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JR東、増税前の駆け込み需要で3月の定期券の売り上げ78%増

産経新聞 4月3日(木)18時47分配信

 JR東日本は3日、3月の定期券の売り上げが前年同月比78・1%増の984億円だったと発表した。今月1日の消費税増税に伴う運賃改定を前に利用客の駆け込み需要が発生し、販売が大きく押し上げられた。新幹線が83・6%増、在来線は77・9%増だった。

 定期券の発売枚数では、前年同月比約5割増の278万枚だった。同日の会見で冨田哲郎社長は「予想をかなり上回る先買いがあった」と話した。定期券は3月31日までに購入すれば、利用するのが4月以降でも、増税前の5%の税率が適用される措置があった。

 一方、JR東は今月1日から、IC乗車券は1円単位、切符は10円単位と、同じ乗車区間でも運賃が異なる「二重運賃」を導入。冨田社長は「(利用客に)大きな混乱はなかったと報告を受けている」と語った。

最終更新:4月3日(木)21時12分

産経新聞

 

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