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三井住友銀行 100億円以上が回収不能に
「三井住友銀行」が、不動産会社から紹介された60数社に融資したところ、100億円以上が回収不能になっていることがわかった。業者の多くは、融資を申し込む際に偽造書類を提出していた。
融資先はいずれも、東京都内にある不動産会社の社長らが紹介した中小業者60数社で、総額170億円の融資のうち100億円以上が回収不能に陥っている。業者の大半は、融資を申し込む際に偽造された経理書類を提出していたほか、約20社は営業実態のないペーパーカンパニーだったことがわかっている。こうした事態を受けて、金融庁は実態解明のための検査に乗り出した。
この件について、三井住友銀行は「刑事告訴を含めた法的対応も検討中。現時点では、銀行担当者の詐欺的行為への積極的な関与は一切ないものと認識している」とコメントしている。
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