神沢和敬
2014年4月2日13時41分
与えられた謎を解きながら、閉ざされた空間から抜け出す「現実版脱出ゲーム」が全国で盛況だ。人気に着目し、観光イベントとして協力する自治体や、社員研修に採り入れる企業まで出てきた。実はこのゲーム、産声を上げたのは京都だった。
■新人研修に採用
「三つの暗号は解けたけど、次がわかんない」
「あのヒントは?」
「そうか! 目的地はここね」
沖縄・宮古島で1~2月に開かれたゲーム「封印された島からの脱出」。保健師仲間の女性5人が、観光施設や史跡など島全体に隠された謎を解きながらゴールをめざしていた。
現実版脱出ゲームは、25日から大阪・心斎橋に常設会場ができるなど、全国的なブームだ。その元祖で、「リアル脱出ゲーム」の商標登録を持つSCRAP(スクラップ、東京都)の加藤隆生(たかお)社長(39)は「現実の場所に物語を組み合わせ、参加者が主人公になりきれること」が、人気の理由とみる。
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