ダイオウイカなどの深海生物が各地で打ち上げられるなか、宮崎県日南市沖でも、めずらしい深海魚のリュウグウノツカイが見つかった。

 体長約3・3メートル。31日、水深約45メートルの定置網にからまって死んでいた。詳しい生態は不明。県水産試験場が持ち帰り、県立博物館で骨格標本にされる。

 深海魚は最近、日本海沿岸で多く見つかっているが、宮崎では珍しいという。地元漁協は「温暖化なのか、さっぱり訳が分かりません」。