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prefs.jsを削除して、Firefoxのメモリ使用量を削減!
2014年04月04日 カテゴリ:パソコン(PC)
先日の「Firefox28の調子が悪いので、一時27に戻した」の後、バージョンダウンしたFirefox27を快調に使えていたはずなのですが、また「応答なし」が再現するようになってしまいました。
「長期間の使用で重くなったFirefoxを一瞬で軽くする方法」の「places.sqlite」を削除してもダメで、あまり使っていないアドオンを削除してみてもダメでした。
アドオンの使用量をチェックできる「about:addons-memory」というアドオンも入れてみました。Firefoxのメモリ使用量が1GBを超えて異常な状態になっているときに、このアドオンを使ってチェックしても、暴走しているアドオンは見つけられませんでした。
ということで、次はFirefoxの設定を保存している「prefs.js」を削除してみることにしました。prefs.jsの場所(Windows8.1の場合)は以下の通りです。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\ランダム文字列.default
prefs.jsを削除すると、次回Firefox起動時に新しいprefs.jsが自動的に作成されます。つまり、リセットされてキレイな初期状態のprefs.jsができあがるわけです。
prefs.jsのファイル容量を確認してみたところ、削除する前は63KBで、削除した後は21KBでした。prefs.jsが作り直され、大幅に軽量化されました。長期間使っていると、prefs.jsは肥大化しますね。
prefs.jsは、プラグインを追加したときなどに内容が追記され、プラグインを削除しても記述が残ったままになったりします。容量が増えるだけならそれほど問題はないのですが、ムダに残った記述がFirefox本体の動作に影響を与える場合もあるようです。
今回、prefs.jsを削除して初期化してみたところ、Firefoxのメモリ使用量が100MB近く減るようになりました。動作も軽くなったように感じます。特にマウスジェスチャーの反応も良くなったように感じます。もしかしたら、昔使っていたマウスジェスチャープラグインの記述がprefs.jsに残っていて、何か悪さをしていたのかもしれません。
一時的にダウングレードしていたFirefoxも27.0.1から28に再びアップグレードしました。prefs.jsを削除したことにより、オプションの設定などが元に戻りました。「about:config」で設定した内容もリセットされています。これを機に「Tab Mix Plus」のアドオンもやめてみようかと、Firefox純正のタブ機能を試してみました。純正機能だけでは満足いかなかったので、すぐにTab Mix Plusを有効にして、設定し直しました。それと、prefs.jsを削除したら「Firefox Sync」の機能も解除されました。もしかしたら、この同期機能も動作安定性に悪影響を与えていた可能性があります。とりあえず、「Firefox Sync」はオフのまま様子を見てみます。
ついでに、webappsstore.sqlite、permissions.sqlite、healthreport.sqlite、addons.sqlite、content-prefs.sqliteなども削除して様子を見てみることにします。
ということで、「prefs.js」を削除したことによって安定性が上がったかどうかはまだわかりませんが、メモリ使用量は確実に減り、動作も軽くなりました。長期間Firefoxを使っている人は、一度「prefs.js」を削除してみるとスッキリするかもしれません(削除したことによって生じた不具合には責任取れません。古いprefs.jsをリネームするなどして、いつでも復活できるようにしておくと良いかもしれません)。