小梅のLet’s go soon

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神戸チャリティーの熱気がまだまだ続いているなかではありますが、気持ちの冷える情報が
飛び込んできました。


佐村河内氏のスクープ記事が「大宅壮一ノンフィクション賞」受賞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140403-00000

世間を騒がせた佐村河内守氏の“ゴーストライター騒動”の発端となった、ノンフィクション作家・神山典士氏と『週刊文春』取材班によるスクープ記事「全聾の作曲家はペテン師だった!ゴーストライター懺悔実名告白」(『週刊文春』2014年2月13日号)が、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞した。

受賞の理由が、「スクープ性とインパクトの強さが抜きんでていた」から。

電話しました。文芸春秋に。

ワタシ「大宅壮一ノンフィクション賞って今まで雑誌部門がなかったと記憶しておりますが、何故
    今年から新設されたんですか?」

担当「それは、あの~、本にしてしまった時点で話題性が薄れるというか、その~、そういった
   理由からインパクトがなくなってしまうというのがありまして・・・」

ワタシ「インパクトですか。そもそも受賞理由がスクープ性とインパクトの強さが抜きんでていた
    とのことですよね?」
担当「はい。そうです」
ワタシ「それは具体的にどの点がでしょうか?」
担当「それは、佐村河内という今まで誰も暴かなかったウソを暴いた点でしょうか」
ワタシ「しかしそれは去年の12月の時点で判っていた事だと思うのですが、何故発表が今年に
    ずれこんだのですか?」

担当「新垣さんとか、あのヴァイオリンの少女とかの身の安全といいますか、その・・・佐村河内
    が
実際何かするかは判りませんが、危害を加えられるのを恐れたためにずれこんてし
    まっと」

ワタシ「それでソチオリンピックの時期になったというのですか?しかしもっと早く、つまりこの人
    の曲を使用した高橋選手が、その曲を変更するのに間に合う時期を選んで発表しても良      かったはずだと思うのですが、何故それをしなかったのですか?」

担当「それは・・・・ちょっと神山じゃないので判りかねます。」
ワタシ「スクープ性とインパクトの強さがあれば、それはそのためだったら人を傷つけて構いま
    せんよと云う事でしょうか?」

担当「いや、そういうわけでは・・・・あの・・・関係者の方ですか?」
ワタシ「いえ、そうじゃありません。受賞理由に大きな疑問を感じたものですから」
担当「・・・上のものに伝えておきます」

ざっとこんな内容だったでしょうか。実際はもっと長く話しており、高橋の名ももっと後に出しています。
最後の方は少し勇み足になってしまった感があり、突っ込んだ内容にはならず残念です。

担当の方はこんなにスムーズに応えておりません。う~ん、う~ん、と考えながら言葉を選びながら
でしたね。そりゃあこの方が審査したわけではないでしょうし、本音など絶対言うはずありませんけどね。

小梅の疑問点
①雑誌部門を新設したのは、本になってからでは話題性が薄れるから。

要は、中味より話題性って事ですよね?これではどこぞの芸能スクープと同じじゃありません?
「ノンフィクション賞」ってものはもっと深く重いもんだと思ってましたよ。
しかも、話題性が薄まるというのなら何故もっと早く新設しなかったのか?
神山には、何か大きなバックでもついているのでしょうか?疑問と疑惑が残ります。

小梅の疑問点
②過去の受賞作品との比較

大宅壮一ノンフィクション賞 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AE%85%

過去に雑誌部門がないので単純な比較は出来ませんが、
取材対象にまったく思い入れの
ないダークサイドを選び”スクープ”として世に出された受賞作はないように見受けられます。
文芸春秋を毎月購読していないので勉強不足があるのは認めますが、やはりどこか不自然です。

もともとノンフィクションってものは、当事者及びその関係者が多く絡んでくるもので、知らず知らず
周囲を巻き込み傷つけてしまう面があります。
古くは、作家の柳美里が友人をモデルにした小説でその友人にプライバシーの侵害で訴えられた
事がありました。でも、それを敢えて判ってするのとしないのとでは、雲泥の差があると思います。

この神山は、佐村河内の件を去年の12月に知っていた時点で、大輔さんの曲の変更が出来る
時期を選んで新垣に発表させる事が出来たはず。危害?本当に危険を感じるレベルであったなら
ボディーガードをつけるとか何らかの対策を取る事ぐらいいくらでも出来たのでは?
そもそも、それまで危害を恐れていたものが、何故急に今年に入って”安心”する事が出来た
と云うのでしょう?それを教えて下さいよ、文芸春秋さん。

大宅壮一ノンフィクション賞の過去の受賞作の経過は知らないけど、この「全聾の作曲家はペテン師
だった!ゴーストライター懺悔実名告白」という作品は、大輔さんや家庭画報などの他の雑誌社、
そして音楽の販売業者など、たくさんの犠牲の上で成り立っていませんか?

もっと早く発表していれば未然に防げたものがたくさんあった。
それなにの神山は自分はいかにも正義の味方でございの体で賞を受賞するってわけです。

世の中、これでいいの????

より強烈に、より刺激があって、より抜きん出ていて・・・そんな事ばかり求めているからマスコミ
は捏造をせっせと製造するはめになってませんか?

佐村河内はどうしようもない男で世間を欺いた罪は重い。
でもね、その罪を暴いたとされる神山って男も結局知っていて知らない顔をしていたわけですよ。
今かな、今が一番世間がどひゃ~てびっくり箱開けたようになるかなとその時期を虎視眈々と
狙っていたいたようにしか見えないのですよ。

同じ穴のムジナじゃないですか?佐村河内も神山も。

結局、大宅壮一ノンフィクション賞ってたいしたもんじゃないんだね、あたしゃそう思うよ。




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