、ラスプーチン矢野、柳原みわ]
3年 ピクチャーランドCLUB→ピクチャーランドCLUB II(ラジオ関西)
[金丸淳一 ⇒ 金丸淳一、丹下桜]
1994年 4月 2年 アニマガパラディ(文化放送)→番組名を変更して継続
[緑川光→松本保典、永島由子→氷上恭子]
1994年10月 19年 ポリケロののわぁんちゃってSAY YOU!(文化放送)→番組名を変更して継続中
[あかほりさとる、水谷優子]
19年 電撃大賞(文化放送)
[三石琴乃 → 現在:花江夏樹、谷澤恵里香]
16年 小森まなみのPop'n!パジャマ(東北放送)
[小森まなみ]
12年 広井王子のマルチ天国(文化放送)→番組名を変更して継続
[広井王子、横山智佐、千葉繁→山口勝平、豊口めぐみ]
4年 山野さと子スマイリングパラダイス(ラジオ関西)
[山野さと子、石田燿子、瀧本瞳]
1995年 4月 10年 VIRTUAL ADVENTURE(NACK5)→番組名を変更して継続
[石田彰、三重野瞳 ⇒ 三重野瞳]
7年 SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン(文化放送)
[冨永みーな、椎名へきる ⇒ 田村ゆかり、堀江由衣]
4年 久川綾のSHINY NIGHT(文化放送)
[久川綾]
2年 アニメExpress ギャラクシー・ネットワーク(TBSラジオ)
[桜井智、向井政生]
2年 もっと!ときめきメモリアル→CLUBときめきメモリアル(文化放送)
[丹下桜]
1995年 7月 2年 の〜みそこねこねラジオコンパイル(ラジオ日本)
[三石琴乃、仁井谷正充、田中勝己 ⇒ 北出マン、柳瀬なつみ]
1995年10月 4年 秘密の天地無用!→愛と由美のあぁぁ新天地!(文化放送)
[折笠愛、高田由美、水野愛日、ズッキーニ飯塚]
4年 着せ替えラジオアニメプリンセス→鈴木真仁のプリンセス倶楽部(文化放送)
[鈴木真仁、松野太紀 ⇒ 鈴木真仁]
4年 マダラプロジェクトアワー(TBSラジオ→ラジオ関西)→番組名を変更して継続
[大塚英志、桑島法子、前田このみ、桂川千絵 ⇒ 大塚英志、大塚ギチ、菊地由美]
3年 椎名へきるのすっぴんすまいる。(TBSラジオ)
[椎名へきる]
3年 折笠愛のムーンライトカフェ(KBS京都)
[折笠愛]
1996年 1月 4年 電脳戦隊ヴギィ'ズ★エンジェル(ラジオ日本)→番組名を変更して継続
[三石琴乃、ショッカーO野 ⇒ スマイルキッチン]
1996年 4月 17年 祥子のチョットCHAT・CHAT(栃木放送)
[菅原祥子]
4年 声優専科(ラジオたんぱ)→番組名を変更して継続
[雪野五月→谷山紀章]
2年 MAMI☆OMO Radio Caravan(ラジオ大阪)
[小森まなみ、西村朋紘、高橋直純]
2年 緒方恵美の銀河にほえろ!(文化放送)
[緒方恵美]
2年 岩男潤子の少コミナイト(文化放送)
[岩男潤子]
1996年 9月 5年 三石琴乃のエーベルージュ伝説(文化放送)→番組名を変更して継続
[三石琴乃、渡辺まほろ→豊口めぐみ→小林晃子]
1996年10月 17年 サンライズラヂオ(HBCラジオ)→番組名を変更して継続中
[宮島依里→多田葵→かかずゆみ→美郷あき→あべわき]
5年 子安・氷上のゲムドラナイト→子安・氷上のゲムドラナイトA(TBSラジオ)
[子安武人、氷上恭子 ⇒ 子安武人、氷上恭子、麻績村まゆこ]
4年 宮村優子の直球で行こう!(ラジオ大阪)
[宮村優子、岩田光央、愛河里花子]
4年 瞳と光央の爆発ラジオ(ラジオ日本)
[三重野瞳、岩田光央]
3年 スーパーアニメガヒットTOP10(ニッポン放送))→番組名を変更して継続
[岩男潤子、荘口彰久、松澤由実]
2年 同級生恋愛専科(文化放送)
[ショッカーO野、こおろぎさとみ]
2年 アルシェ通り3番地→平松・三重野のミラクル山脈→II(文化放送)
[平松晶子、三重野瞳]
1997年 4月 14年 VOICE CREW(FM NACK5)
[浅川悠、中原新 ⇒ 長谷川明子、田村睦心]
5年 古本新之輔ちゃぱらすかWOO!(文化放送)
[古本新之輔]
2年 流星野郎のGAMEMAX!(ラジオ関西)
[流星野郎(相原誠吾)、結城鈴子→河野真穂]
2年 中川亜紀子LUCKY FARM(東海ラジオ)
[中川亜紀子]
1997年 6月 5年 CLUB db(文化放送)
[桑島法子]
1997年10月 8年 菅原祥子のももんがTIME→菅原祥子のももんがTIME”(KBS京都)
[菅原祥子 → 菅原祥子、松本さち]
6年 超機動放送アニゲマスター(文化放送)
[おたっきぃ佐々木、菊地志穂、池澤春菜 ⇒
おたっきぃ佐々木、豊口めぐみ、榎本温子→山本麻里安]
3年 犬山犬子のポケモンアワー(ニッポン放送)
[犬山犬子、プロフェッサー吉川]
3年 飯塚雅弓のまだまだ日曜日だよ!→飯塚雅弓のいたいのとんでけ!(文化放送)
[飯塚雅弓]
2年 吉田古奈美のオワラナイト!(ラジオたんぱ)
[吉田古奈美、岩居由希子]
2年 ねおちゅぴ(ラジオ大阪)
[生駒治美、神谷けいこ]
1997年12月 2年 青春!!タコ少女(東海ラジオ)
[山咲トオル、くまいもとこ、菊地志穂]
1998年 4月 3年 週刊アニメグランプリ(JFN)
[冨永みーな → 冨永みーな、田中真弓]
2年 カーニバルだよ、ちはる組(東海ラジオ)
[手塚ちはる、平田宏美→釘宮理恵]
1998年10月 9年 川上とも子のうさぎのみみたぶ(ラジオ関西)
[川上とも子]
6年 飯塚雅弓のMEGA-TONスマイル(ラジオ大阪)
[飯塚雅弓]
5年 ラジオ・アニメどんぶり(TBSラジオ)
[向井政生、石垣はずき→清水香里→千葉妙子]
2年 丹下・氷上のトラブルチョコレート(JFN)→番組名を変更して継続
[丹下桜、氷上恭子 ⇒ 氷上恭子]
1999年 4月 14年 智一・美樹のラジオビッグバン(文化放送)
[関智一、長沢美樹、BGP(アシスタント)]
14年 a-FANFAN(USEN)
[三重野瞳 栗林みえ 前田愛 南かおり ⇒ 現在:三重野瞳 南かおり 水樹奈々 伊藤かな恵]
14年 めぐとも明のドリーム・ドリーム・パーティ→
明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティ(文化放送)
[神谷明、豊口めぐみ、葛野智子 ⇒ 神谷明、豊口めぐみ、清水愛、新谷良子]
9年 ルビーにくちづけ(文化放送)
[関俊彦、森久保祥太郎]
7年 南央美のせんせいのお時間→南央美のヒーリングルーム(ラジオたんぱ)
[南央美]
3年 三重野瞳の自力本願! 合格ラジオ(山陰放送)
[三重野瞳]
2年 アニメトピアR(ラジオ大阪)
[樋口智恵子、三橋加奈子→坂本真綾]
1999年 5月 6年 土曜の夜ですウハウハ大放送 アニメストリート(ラジオ日本)
[結城比呂、國府田マリ子]
1999年10月 8年 山本麻里安のはにわマイハウス(文化放送→BSQR)
[山本麻里安]
5年 でじこのへや(ラジオ大阪)→番組名を変更して継続
[氷上恭子、真田アサミ、沢城みゆき]
2000年 1月 10年 米倉千尋のSMILE GO HAPPY(東海ラジオ)
[米倉千尋]
2000年 4月 8月 声優王国!あんたの声が好きやねん(ラジオ大阪)
[山咲トオル、くまいもとこ ⇒ 酒巻光宏、加茂友美、西優子]
5年 HUNTER×HUNTER R(ラジオ大阪)
[竹内順子、三橋加奈子]
2000年 9月 4年 ゆる蔵、うれしいね。→ゆる蔵、うれしいね。+ワン!(ラジオ大阪)
[愛河里花子、宮村優子 ⇒ 愛河里花子、宮村優子、福井裕佳梨]
2000年10月 6年 椎名へきる PRECIOUS GARDEN(JFN)
[椎名へきる]
2年 ESアワー ラジヲのおじかん(東海ラジオ)
[バカボン鬼塚、有島モユ、水樹奈々]
2年 アニソン女子部(ラジオ関西)
[堀江美都子・大杉久美子、Salia、井上あずみ、三重野瞳、金月真美他]
2年 関様・姫のキャラでイキましょう(ラジオ大阪)
[関智一、野上ゆかな]
2000年12月 5年 井上喜久子のおさかなラジオ(BSQR)→番組名を変更して継続
[井上喜久子]
4年 まさや・ちえみの○○エモーション(文化放送)→番組名を変更して継続
[小野坂昌也、千葉千恵巳 ⇒ 小野坂昌也、清水香里、櫻井孝宏]
2年 榎本温子のらじおむ~(BSQR)
[榎本温子、小野坂昌也、ポアロ(伊福部崇、鷲崎健)]
2001年 4月 6年 ラジオ・パステルコレクション(TBSラジオ→ラジオ関西)
[森川智之]
4年 かないみかのぴんくドラゴン→番組名を変更して継続
[かないみか、斉藤K、やまけん ⇒ かないみか、堀内賢雄→森訓久]
2001年10月 11年 野川さくらのマシュマロ♪たいむ(ラジオ関西)
[野川さくら]
7年 島本和彦のマンガチックにいこう!(STVラジオ)
[島本和彦、室田智美→渋谷愛奈美→宮田愛子→渋谷愛奈美→奈良愛美]
3年 OHA-OHA NIGHT(ニッポン放送)
[山寺宏一、ベッキー]
3年 倉田ねじまき堂(BSQR)
[倉田雅世]
2年 シスター・プリンセス〜お兄ちゃんといっしょ→電撃G's Radio(文化放送)
[桑谷夏子、望月久代]
2年 豊嶋真千子・岩田光央 アスパラFUN!!(ラジオ大阪)
[豊嶋真千子、岩田光央]
2002年 4月 11年 水樹奈々 スマイル・ギャング(文化放送)
[水樹奈々、福圓美里]
11年 RADIOアニメロミックス(文化放送)
[矢尾一樹、鮫島巧 ⇒ 現在:宮野真守]
11年 ビタミンM(bayfm)
[坂本真綾]
11年 王様ラジオキッズ(ラジオ関西)
[木村三恵]
5年 祥太郎、麻衣・CURE HOUSE(FM-FUJI)
[森久保祥太郎、中原麻衣]
4年 ミエノにプリンパン!→2(岩手放送→岐阜放送)
[三重野瞳]
3年 ぴたぴたエンジェル♪→番組名を変更して継続
[田村ゆかり、新谷良子 ⇒ 田村ゆかり、新谷良子、真田アサミ→後藤沙緒里]
2年 円盤皇女ワるきゅーレ モッチー・ちなちなのラジオワるQ(ラジオ大阪)
[西村ちなみ、望月久代]
2年 三重野瞳の食う寝るしゃべる!(ラジオたんぱ)
[三重野瞳]
2002年10月 11年 こむちゃっとカウントダウン(文化放送)
[櫻井孝宏、植田佳奈→小清水亜美→井口裕香]
11年 (有)櫻井工房→(有)チェリーベル(文化放送)
[櫻井孝宏、松来未祐、藁谷麻美→鈴村健一]
11年 堀江由衣の天使のたまご(文化放送)
[堀江由衣]
4年 東京キャラクターショーRADIO→有楽町アニメタウン(ニッポン放送)
[吉田尚記、田中理恵]
2年 ラジオアベノ橋魔法☆商店街(ラジオ大阪)
[サエキトモ、松岡由貴、のーてんき武田、ゆんぴょう]
2003年 4月 10年 岩田光央・鈴村健一 スウィートイグニッション(ラジオ大阪)
[岩田光央、鈴村健一]
10年 田村ゆかりのいたずら黒うさぎ(文化放送)
[田村ゆかり]
10年 テニスの王子様 オン・ザ・レイディオ(文化放送)→番組名を変更して継続中
[マンスリーパーソナリティ]
2003年 6月 5年 集英学園乙女研究部→集英学園乙女研究部()(文化放送)
[諏訪部順一、高橋広樹、藁谷麻美→加藤英美里 ⇒ 諏訪部順一、鈴木達央]
2003年 7月 3年 純子と涼のアシタヘストライク!→純子と涼のアシタヘストライク!F(文化放送)
[皆川純子、広橋涼]
2003年10月 7年 オー!NARUTOニッポン→NARUTO Radio 疾風迅雷(ラジオ大阪)
[竹内順子、マンスリーパーソナリティ]
2年 アニプレックスアワー ハガレン放送局(ラジオ大阪)
[朴王路美、釘宮理恵]
2004年 3月 6年 白石涼子のシカイ良好☆ふんたららん→聞かなきゃ☆そん♪Song!(文化放送)
[白石涼子]
2004年 4月 9年 A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜(文化放送)
[鷲崎健、浅野真澄]
9年 高橋直純Trouble Maker(FM NACK5)→高橋直純のトラ×ブルメーカー(東北放送)
[高橋直純 ⇒ 高橋直純、鈴木達央 ⇒ 高橋直純]
6年 アキバチック天国(栃木放送)
[bamboo、YURIA、遠藤正明 ⇒ 鹿野優以、のみこ]
2年 アミューズステーション(ラジオ関西)
[中島沙樹、稲村優奈]
2004年 7月 9年 KOTOKOノコト(エフエム北海道)
[KOTOKO]
2004年 9月 3年 PONY CANYON STYLE まるなび!?(文化放送)
[川澄綾子、能登麻美子]
2004年10月 9年 angelaのsparking!talking!show!(東海ラジオ)
[angela]
4年 スウィートジャンクション(ラジオ大阪)
[森久保祥太郎、杉田智和、森田成一]
2年 奥井雅美 O-Live(ラジオ関西)
[奥井雅美]
2005年 4月 8年 野中藍 ラリルれ、にちようび。→野中藍 ラリルれ、サタデーナイト。(ラジオ関西)
[野中藍]
6年 ポケ声ファイト!→JOY SOUNDファイト!(文化放送)
[朴王路美、森久保祥太郎→宮野真守]
5年 BLEACH “B” STATION(ラジオ大阪)
[森田成一、パンスリーパーソナリティ]
3年 サイキックラバーのアニカンRADIO(ラジオ関西)
[サイキックラバー、近江知永→酒井香奈子→黒岩奈奈→阿部玲子]
2005年10月 8年 パケdio チャンネル(ラジオ日本)→番組名を変更して継続中
[堀川りょう、小坂りゆ→市川洋介 ⇒ 堀川りょう]
3年 週刊!アニたま金曜日(ラジオ関西)→番組名を変更して継続
[やまけん、鳥海浩輔、又吉愛]
3年 ミエノのタタキ!ヒトミ添え(ラジオ大阪)→番組名を変更して継続
[三重野瞳]
2006年 1月 7年 青山二丁目劇場(文化放送)
[藤田淑子]
2006年 4月 7年 集まれ昌鹿野編集部(ラジオ関西)
[小野坂昌也、鹿野優以]
7年 ミューコミ→ミューコミ+(ニッポン放送)
[吉田尚記]
3年 THE IDOLM@STER RADIO(ラジオ大阪)
[たかはし智秋、今井麻美]
3年 東京アニメセンターRADIO(文化放送)
[宮田幸季、加藤英美里→米澤円 ⇒ 柿原徹矢、松来未祐]
2年 ケロロとギロロの地球侵略ラヂオ(ラジオ大阪)
[渡辺久美子、中田譲治]
2年 富士見ティーンエイジファンクラブ(ラジオ大阪)
[明坂聡美、長谷川静香、波多野桃子]
2006年10月 7年 椎名へきる みたいラジオ(エフエム東京)
[椎名へきる]
7年 せいやん・YURIAの 美少女ゲームは嫌い(ラジオ大阪)
[片岡せいやん、YURIA]
7年 ゆかりの今夜もゲームオーバー?(HBCラジオ)
[船越ゆかり]
2年 桃井はるこの超!モモーイ(文化放送)
[桃井はるこ]
2年 近江知永の「す」!(ラジオ関西)
[近江知永]
2007年 4月 6年 神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~(文化放送)
[神谷浩史、小野大輔]
6年 工口×工口→ロンハールーム(ラジオ関西)
[石川"ロング"英郎、諏訪部"ハード"順一]
4年 へきる、淳司 NATURE(FM-FUJI)
[椎名へきる、間島淳司]
2年 坂本真綾 地図と手紙と恋のうた(TBSラジオ)
[坂本真綾]
2007年10月 6年 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ(TOKYO FM)
[鈴木敏夫]
4年 アニたまどっとコム standard まるなげ♪(ラジオ関西)
[清水香里、植田佳奈]
2008年 1月 3年 RADIO MACROSS(文化放送)→番組名を変更して継続
[三宅健太、中島愛 ⇒ 中村悠一、神谷浩史、中島愛]
2年 名塚佳織と吉野裕行のガンガンいこうぜ!(ラジオ大阪)
[名塚佳織、吉野裕行]
2008年 2月 2年 ラヂオ天元突破グレンラガン(ラジオ大阪)
[柿原徹也、井上麻里奈]
2008年 4月 5年 神戸前向女学院。(ラジオ関西)
[井上麻里奈、伊藤かな恵]
5年 THE WORKS(NACK5)
[志倉千代丸、桃井はるこ]
2008年10月 5年 夏子と千和のツンピリラヂヲ(ABCラジオ)
[桑谷夏子、斎藤千和]
2009年 4月 4年 おどろき戦隊 モモノキファイブ(ラジオ関西)
[中村繪里子、日笠陽子]
4年 平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!!→名門アウトロー学園(ラジオ関西)
[日野聡、立花慎之介]
4年 きかせられないラジオ(長崎放送)
[林田繁和、村山仁志]
2009年 7月 4年 水樹奈々のMの世界(TOKYO FM)
[水樹奈々]
2年 森久保祥太郎・寺島拓篤・梶裕貴 ★★★プロデュース(ラジオ大阪)
[森久保祥太郎、寺島拓篤、梶裕貴]
2009年 8月 3年 THE IDOLM@STER STATION!!!(ラジオ大阪)
[沼倉愛美、原由実、今井麻美→浅倉杏美]
2009年10月 4年 アニメ探偵団3(高知放送)
[ARISA → 現在:水間友美、白川咲]
4年 May'nのらじ☆たま(文化放送)
[May'n]
2年 はみだせ!メガミマガジンRadio!!(ラジオ関西)
[喜多村英梨、井口裕香]
2009年11月 4年 神田朱未のわたしのすきなこと。(FM愛知)
[神田朱未、SKE48]
2010年 1月 3年 青山二丁目 太まん飯店(文化放送)
[松野太紀、豊嶋真千子→太田真一郎]
2010年 3月 3年 渋谷アニメランド(NHKラジオ第1)
[藤津亮太、冨田明宏]
2010年 4月 3年 wai! wai! BOX☆”(FM-FUJI)
[三瓶由布子、金元寿子]
3年 SWITCH! MIDNIGHT(bayfm)
[森久保祥太郎]
3年 a-GENERATION(文化放送)
[angela]
3年 小西克幸・小川麻琴のぶんぶんシアター(文化放送)
[小西克幸、小川麻琴]
2年 宮野真守のm-1ぐらんぷりっ!(東海ラジオ)
[宮野真守]
2年 アニたま喫茶 三姉妹。(ラジオ関西)
[神田朱未、大亀あすか、鈴木美咲]
2010年 7月 3年 ガイナックス電波(ラジオ大阪)
[松岡由貴、サエキトモ、のーてんき武田、ゆんぴょう]
2010年10月 3年 VIRTUAL ADVENTURE 2(NACK5)
[三重野瞳]
3年 ANI-TAMA-ZOO Safari(ラジオ関西)
[たかはし智秋、細谷佳正]
2011年 2月 2年 BERRY ANISON TIMES!(エフエム栃木)
[中野知美]
2011年 4月 2年 スフィアのオールナイトニッポンR(ニッポン放送)
[寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生]
2年 立ち上がれ!僕らのヴァンガード(ラジオ大阪)
[代永翼、佐藤拓也]
2年 もじゃ先輩とさくら君(ラジオ関西)
[利根健太朗、佐倉綾音]
2011年 7月 2年 ゆりゆららららゆるゆり放送室(ラジオ大阪)
[三上枝織、津田美波、大久保瑠美、大坪由佳]
2011年10月 2年 坂本真綾 from everywhere.(JFN)
[坂本真綾]
2年 あなたと星空の下で(FM PORT)
[石田耀子]
2年 ちあきのあにまにあ(北陸放送)
[西尾知亜紀]
2年 小玉晋平のきかなきゃソンソンアニソン尊!(四国放送)
[小玉晋平]
条件に当てはまるもの全てを抽出出来ているかどうか自信はありませんが、なるべく漏れが無いように調べてみました。条件に当てはまる番組で、「コレ入ってないよ!」というご意見がありましたら、コメント欄等で教えていただければ掲載します。
2年以上続いた番組という条件でも、数多くの番組がありまして、どこから振り返ればよいのやらと迷うばかりでありますが、振り返っていくことにしましょう。
タイトル:パックインミュージック
パーソナリティ:野沢那智、白石冬美
放送局:TBSラジオ 放送期間:1968年8月4日~1982年7月30日
アニラジかというと、そういう訳でもないので、リストの中にはあえて入れていなかったのですが、声優さんが担当していたラジオとして大変人気のあった番組ですので触れておきます。「パックインミュージック」とは、「セイ!ヤング(ラジオ日本)」や、現在でも放送されている「オールナイトニッポン(ニッポン放送)」と並ぶ、人気深夜ラジオ番組でした。
野沢那智さんと白石冬美さんのコンビ、那智チャコ(チャコとは白石さんのあだな)。野沢さんのあの軽快な名調子。そして、それに合わせている様で合わせていないフリーダムな白石さん。このコンビのスピード感ある掛け合いには圧倒されます。間の取り合いが素晴らしいプロフェッショナルな放送です。かといって、堅苦しい訳ではなく、役者さんならではの放送であったと思います。
さすがに本放送をリアルタイムで聴いたことはないのですが、2006年にこの番組が1度だけ復活した際に、聴いた覚えがあります。あの当時の雰囲気を感じることが出来た滅多にないチャンスでしたし、今となってはそのチャンスも巡って来ないわけで、伝説のラジオ番組をリアルタイムで聴くことが出来たというのは貴重な体験でした。
31年前の音源ですよ。
タイトル:アニメトピア
パーソナリティ: 初代:麻上洋子、吉田理保子 三ツ矢雄二
2代目:田中真弓、島津冴子 三ツ矢雄二、松野達也
3代目:高橋美紀、坂本千夏 松野達也、難波克弘、中井雅之
4代目:冨永みーな、川村万梨阿 矢尾一樹、中井雅之
放送局:ラジオ大阪 放送期間:1979年10月6日~1986年10月5日
アニラジの元祖、アニメトピアです。メインパーソナリティは女性声優2人で、サブパーソナリティとして、三ツ矢雄二さんや当時まだ10代であった松野太紀さん(当時は本名の松野達也として)が参加される形で放送されていました。(声優界の2大グレーゾーンの共演!)アニメ情報番組ではあるのですが、構成作家の目論見か、それともパーソナリティの性質の問題なのか、何故だか下ネタ有りのバラエティ番組として大人気に。(下ネタについては、2代目の時代が主に…)その為か、アニメファンはもちろんのこと、それ以外のファンの獲得に成功し、公開録音等のイベントが盛んに行われました。
田中真弓&島津冴子&三ツ矢雄二&松野太紀&高千穂遙&安彦良和。メンツがおかしい。
タイトル:mamiのRADIかるコミュニケーション
パーソナリティ:小森まなみ(産休時:矢尾一樹)、ミンキー・ヤス
放送局:東海ラジオ 放送期間:1984年10月13日~2009年10月4日
四半世紀に渡って放送され続けた長寿番組mamiのRADIかるコミュニケーション。何年かぶりに聴いてみたとしても以前と変わらない。いつものタイトルコールに、いつものBGM。そして、いつもの小森まなみさんとミンキー・ヤスさんの声。そんな、いつ戻ってきてもいつも通りの放送が聴けるという不思議なラジオ番組でした。聴取者側が聞いていない間があったとしても、実際には毎週毎週の積み重ねがあって、それを当たり前の様に、四半世紀続けられてきた訳です。変わらない良さというものもあるんだなと実感しました。
神谷明さんの台詞の部分は撮り直されていますが
それ以外は四半世紀経っても変わらない。どういうことなの!?
タイトル:青春ラジメニア
パーソナリティ:岩崎和夫、吉田秀子→南かおり
放送局:ラジオ関西 放送期間:1989年4月1日~放送中
アニメソングを流す音楽番組が地方局に点在し、古くから続いているものも多いですが、その中でも代表的な番組が青春ラジメニアです。フルコーラスで音楽を流すポリシーがあり、前奏部分でトークを入れたり、歌の途中でフェードアウトすることなく、最初から最後まで流れるのが特徴的で、原則、リクエストはお葉書とFAXで行うといった、昔ながらのスタイルを今もなお貫いている硬派な番組と言えます。
そんな青春ラジメニアに、声優バケツリレーという人気コーナーがありました。これは、声優さんに電話でインタビューを行うといったもので、最後には次週のゲストを紹介してもらうという、どこかで聞いたことのあるような内容。このコーナーが行われていた当時は、声優さんの生の声を聴ける機会が少なかった時代でしたので、たいへん貴重なコーナーでした。
セイラ・マスや香貫花・クランシーのイメージとは違った可愛らしいしゃべり方に驚き。
短い時間ながらも、井上さんの人柄が垣間見えるインタビューです。
タイトル:はいぱぁナイト(金)→はいぱぁナイト(月)→アロマチックナイト→
Tokyo Wonder Jam うり!うり!うりほぅ!→日高のり子のHAPPY@
パーソナリティ:日高のり子(産休時:林原めぐみ、山寺宏一、野沢雅子他)
放送局:KBS京都 放送期間:1989年10月13日~2004年3月27日
パーソナリティとリスナーの距離が近かった番組で、電話でリスナーが参加できるコーナーが設けられていたり、放送局がある京都でのイベントや、はいぱぁナイト時代にはバスツアー等が行われました。こういった距離感で楽しめる番組は、最近ではなかなか無いかもしれません。この番組ではゲストとして、日高さんと関係のある声優さんが度々出演されていましたが、某アニメ監督、空母そそそそさん(庵野秀明さん)も出演されていました。
ラジオ番組では、普通のお便りの事を「ふつおた」と呼ばれることが多いですが、この「ふつおた」の起源となったのがこの番組で、普通のおたがき(お葉書とお便りを合わせた造語)を略して、「ふつおた」と呼び、それが他の番組でも広がったそうです。
らんま1/2のメンバーは、数多くゲストとして出演されていました。
タイトル:林原めぐみのTokyo Boogie Night
パーソナリティ:林原めぐみ(産休時:日高のり子)
放送局:TBSラジオ 放送期間:1992年4月11日~放送中
1990年代に入りますと、ラジオドラマが放送されるアニラジが数多く放送されるようになりました。ガンダムの外伝的ストーリー「ガイア・ギア」、メディミックス展開をしていた「魍魎戦記MADARA」、TVアニメとしても放送されていた「絶対無敵ライジンオー」、「魔神英雄伝ワタル」、「NG騎士ラムネ&40」、「GS美神」、「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」等々、単独の番組であったり、で流される形で放送されていました。TVアニメとは別のオリジナルストーリーをラジオで楽しめるというのは、ラジオでしか聞けない特別感がありました。現在でも放送中の「林原めぐみのTokyo Boogie Night(TBSラジオ)」や、「アニマガパラディ(文化放送)」といったラジオドラマを流す番組が当時はありましたが、現在は減少傾向でしょうか。
林原さんは、「Tokyo Boogie Night」の他にも、ラジオ関西で放送中の「Heartful Station」も担当されています。最近ではあまりアニメ出演が少なくなってしまいましたが、この2つのラジオ番組はライフワークとして続けられていますね。今では大御所の林原さん、ゲストとして出演されている若手の声優さんは、林原さんを目の前にして緊張しているんだろうなと勘繰りながら聞くと面白いです。(ひねくれている)
「東京ブギーナイト」のイントロの後に林原さんのタイトルコール、そして
堀内賢雄さんの提供クレジット。このオープニングの流れは今でも変わりません。
タイトル:國府田マリ子のGAME MUSEUM→國府田マリ子のGM
パーソナリティ:國府田マリ子
放送局:ラジオ大阪 放送期間:1993年10月17日~2004/10/02
マリ姉こと國府田マリ子さんの番組です。國府田さんの可愛いお声と、リスナーに対する真摯な姿勢が印象的な番組でした。放送が開始された頃の番組タイトルは「國府田マリ子のGAME MUSEUM」でゲームミュージックカウントダウンというゲームに関するコーナーがあったのですが、それが無くなりまして、「國府田マリ子のGM」とタイトルが変わりました。
1990年代のアニラジブームの中、他の番組が終わってもこの番組は常に放送されていたイメージがありましたが、2004年に番組終了。しかし、今では、ニコニコ生放送で「國府田マリ子・南かおりのブンブンGM」が放送されています。昔GMを聴いていたという人は一度、こちらを聴いてみてはいかがでしょうか。
放送開始時には24歳。放送終了時は…何歳だろうね?
タイトル:もっと!ときめきメモリアル→CLUBときめきメモリアル
パーソナリティ:丹下桜
放送局:文化放送 放送期間:1995年4月15日~1998年4月5日
「ツインビーパラダイス」、「もっと!ときめきメモリアル」といったコナミのゲームを題材にしたラジオ番組も人気がありました。トークパートと、ドラマパートと分かれて放送されていたのですが、ドラマよりも、ドラマ終了後の声優さん達の掛け合いの方が面白かったとは口が裂けても言えません。
この2つの番組では、「合言葉はBee!」、「あなたのハートにときめきLOVE」といった、合言葉や決め台詞的なものがありました。番組開始時や終了時に言う決め台詞は、ラジオ番組では付き物です。今でもこういった決め台詞があるのかなと思い返してみたのですが、何故だか「あなたのハートにリエ☆マジック」を思い出してしまいました。うん、全然関係ないね。
丹下さんは1999年以降、半引退状態で、もう復帰はないかと思っていたのですが
現在は復帰。ラジオについても再開されていてうれしい限りです。
タイトル:久川綾のSHINY NIGHT
パーソナリティ:久川綾
放送局:文化放送 放送期間:1995年4月15日~1999年4月3日
久川綾さんと言いますと、美少女戦士セーラームーンの水野亜美役のような清楚な役や、最近ですと、「這いよれ! ニャル子さん」や「京騒戯画」でのお母さん役を演じられていますが、そんなイメージなんてものを完全に吹っ飛ばしてくれる番組が「久川綾のSHINY NIGHT」でした。ここまではっちゃけられる人だったのかと驚きを感じさせてくれ番組で、あの当時は、緒方恵美さんの「銀河にほえろ!(文化放送)」、折笠愛さん、高田由美さんの「秘密の天地無用!(文化放送)」、石川英郎さん、永島由子さんの「電撃大賞(文化放送)」に並ぶ、アレな番組でした。どんな番組なのか気になる方は、参考動画をチェックしてみてください。
始まりそうそうひどすぎる。(褒め言葉)
裏で流れている久川さんの優しげな歌声に何の説得力が無いのがなんともはや。
タイトル:SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン
パーソナリティ:冨永みーな、椎名へきる → 田村ゆかり、堀江由衣
放送局:文化放送 放送期間:1995年4月15日~2002年10月5日
アニソンランキング番組で、現在放送中の「A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン」の前番組として放送されていました。AMラジオ番組なのですが、FMラジオ番組で放送されているような雰囲気が印象的でした。パーソナリティの椎名へきるさんが多忙だったために途中で番組を降板し、その後アシスタントとして、田村ゆかりさんと、堀江由衣さんが加わりました。続いて冨永みーなさんも降板し、最終的には「やまとなでしこ」の田村さん、堀江さん、2人の番組に。冨永さんと椎名さんは時代が前後しますが、この番組が放送されてきた7年間で、世代交代の波を感じました。
感覚的に、冨永さん>椎名さん>田村さん、堀江さんという世代間のイメージがあるのですが、椎名さんと、田村さん&堀江さん、実際には2歳しか変わりません。調べてみましたら、椎名さん初の単独番組「へきらーず☆radio(ラジオ大阪)」を放送していた頃は21歳。椎名さんは若い頃から活躍されていたんだなと改めて思いました。
ランキングされている楽曲が、時代を感じるラインナップです。
タイトル:ゲルゲットショッキングセンター
パーソナリティ:井出功二、LFクールK(垣花正)
放送局:ニッポン放送 放送期間:1995年11月6日~1999年3月25日
1995年以降、アニラジの番組数が一気に増えていきます。アニラジという言葉が広まったのもこの頃のことで、1995年にはアニラジグランプリというアニラジ専門誌が創刊されました。これはおそらく、TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の影響が強く働いていると思われます。業界内がエヴァブームで盛り上がったことにより、TVアニメの番組数が増え、それに伴ってアニラジの番組数も増えた格好です。エヴァブームが、アニメブーム、アニラジブーム、さらには声優ブームに繋がったと言えるのではないでしょうか。
そんなエヴァブームにうまく乗ったラジオ番組がありました。ゲルゲットショッキングセンターです。アニラジではないのですが、エヴァのTVシリーズ終了後、ビデオの発売により人気が徐々に広がろうとした頃、エヴァを特集。キャストの方がゲストとして登場しました。これによって、エヴァと共に番組自体も注目を浴びることになりました。
ニッポン放送は、古くからアニラジを放送してきた文化放送と違い、アニメ関連の番組をあまり放送していなかったのですが、この頃のアニラジブームの影響が大きかった為か、スーパーアニメガヒットトップ10等のアニラジ番組を開始しました。現在でもミュ~コミ等の番組が放送されているのは、荘口彰久アナ、近年では吉田尚紀アナといった、アニメの知識があるアナウンサーの存在が大きいものと思います。
「銀河にほえろ!」等のラジオで緒方さんを知ってしまっていますと
この頃の兄貴の初々しさに、違和感を感じずにはいられません。
タイトル:宮村優子の直球で行こう!
パーソナリティ:宮村優子、岩田光央
放送局:ラジオ大阪 放送期間:1996年10月15日~2000年9月5日
「ぼくのマリー(文化放送)」というラジオ番組でパーソナリティを担当していた、宮村優子さんと岩田光央さんですが、この2人のハイテンショントークが好評だったことで、その後もコンビとしてラジオ大阪の番組に出演。中でも人気のあった番組が「宮村優子の直球で行こう!」です。ラジオ大阪では、アニラジ枠を、1314 V-STATION(Vステ)と称していますが、そんなVステで中心的な番組でもありました。
Vステでは、聴取率調査週間に、Vステ夏の陣、冬の陣という生放送のイベントが行われていました。これは、Vステの番組パーソナリティが一堂に会して行われた番組だったのですが、通常は録音放送の番組でも、生放送として放送されるので生の臨場感が味わえましたし、生放送内で行われるロケ企画も楽しかったですね。あの当時のアニラジの勢いを感じさせるイベントでした。
「ぼくのマリー」の頃はハイテンションでしたけど、この頃はゆる~いですね。
タイトル:超機動放送アニゲマスター
パーソナリティ:おたっきぃ佐々木、菊地志穂、池澤春菜 →
おたっきぃ佐々木、豊口めぐみ、榎本温子→山本麻里安
放送局:文化放送 放送期間:1997年10月12日~2004年3月27日
「ツインビーパラダイス」等、数々のアニラジのディレクターを務めてきたおたっきぃ佐々木さんが、初めてパーソナリティを担当したのがこの番組です。アニメやゲームを総合的に扱う番組で、番組内に別番組が内包されていまして、現在放送されている「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜」の基となっています。
ディレクターから出演者になったおたっきぃ佐々木さん、構成作家はもちろん出演者でもいける伊福部崇さん、その逆で、出演者はもちろん構成作家でもいける三重野瞳さん。思い返しますと、立ち位置の変わったラジオ関係者が結構多いですね。三重野さんは現在、赤尾でこ名義で脚本家として活躍されていますが、昔、歌手であった頃(今も?)を思い出しますと不思議な気持ちになります。「風のつばーさでー♪」誰が分かるんだこれ…。
この企画、今頼んでもやってくれるのでしょうか?
タイトル:智一・美樹のラジオビッグバン
パーソナリティ:関智一、長沢美樹、BGP
放送局:文化放送 放送期間:1999年4月11日~放送中
関智一さんと、長沢美樹さんという、元彼氏彼女の2人で長年放送され続けている「智一・美樹のラジオビッグバン」。関さんの番組と言うことで内容も当然アレなのですが、声優を目指す人たちをアシスタントとして採用して、1年間育てるといったことを行っています。このプロジェクトをビッグバングランプリプロジェクト(BGP)というのですが、このBGPを経て、今井麻美さん、大橋歩夕さん、藤田咲さん、佐藤聡美さん、三上枝織さん、種田梨沙さんら、現在でも活躍されている方もいます。2000年に放送が開始された「明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティ(文化放送)」でも、声優を育てる企画「ドリームチャレンジャー」が行われました。
今井麻美さんや、長谷部瞳さんがいた3代目アシスタント時代の放送です。
タイトル:水樹奈々 スマイルギャング
パーソナリティ:水樹奈々、福圓美里
放送局:文化放送 放送期間:2002年4月5日~放送中
2000年以降、1990年代後期に各番組でアシスタントを務めていた声優さんが単独の番組を持つようになります。代表格として、「水樹奈々 スマイルギャング」、「堀江由衣の天使のたまご(文化放送)」、「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ(文化放送)」といった番組が挙げられますが、それぞれ現在でも放送中の番組です。10年以上業界で生き続けること自体難しいとは思いますが、その結果からか今では風格すら感じさせるお3人さんです。この3人の牙城に食い込んでくる人がこれから出てくるのか楽しみです。と、そんな文章を考えていましたら、もっと大きな牙城(日高のり子&林原めぐみ)があったな思い出し、楽しみどころか恐ろしくなりました。まる。
福圓さんが初々しすぎて、何だか別人の様。
タイトル:集まれ昌鹿野編集部
パーソナリティ:小野坂昌也、鹿野優以
放送局:ラジオ関西 放送期間:2006年4月2日~放送中
ラジオ大阪がアニラジ枠をVステと称していますが、ラジオ関西でも2005年から「アニたまどっとコム」というアニラジ枠が作られました。この「アニたまどっとコム」での代表的な番組と言えば、ラジオ関西制作番組では「青春ラジメニア」に次ぐ放送期間となる「集まれ昌鹿野編集部」です。最初の頃は、暴れん坊の小野坂昌也さんに、事務所の後輩である鹿野優以さんが振り回されていた感があったのですが、今では冷めきった夫婦の様なやりとりが楽しめます。どうしてこうなったのやら、時の流れの怖さを感じずにはいられません。
2012年に行われた公開録音イベントで、ケーキに頭を突っ込む要領で、大きな栗羊羹に頭を突っ込んでいた小野坂さん。そんな小野坂さんが、ステージからはけられるところにバッタリ遭遇したのですが、ステージ上の若々しい小野坂さんの姿はそこにはなく、”おじいちゃん”がそこにいました。おじいちゃんにはあまり無理させちゃいけないなと、つくづく思った次第です。
小野坂さん、清水さんのラジオでの久しぶりの共演。
片や、40代のオジサンに、片や、まん丸くなりました。
タイトル:ノン子とのび太のアニメスクランブル(文化放送→超!A&G+)
パーソナリティ:日高のり子、長谷川のび太
放送局:文化放送→超!A&G+ 放送期間:1991年4月14日~放送中
近年では、ラジオで放送されるアニラジの数は少なくなりました。ラジオで放送されていた番組が、インターネットラジオ番組として継続するようなパターンが多くなり、アニラジの舞台はインターネットラジオに移り変わろうとしています。「ノン子とのび太のアニメスクランブル」が代表的な例で、2012年より「超!A&G+」で放送されています。
ラジオで放送するからこそ、不特定多数の聴取者に聴いてもらえるメリットがありましたが、インターネットラジオには、比較的安価で放送できる製作者側のメリットと、配信期間中はいつでも聞くことが出来る聴取者側のメリットがありますので、当然の移り変わりと言えると思います。
ラジオには、チューニングしながら番組を探すような楽しみがありました。チューニングしていて偶然知った番組を聴き続けることになったという方も少なくないのでは。こういった偶然の番組との出会いがなくなってしまうことは残念な気もします。
長年続いている番組の共通点は良い意味で「変わらない」。この番組もまたそうですね。
今回はアナログ放送の番組のみ取り上げましたが、デジタル放送の番組も含めますと、リストだけで記事が埋まってしまうほどの数となります。デジタル放送初期の頃であれば、「ラジオどっとあい(BBQR)」、「榎本温子のらじお・む~(BSQR、BBQR)」、「美佳子@ぱよぱよ(アニメイトTV)」が挙げられますが、その後、数えきれないほどの番組が配信されてきました。「さよなら絶望放送(アニメイトTV)」、「A&G GAME MASTER GT-R(超!A&G+)」、「ぶるらじ(ニコニコ動画)」等々、次回は、その辺りについて振り返ってみようと思います。
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