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【プロ野球】

また若ワシ見殺し 楽天が本拠地3連敗

2014年4月4日 紙面から

◇オリックス3−1楽天

 オリックスが3連勝を飾った。井川が中3日で先発して5イニング無失点で今季初勝利。2回にペーニャが3打席連続の5号ソロで先制し、5回にヘルマンの犠飛、9回に平野恵の内野安打で加点した。楽天は打線が精彩を欠き3連敗。

     ◇

 若ワシを連日の見殺しだ。開幕3連勝から一転、楽天はプロ初登板の2年目森を打線が援護できず、本拠地コボスタで同一カード3連敗。星野監督の口調には怒気がにじんだ。

 「もう少し、昨日も今日も、打つ方がしっかりしなきゃダメだ! 若いピッチャーが投げているときは点を取ってやらないと」

 オリックス投手陣の前に8回までゼロ行進。5回1死一、二塁で三盗を試みた嶋が憤死。8回1死一、二塁でも、銀次が空振り三振。フルカウントからの自動スタートを切った岡島が三塁で刺された。局面打開を図る意思は伝わったが、結果が伴わない。「見せ場だけじゃダメ。(打者が)つぶされている。内角を気にして、攻めていない」。指揮官のイライラは、開幕6戦目にして早くも頂点に達したようだ。

 前日の松井裕(桐光学園高)、この日の森とプロ初登板の18歳、19歳がマウンドにいる間は打線が無得点。銀次は唇をかんだ。「ふがいなさ? それはありますよ。特に、若い投手が投げているわけですから」

 相手が上回ったと言えば、それまで。ただ、打線が若手先発陣を育てるという今季のゲームプランが崩れていることは間違いない。2カードを終えて、3勝3敗。「ま、明日から開幕だ」。自らに言い聞かせるように、星野監督が会見を締めた。 (井上学)

 

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