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英女王 14年ぶりバチカン訪問4月4日 5時38分
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イギリス国教会の最高位にあるエリザベス女王は、14年ぶりにカトリック教会の中心地であるバチカンを訪問し、ローマ法王のフランシスコ法王と会談し、かつて対立していたカトリック教会との和解の機運をさらに高めるねらいがあるものとみられます。
イギリスのエリザベス女王は、3日、夫のフィリップ殿下と共にカトリック教会の中心地、バチカンを訪れました。
エリザベス女王は、淡い紫色の装いに身を包み、出迎えたフランシスコ法王と笑顔で握手を交わしました。
エリザベス女王が、フランシスコ法王と会談するのは初めてです。エリザベス女王が最高位にあるイギリス国教会は、16世紀、ヘンリー8世の離婚問題をきっかけにローマ法王庁と対立し、カトリック教会から独立して設立されたもので、それ以降、両者の交流は途絶えていました。
しかし、エリザベス女王が1961年に女王として初めてバチカンを訪問し、1982年には、当時のヨハネ・パウロ2世が非公式にイギリスを訪問するなど、両者は和解しました。
エリザベス女王のバチカン訪問は、2000年以来14年ぶりで、両者の和解の気運をさらに高めるねらいがあるものとみられます。
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