科学【STAP最終報告】泥沼 小保方氏VS理研 青ざめた表情で「予想外」+(2/2ページ)(2014.4.2 07:49

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【STAP最終報告】
泥沼 小保方氏VS理研 青ざめた表情で「予想外」

2014.4.2 07:49 (2/2ページ)科学
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー(左)と笹井芳樹副センター長(右) =1月28日、神戸市中央区

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー(左)と笹井芳樹副センター長(右) =1月28日、神戸市中央区

 最終報告では画像のすり替えがあったと指摘されたが、小保方氏は真正の画像があると反論している。「悪意を持ってわざわざ別なものにすり替える動機は何なのか」。こう不満を漏らす場面もあったという。

 三木弁護士は3月中旬から複数回にわたり小保方氏と打ち合わせをしてきたが、小保方氏は精神的に不安定な状態で、現在は神戸市内で関係者に付き添われて生活しているという。

 「(STAP細胞の)記者会見をしたときから、これまでさらされたことのない環境に置かれている。心身ともに疲れ切っている」と川合理事。三木弁護士は「理研には真意が伝わっていないのではないか。本人は対外的な発言を禁じられており、反論の機会がない。苦しい気持ちが続いている」と説明する。

 小保方氏は問題発覚以降、最終報告の会見も含め公の場に姿を見せていない。三木弁護士によると、小保方氏は理研から最終報告が出るまで外部に発信しないよう言われていたが、「自分の知らない、関与していない情報」が出てきたことに心を痛め、反論する方針を示したという。

 今後は理研の規定に従い9日までに不服を申し立て、その前後に記者会見も行う意向だが、三木弁護士は「精神状態が安定せず、興奮することもある。的確に答えられるだろうか」と、不安ものぞかせた。

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