●レジャ−白書2011発売●
レジャ−白書2011(公益財団法人 日本生産性本部)が8月3日発売された。
定価5,000円。
レジャ−白書によると、「平成23年3月11日の東日本大震災は、回復基調にあったわが国にかってない大きなダメ−ジを与え、とりわけレジャ−や観光に関しては、被災地に限らず全国的に需要が大きく落ち込み、また電力危機もあってきびしい状況が続いている」と現状分析している。
また、平成22年のレジャ−分野については、「人口減少と高齢化が進展する中で、ランニング・自転車ブ−ムが続いているほか、映画や高級リゾ−トクラブなどの市場が好調。また、各産業・業界で『一人勝ち』の様相を見せている企業が増加している。さらに、これまで海外市場とは無縁と思われた分野の有力企業の海外進出も見られるようになった。他方、3D映画・テレビ、電子書籍に代表されるように、人々のライフスタイルに影響を及ぼす新しい技術が続々と登場してきたのも特徴といえる。」と報告している。
レジャ−白書2011の内容等については、今月号より数回に渡って、次の通りレポ−トする。
●平成22年度の余暇活動
表 余暇活動の参加人口上位20位(平成21年〜22年)
●スポ−ツ部門:参加人口上位
@体操(器具を使わないもの) 2,660万人
Aジョギング、マラソン 2,570万人
Bトレ−ニング 1,840万人
Cボウリング 1,780万人
D水泳(プ−ルでの) 1,400万人
Eサイクリング、サイクルスポ−ツ 1,360万人
F釣り 940万人
Gキャッチボ−ル、野球 920万人
Hバトミントン 890万人
Iゴルフ(練習場) 880万人
卓球 860万人
※ボウリングは、平成21年度の2,210万人から430万人減少した。
●ボウリング・デ−タ(平成22年)
参加人口 1,780万人
参加率 17.4%
年間平均活動回数 4.5回
年間平均費用 8,800円(用具等4,000円+会費等4,800円)
1回当たり費用 1,960円
参加希望率 14.0%
(つづく)
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