iPhone・iPad で使える、iOS 版の iWork アプリがアップデートされました。
「iWork」は Pages・Numbers・Keynote の総称で Apple 純正アプリです。Mac 版も販売されているほか、ブラウザからも利用できます。
iOS 版はいずれも1,000円で販売されていますが、新たに iPhone・iPad を購入すると、無料でダウンロードできます。
この記事では、今回のアップデートで追加された新機能・変更点をご紹介します。
iWorkアプリ共通の新機能
「表示のみ」の共有
相手が編集できない形で書類を共有できるようになります。これまではファイルを共有すると、相手も内容を編集できました。
この機能を使うには、ファイルを開いて右上の設定ボタンをタップ。【共有とプリント】→【共有設定を表示】→【アクセス権】で「表示のみ」を選びます。
その他の変更点
アプリ全体の「操作性」と「パフォーマンス」が向上した、と公表されています。
Numbers で CSV ファイルの読み込み速度が向上、Keynote ではアニメーションのパフォーマンスが向上しています。
Keynote:ポインタ機能・発表者画面
今回のアップデートで変更点が多いのは「Keynote」です。スライドを作成し、プレゼンテーションが行えるアプリです。
まず、プレゼンテーション中にスライドを長押しすると「ポインタ」が利用できるようになりました。レーザーポインタの代役を果たします。
スライド画面をテレビ・プロジェクタに出力する際に重宝しそうです。
Keynote アプリの Remote 機能を使った際、発表者ディスプレイで縦方向のレイアウトが利用できます。上にスライド、下に発表者ノートを表示できます。
iPhone で Keynote アプリを操作する際に、発表者ノートが見やすくなります。
新しいトランジションとビルドも追加されました。「オブジェクトリボルブ」「ドリフトと拡大縮小」「スキッド」です。
作成したスライドは、PowerPoint の「PPTX」形式で書き出せます。
利用するには、スライドを開いて右上の設定ボタンをタップ。【共有とプリント】→【コピーを送信】→【メール・iTunes・WebDAV】 を選ぶと書き出せます。
Pages・Numbersも機能を改善
Pages は文章を作成・装飾できるワープロアプリです。
今回のアップデートにより、読み込み時に表の中の画像・図形が保持されます。さらに挿入・ペーストしたオブジェクトが、より適切に配置されるようになりました。
ePub 形式での書き出し機能も改善されたとしています。
Numbers は表計算を行い、グラフを作成できるアプリです。
今回のアップデートで、計算の進行状況が表示されるようになったほか、Microsoft の「Excel」との互換性が向上しています。
今後もアップデートで新機能が追加され次第、AppBank でご紹介していきます。
・開発: iTunes K.K. ・掲載時の価格: ¥1,000 ・カテゴリ: 仕事効率化 ・容量: 456.4 MB ・バージョン: 2.2 |
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