マスコットキャラクターを増やしすぎた大阪府が、大幅なリストラに乗り出す。21部署に乱立されたキャラクター数は45体。絞り込んで露出を増やし、知名度を上げる狙いがある。中心となる「ゆるキャラ」も1体決める方針。人気アップにつなげられるか――。

 「府のキャラクターは多すぎる。何を宣伝しているのか、どういう施策を広めているのかわからない」

 松井一郎知事は2日の記者会見で苦笑いした。

 府のマスコットキャラクターは1991年生まれの「パーキィ君」(府公園協会)をはじめ、各部署が競い合ってつくってきた。一方、府のイメージを担う「センター役」は不在。「くまモン」や「ふなっしー」といったゆるキャラが全国的に人気を集める中で、大阪府には有名キャラが育っていない。

 3月末、キャラクター広報を担当する大江桂子府民文化部長は幹部会議で「代替できるものについては、統一キャラクターへ移行してもらいたい」と提案。97年開催の「なみはや国体」に合わせつくられた「モッピー」をセンター候補に推薦した。府の鳥である「もず」を題材にしていることが理由で、会議に出席した松井氏も「各部がキャラを新設する際はモッピーの家族を増やしていく戦略が必要だ」と指示した。