この前出席した賀詞交歓会で同じ新入会員の人と話していた。
その人は土地家屋調査士としてすでに開業していた。
土地家屋調査士試験より前に行政書士試験には受かっていたと言う。
私が「何故土地家屋調査士で開業しながらわざわざ行政書士になったのですか?」と聞いたところ、その私より少し年下の男性は「まあ、行政書士試験にも受かっていたので周りの人から、もったいないから登録しろよ、と言われたので・・・」と余裕の答えであった。
さらに私は「でも土地家屋調査士会と行政書士会の両方に会費を払うのは大変じゃないですか?」と聞くと「会費はそうでもないけど行政書士の登録費用が高いので今まで二の足を踏んでいたのですよ」という事だった。
確かに私の住んでいる都道府県の登録費用は全国でも高い方だと思う。
全部で35万円位したからだ。
私が聞いた話では都道府県ごとに登録費用が異なり、私の住む県の半額近い県もあるらしい。
そしてさらに「土地家屋調査士だけで十分食べていけるのじゃないですか?」としつこく聞くと、「まあ、そうなんですけど、土地家屋調査士も仕事が減ってきたので・・・それに土地家屋調査士の収入には限度があるのですよ」。
と、その人は色々説明してくれた。
すなわち、「土地家屋調査士の収入の限度って最高でも2千万円位なのです。それ以上はなかなか稼げません。それに測量器のレンタル代もかかります。それに比べて行政書士は2千万円以上稼げると思うのです。だから支部長も色々な資格を持っていながら行政書士をしているのだと思いますよ」。
私は彼の話を聞いて驚いた。
2千万円!?
2千万円稼げればそれで十分ではないか!
しかも行政書士なら2千万円以上稼げるですと!?
しかし開業して10年近い彼の話には説得力があった。
だが私の見るところでは私の所属する支部には支部長を含めて2千万円以上稼いでいる行政書士がいるとは思えなかったが。
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