【新・悪韓論】トンデモ司法の韓国 「有銭無罪・無銭有罪」が定着 (2/2ページ)

2014.04.03


朴大統領の権威も、韓国司法の特殊性には太刀打ちできない(ロイター)【拡大】

 糊付けのノルマは1日100枚とか。すると、1つ紙袋の糊付けが500万ウォン(約48万円)。

 さすが保守系紙も左翼紙も、検察と裁判所の姿勢を非難した。同一地域にだけ勤務してきた裁判官と地方財閥との関係に言及した紙面もあった。検察は狼狽(ろうばい)して、「刑の執行停止」を決めた。日当5億ウォンの労役はさせずに、隠匿財産を探すと言うのだが、「刑の執行停止」につきオーナーは釈放されてしまった。

 これに先立ち、別の裁判官は、1万5000ウォン(約1400円)を盗んだ身体障害者に、「常習犯」として懲役3年の実刑を言い渡した。

 そういえば、去年の今ごろだった。朴大統領は「法の日」記念式で「『有銭無罪・無銭有罪』というような恥ずかしい話が、これ以上、わが国内で常用されないよう、皆さんが先頭に立ってほしい」と演説したのだったが…。韓国の大統領の権威とは、その程度だったのか。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。

 

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