昨日、1+1を0+1と計算するSEに115万ぼったくられた話 - しろぐらまー という日記を書いた。
だが、今日読み返したら、超絶つまらない。
しかも、ムカついたことの核心にあえて触れなかったため、単に情弱ぼったくられ乙な日記になってしまったので、書き直す。
昨日の日記の主旨はこうだ。
「SEにある仕事を頼んだら、依頼通りに上がってこなかった」
私は、その事実や金額にムカついたのではない。
ただ、そのまま書いても面白くも何ともないので、ラーメン屋に例えて書く。
SE(以下S)=ラーメン屋、A=そのSEを紹介したデザイナー、です。
私「ラーメン食べたいんだけど」
A「いいお店、紹介するよ」
(ガラッ ラーメン屋のドアを開ける)
S「……」
私(あれっ?挨拶もないの?)
(席に座る)
私「メニューありますか?」
S「メニューなんてない」
私「えっ?」
S「メニュー見て頼むヤツは、俺の店で食べる資格なんてない」
私「えっ?えっ?」
S「俺の店で食べられることを、ありがたく思え」
私「(Aに)あの、帰りたいんだけど」
A「絶対おいしいから!信じて!」
私「(しぶしぶ)じゃあ、ラーメン」
S「…」
(しばらくして、何かが出される)
S「へいっ、お待ちっ」
私「?! これ、プリンじゃないですかーーー!」
S「お前が悪い」
私「えっ?」
S「ラーメンは、まず太麺か中細麺か細麺、スープは醤油・塩・味噌・豚骨・魚介、トッピングはチャーシュー・卵・ネギ・メンマ・ナルト・その他いろいろある。だが、お前は何も言わず、ラーメンとだけ言った」
私(だってメニューがないって言うから…)
私「じゃあ、質問してください」
S「俺は質問などしない」
私「分かりました。私が悪かったです。
でも、『ラーメン』を頼む、とは言いました。
なのに、なぜプリンが出てくるんですか?」
A「そうですよ、この人はラーメンを頼みましたよ。
それは私も聞いていました」
S「お前の注文じゃラーメンなど作れないから、全部無視してプリンにした」
私「…」
S「お前、客だからってえらそうにすんな!
お前なんかに俺のラーメンは100年早いんだ!」
私「(Aに)ラーメン食べられないんだけど…」
A「ごめんねー、腕はいいんだけど、口が悪くて」
S「おい、お前ら、ケンカするなよ。仲間なんだろ」
私「?!」
うーん。微妙だけど、つまり、こうである。
- ラーメンを頼んだのにプリンが出てきた
- 理由を聞いたら「お前が悪い」と逆ギレされた
- 謝って「質問してください」と言ったら「質問などしない」と言われた
- 「でもラーメンを頼みました」と言ったら(ラーメンを頼んだこと自体は、紹介者も認識している)、「そんなの無視してプリンを作った」と言われた
- さらに「客だからって上から目線で話すな!」と言われた
- うんざりして「もういいです」と言ったら、紹介者への影響を気にしたらしく、「紹介者の仕事を切ったりするなよ」と言われた
SEとかシステムとかは、全部忘れてください。
つまり私は、このSEの接し方を「社会人の対応としてどうなのよ?」と思ったのだ。
だって、仮に私が100%悪いとしても、「客だからって上から目線で話すな」って、社会人の顧客対応としてどうなのか。
上から目線でなど話していないし、依頼した内容になっていない理由を聞いただけだ。
一般的なクレーム対応で、お客にこんな物言いをしたら、即日クビになるだろう。
私のメインの仕事はライティングだが、ちっちゃい会社なので、サイト・Eブック・社長のPV動画・ローンチ・セールスレター製作、セミナー企画・運営・お客さんとの飲み会、クレジット課金・経理、クレーム対応などなど、何でもやっている。
ライティング以外は全部、ここに入社してから覚えたものだ。
トラブれば土下座も辞さないし、分からないことは何でも聞く。
文系バカだから、自分を基準に狭い世界で考えていたが、「絶対に謝らない美学」「分からないことは質問せず無視する美学」があるとは知らなかった。
本当に勉強になった。
次からは、システムを頼む時は、細心の注意を払おう。
うーん、やっぱり難しい。
日常で起こった雑感を、複雑な要素をそぎ落として、みんなで共有できるような何かにまで昇華させることは、今の私には難しい。
日常雑感系ブログを書かれている方、尊敬します。
(昨日の日記では、なにせ文系バカなので、単語が大きくなっていたが、頼んだのは「システム」ではなく、MySQLのデータベースから、3つの項目を、あるソフトに読み込ませて表示させるだけの作業なので、知り合いのSEに見積もりをとったら「10万くらい」って言われた…。マジ情弱乙…。)