掲示板サイト「2ちゃんねる」(2ch)をめぐる一連の騒動で、4月3日夜、2chに現管理人ジム・ワトキンス(Jim)氏の名前で現在の管理運営には「何ら違法性がない」と2日前のひろゆき(西村博之)氏の声明に反論する特殊スレッドが立った。
1日には、ひろゆき氏を名乗り「サービスとドメインの違法な乗っ取りをしている」と現運営を批判した上で新サイト「2ch.sc」を予告する文章が公開されており、ひろゆき氏は2日夜のニコニコ生放送で「だいたい書いた通りです」と自らが公開したことを認める発言をしていた。
ひろゆき氏に対するJimからの反論となったスレによると、2chのドメイン「2ch.net」は現管理会社の「Racequeen,Inc」が登録機関にも登録された正式な所有者であり、現在の管理運営には「何ら違法性がない」と主張。ひろゆき氏が2chのボランティアユーザーに対し「ボランティアを継続する場合は、共犯とみなして、責任を取ってもらう可能性がある」としたことに対して「2ch.netを支援してくれているボランティアの方々までもが、西村博之さんによって法的責任を追求すると言われている現状は、憂慮すべきもの」とした。
ひろゆき氏側とは協議を続ける意向だが、「何ら司法判断が存在しない状態で、Racequeen inc と商取引(広告掲載契約等)をすることに違法性があるということは法的には誤った判断」と批判。「かかる商行為に違法性があるとの西村博之さんの主張は、Raceqeen inc の名誉を著しく既存するものであり、法的対応を検討せざるをえません」としている。
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