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IVS winter workshop2013:人生で大切なことはなにか?(中編)

ドリコム内藤氏「弱みを見せられない人は成長しない」 人生を変える、人とのつきあいかたとは?

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  • 2014.04.02
ドリコム内藤氏「弱みを見せられない人は成長しない」 人生を変える、人とのつきあいかたとは?
起業家やNPOの代表理事など、さまざまな組織のトップが集まり、その決してラクではなかった人生を振り返り、キーポイントを探った講演。人生で本当に大切なものに気付くための考え方や人との付き合い方について語った。(IVS 2013 Winter Workshopより) 前編はこちら

【この記事のヘッドライン】
・迷ったときは”自然体”で選ぶ
・人を値踏みしている暇があったら、自分を磨け
・弱さを認められない人間は成長しない
・たくさんの出会いを意味あるものにするには?
・「おもしろい」と思ったら即行動

迷ったときは”自然体”で選ぶ

小林:何か質問ある人いますか?

質問者:1つ個人的なご相談に近いことになるんですけれども。

小林:いいですよ、ご相談。

質問者:前のセッションでは、視点の高い人と付き合うことによってモチベーションを高める。ある意味、友人を取捨選択するみたないことを、おっしゃられてたんですけど。僕の友人で人生諦めている友人がいるんですが、視点が高いとは正直言えないんですね。

だから取捨選択という意味では、僕は切り捨てないといけないっていう感覚なんですけど、でも個人的にはそういう出会いも大事にしたいっていうちょっとした葛藤になってるんです。皆さんのなかで近い経験があれば、どういう思考で、乗り越えてこられたかっていうのがあれば、教えていただきたいです。

小林:なるほど、佐藤さんから行きますか。

佐藤:自分の心の声に従うしかないんだろうなって思ってます。あまり有効なアドバイスができるかどうかはわからないんですけども。仮にその時、取捨選択して、その方との付き合いがなくなったとしても、多分それは、そういう判断をしたとしてもしょうがないと思います。やっぱり過去、たとえば自分が辛い目に遭わせてしまったなっていう人って、思い起こすと、自分もたくさんいるんですよね。仕事関係ももちろんだし、プライベートもそうだし。

でも実際、やっぱり表と裏というか、プラスとマイナスみたいなものは、僕はわりとどこかでトータルゼロになるっていう考え方をしていて。それだけ色んな人に迷惑をかけた分、自分の生きるエネルギーも増えたんですよ。自立もできたし、自分の人生を自分で描くみたいな価値観もそうだし。とにかくハングリーに生き抜くみたいな。生き抜く術みたいな。

世の中で生き抜く術を得るために強くならなきゃいけない、みたいなことを、学ばされたし。そっから先、たとえば仕事で成果を上げてとか、多少なりとも、周りに貢献できるようになってきて、今まで辛い思いをさせた人に対して、ちょっと返せたなっていうことも、過去、経験ではやっぱりあって。その返せた行為は、少なくともある人を裏切って、迷惑をかけて、辛い思いをさせた期間がなければ、与えられてないんですよね。

少なくとも自分が仕事をして一定の成果を上げて、自由になるお金とか、時間とか、頼りになる友人とか、こういうのが今あるから結果的には問題が解決できたんですよね。自立とか、孤独との向き合い方とか、人生を生きる強さみたいな部分は、たくさん得られたと思います。それがなかったら今の自分はないので。

だからその時、少なくとも自分がした判断については、後悔はしてないですね。自然体で、自分の心に向きあえばいいんじゃないかという話でした。 

人を値踏みしている暇があったら、自分を磨け

小林:吉岡さん、どうですかね。どうって言ってあれかもしれないんですけど。

吉岡:そうですね。自分に近い友達、大切な人であればあるほど、見捨てるのはとても難しいことだと思うんですよね。とくにそのリストカットとかしちゃっていると、明日何が起きるかわからないっていう時に、見捨てていいのかっていう、自分だったらすごい悩むなと思うんですけども。

佐藤さんがおっしゃってたとおり、自分の心を静かにして、ほんとに自分が何がこの瞬間にやりたいのか。もしかすると、今の友情のほうが、自分のキャリアより大切なこともあるかもしれないと思うので。それをその時落ち着いて考えて、友達に伝えてあげるのがいいんじゃないかなと思います。

松田:そうですね。先ほどどういう意図でそれが出たのかわからない文脈で話しますけども、友達って取捨選択するものじゃないでしょ、みたいな。そもそもそういう観点で人と付き合ってんだったら、絶対いつか自分が切られるから。俺はそういうのじゃないような気がしていて。

とは言え、やっぱり自分も、たとえば地元の友達で、みんな結構中卒とか、刑務所入ったやつもいるし。そんなに皆さんが想像するような交友関係を地元でやってる訳じゃないんですね。でも、俺ね、あいつらと一緒にいる時、一番落ち着くんだよね。別に教育の話とか、起業の話とか全然してない。バカみたいに「あの女どうなったの」とか「彼氏どうなってんの」みたいな話をしてんですよね。

世の中的に言えばもちろん、今でも土方やってるやつがいたりだとかしていて。そんなに世間体的には素晴らしい人間じゃないかもしれないけれども、私は一番大切にしてる友達なんですよね。ただ、間違いなく、こういった仕事を今しているので、先ほどのセッションが、自分が成長するためにはどういった人と付き合うべきなのか、どういった環境に……。

小林:仕事の環境作りみたいな。友達をっていう話じゃないです。

松田:ではないですよね。そういった意味であれば、その時のバランスというのを大切にすべきだと思っていて。自分の場合であれば、今まで学生の頃とかは友達と毎日のようにいたのが、今はおそらく3ヵ月に1回とか、年に1回の頻度に少なくなってることは確かだし。自分自身もどんどん成長していかなければいけないということであれば、そういった最初は居心地悪いけれども、どんどん新しい交友関係広げていったりだとか。

自分にとってはたとえばこのIVSの場ってすごく感謝していて。今までであれば、教育とかNPOで、居心地のいいところにずっといたんですよね。ただ、冬に参加させていただいて、違った業界の経営者の熱量と、優秀さというのが、ビンビン来る訳ですよ。もうgumiの國光社長とかに、パーティーで立ち話でずっと、すごいツバ飛んできて何なんだこの人はと。

小林:あの、次のセッションに登壇するんで(笑)。

松田:「松田君、思いはわかるけれども、やっぱり教育とかNPOでやってる人はみんな弱小なんだよ」みたいな。でも、それはカチンと来なくて、確かにそうだなと。これって、もっと経営やガバナンス、アカウンタビリティのこととか、自分が経営者としてもっともっと成長しなきゃいけないなと思うきっかけでもあったんだよね。

そういった意味では、どんどんこういった業界での交友関係っていうのは広げていきたいし、どんどんそういった人たちとのネットワーキング広げていきたいと思っています。とは言え最終的にはバランス。だからと言って自分の地元の友達とか、心許せる仲間とかを切るということではないと思うんですよね。なので私はそういった観点で。

勝屋:選別するとか、相手を値踏みするとか、絶対やめたほうがよくて。それよりもそこにエネルギー使うんだったら、自分を磨くことかなと思うんですよね。なんか僕ね、ずっと人を値踏みしてたんです。たとえば、99年の37歳の時も、佐藤さんみたいな素敵な経営者がいて。まあ、営業だったから仕方がない。営業はそれをやらざるを得ないんですけども。やっぱりこうすり寄って、「私これIBMとしてやりますから、その代わり買ってくださいよ」みたいなね。

これって値踏みしてる訳ですよね。これはいいところもあります。ビジネスですごい大事な時もあるんですよ。だけど、今佐藤さんと僕、すごい友達なんですよ、めちゃめちゃ深い。そういうような見方をまずはあんまりしすぎないほうがいいと思う。で、そんなことに時間使うんだったら、自分磨きかなと思うんですよね。ちょっと文脈わからず……。

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