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元官房副長官「聞き取りは韓国側の要望で実施」
4月2日 18時14分

元官房副長官「聞き取りは韓国側の要望で実施」
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いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の作成に関わった石原元官房副長官は、参議院の調査会で、政府による元慰安婦への聞き取り調査は韓国側の要望で実施したことを明らかにしたうえで、未来志向の日韓関係を構築するための決断だったと説明しました。

この中で石原元官房副長官は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、政府の謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話について、「意に反する形で慰安婦とされた人たちの存在を認めることで、韓国側も『過去の問題として区切りを付け、未来志向でいける条件ができる』と言っていたので、われわれもそれを信じて談話を出した」と述べました。
そして石原氏は、政府による元慰安婦への聞き取り調査について、「韓国側から、『慰安婦とされた人たちの証言を聞き、判断してもらいたい』という要望があった」と明らかにしたうえで、「韓国側が『日本側の意向に沿った人選をし、外部からの圧力もかけず、真実を語れる環境のもとで調査に応じる』と説明したので、日本としては、未来志向で日韓関係のためによかれという気持ちで調査を決断した」と述べました。

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