まずは買い物!リプニツカヤ 男前ロシア娘の新宿昼夜滞在記
2014.04.03
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Photo:田中俊勝
いま、かわいすぎる15歳として世界中から注目を浴びるロシア娘、ユリア・リプニツカヤ。世界フィギュアスケート選手権女子シングルでは、浅田真央に次ぐ2位に入り、ソチ五輪団体戦金メダル、個人5位の実力を見せつけた。
そんな彼女のもうひとつの魅力が、ルックスからは想像できない"兄貴っぷり"。
「いい練習ができました。メディアがジャマでしたけど」
「一度もフィギュアに興味を持ったことがない。時間があれば映画鑑賞する」
などの強気かつ過激な発言でファンをトリコにするリプ様は、プライベートでも、かなりの"男前"だった。
翌日にショートプログラムを控えた3月26日。練習を終え、新宿区内のホテルに戻った彼女は、母親のダニエラさんを伴って繁華街へ繰り出す。つかの間のオフだが、笑顔はなく、いつもと変わらず無表情。周囲に鋭い視線を投げかけている。
通行人の女性が彼女の姿に気づき、声をかけても、リプ様はスルー。愛想ナシ。どこまでも冷徹だ。彼女がファンの声を無視してまで探していたのは、来日前から楽しみにしていた桜。新宿界隈を歩き続け、ようやく五分咲きの桜を見つけたリプ様は、母親にスマホを渡し、写真を撮るように促す。すぐに写真を確認すると、顔をしかめて再びニラミをきかせ、
「ぜんぜんダメ! 撮り直しよ!!」
と、再撮影を要求。母親に対しても、演技さながらの厳しさである。どうやら2度目の写真には納得したようで、スマホを眺めながら歩いて訪れたのは、家電量販店だ。ここでもズラーッと並んだスマホケースをニラみつけるように吟味する(上写真)。近くの店員も、その鋭い視線を前に声をかけられない。スマホケースとの対峙はしばらく続いたが、結局、お眼鏡にかなう品は見つけられずじまいだった。
お次はコンビニ。から揚げやコロッケが並ぶレジ横のホットケースの中が気になっているご様子。すると、すかさずスマホでパシャ! だが、撮っても買わない。これがリプ様流の買い物なのだろうか?
このまま宿舎へ戻るのかと思いきや、また別のコンビニへ。リプ様、ここでもひとつひとつの商品にギロッと目を光らせる。すると、ついに商品を手に取った。いちごオレと板チョコだ。
「彼女はチョコレートが大好物なのですが、体重管理のため、普段は口にしません。オフシーズン前最後の大会でしたから、ダニエラさんが特別に許したのではないでしょうか」(スポーツライター)
いちごオレと板チョコを大事に抱えてホテルへ戻ったリプ様。やっと15歳らしい姿を目の当たりにできたが、やはりその目は笑っていなかった。リプ様、恐るべし!
Photo:田中俊勝
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※本誌未掲載写真
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