2014年04月03日
世の中には忍んでいない忍者ゲーが多過ぎる
「フウマ殿、忍とは忍ぶものでござる。」(ワールドヒーローズ ハンゾウさん談)
いや、勿論、そういうお前は本当に忍んでんのかよ光龍破とかどんだけ派手なんだよ忍者は「れっこーざん!」とか技名叫ばねえよなんだよ忍者レッグラリアートって、と思わないでもないのだが、ただ衆目の一致するところフウマは確かに忍んでない。全然忍んでない。そこに異論はない。
学術的な定義がどんなものかは知ったことではないのだが、しんざき基準で言う「忍んでる忍」というものは、少なくとも以下の条件を4つか5つくらいは満たしていないといけないと思う。
1.正面から敵に突っ込んで大軍を蹴散らしたりしない。
2.格闘家や剣をもった侍と一対一で不意打ちもしないで尋常に立ち会ったりしない。
3.目立つ技を目立つ挙動・目立つ位置でガンガン使ったりしない。
4.爆裂究極拳を使わない。
5.手刀で敵の首をハネたりはする。
6.装備を外した方が防御力が高い。
かなり妥当な条件だと思うのだがどうだろうか。これを世界標準の忍者ゲーの基準と考えてもそれほど支障はないのではないかと私は考える。
これらの条件を満たす忍者ゲーは、というと、これが意外な程少ない。凄く少ない。というか殆どない。
・ニンジャウォーリアーズ:大軍と真っ向勝負しまくる
・最後の忍道:大軍と真っ向勝負しまくる
・シャドーダンサー:大軍と真っ向勝負しまくるけど犬はかわいい
・忍者龍剣伝:大軍と真っ向勝負しまくるし目立つところで派手な技を使いまくる
・ミスティックウォーリアーズ:ユリのハイレグ忍者装束は許されるのか
・ニンジャマスターズ:侍と尋常に立ち会ったりする
・忍者COP サイゾウ:そもそも忍者刑事ってなんなんでしょうか
・ニンジャコマンドー:爆裂究極拳を使う
・ニンジャコンバット:詮議の対象外
他にも色々あるが、上記のような感じで大変なことになっている。ドラゴンニンジャ?いやあれ主人公は忍者でもなんでもないし…
こうして考えると、まともな忍者ゲーというものはせいぜいWizardryと忍者くんくらいしかないのではないかと考えられるところであり、特に忍者くんの清くただしい忍者っぷりは個人的に大変評価が高いのであって、皆今すぐダルマとかカブキとか倒してくればいいしジャンプした先に丁度ヨロイがいて死んだりするといいと思う。
今日書きたいことはこれくらいです。
この記事へのコメント
「天誅」は、かなり忍んでるのではないでしょうか
Posted by 佐とさん at 2014年04月03日 21:13
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