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02 Apr 2014 15:25

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大島優子さん、女優一本に…卒業しても「元AKBでいい」

産経新聞 3月31日(月)17時1分配信

 【話の肖像画】女優/AKB48 大島優子さん(25)

 〈国民的アイドルグループ、AKB48の先頭を走る中、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で、グループからの“卒業”を突然発表した〉

 AKB48にとって、紅白歌合戦はすごく思い入れがあるんです。平成19年に初めて出させていただいたときには、他の方々と一緒の枠でしたが、「会いたかった」を歌ったのが本当にうれしくて。メンバーみんなで「これからだねー、AKB48って」と言って今後の光がぼんやりと見えてきたときだったんです。

 〈だが、翌年の紅白は出場を逃した〉

 すごく悔しくって。自宅のテレビで紅白を見ていました。1年前に出たのは「夢だったのかなあ。やっぱり私たち受け入れられないのかなあ」と思いながら。その次の年に再び出られたことで、「アキバ系」と呼ばれていたころと比べ、少し認められたような気がしました。そういう思い入れがあるところで卒業を言わせていただいたら、「さよなら」をできるのかなあと。

 卒業は以前から意識していましたが、ちゃんと決まったのは発表のタイミングから遠くはありませんでした。「そろそろ卒業か?」と言われていたのですが、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の夏の5大ドームツアーでは、ほかに卒業していくメンバーがいたので、ちゃんと見送りたかった。自分の卒業よりも仲間がいなくなる悲しみが強かったですね。

 今までAKB48を卒業したメンバーはAKB48のコンサートなどで発表していたのですが、「紅白歌合戦で言わせていただきたい」と(総合プロデューサーの)秋元康さんに相談しました。「他の方々もいるところで発表するのは大丈夫ですか」と聞いたら、秋元さんがNHKの方に相談してくれて、了承が得られました。

 〈卒業の理由は、女優一本にしぼるためだった〉

 AKB48に入ったときは「女優」のことは頭になかったんです。でも、「軽蔑していた愛情」(19年4月発売)という3枚目のシングルのプロモーションビデオの撮影で、改めて「演じる」ということをしてみて、芝居が好き、だからちゃんと女優になろうと心に決めました。もともと、人にみられることが好きな性分なんです。人を喜ばせることも。小さい頃からお遊戯会に出るのが大好きで、1人だけ二役やらせてもらったりとか。

 〈29日の国立競技場でのAKBのコンサートに出演した〉

 ミュージカルはいつかやりたいですが、歌手は今後やらないつもりです。女優一本でいきます。でも、AKB48出身というのは、ずっと消したくない。「元AKB48の大島優子」でいい。AKB48あっての自分だというのは分かっています。AKB48でパフォーマンスしているのが好きっていってくださるファンの方も多い。でも、ずーっと続けるわけには、やっぱりいかないですからね。(聞き手 酒井充)

 【プロフィル】大島優子(おおしま・ゆうこ) 昭和63年、栃木県生まれ。子役としてドラマやCMに出演。平成18年4月に作詞家・秋元康氏プロデュースのアイドルグループAKB48としてデビューし、常に中心メンバーとして活躍するが、6月2日でAKB48を完全に卒業。映画やドラマなどでも活躍中で、来年公開の映画「紙の月」に出演する。

最終更新:3月31日(月)19時1分

産経新聞

 

大島優子

女優・歌手・アーティスト 大島優子(オオシマユウコ)
誕生日:1988年 10月17日
星座:てんびん座
出身地:栃木
血液型:B