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「ほけんの窓口」3億円近い所得隠し
4月1日 13時05分

「ほけんの窓口」3億円近い所得隠し
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大手保険代理店運営会社「ほけんの窓口グループ」が、子会社に販売奨励金として計上していた経費に実態がなかったなどとして、東京国税局から2億8000万円余りの所得隠しを指摘されました。

東京・渋谷区にあるほけんの窓口グループによりますと、去年10月、東京国税局の税務調査を受け、子会社の「ライフプラザパートナーズ」に支払った販売奨励金について、実態がないとして経費と認められなかったということです。
このほか、事業の海外展開に協力してもらったとして、前の社長の妻に支払っていた報酬についても経費に計上できないなどとして、東京国税局から去年までの7年間で、合わせて10億円近い申告漏れを指摘されたということです。
このうち2億8000万円余りは所得隠しとされ、重加算税を含めて3億円余りを追徴課税されました。
ほけんの窓口グループは「適正な税務処理を行っていると考えていましたが、このたび国税局の見解を尊重し、修正申告することにしました」と話しています。
ほけんの窓口グループは、生命保険や損害保険各社の保険を取り扱い、客に来店してもらって販売する方式で業績を伸ばしていて、全国に480店舗を展開しています。

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