新年度:再選の橋下市長「大阪のために就職とは心強い」
毎日新聞 2014年04月01日 14時06分(最終更新 04月01日 14時32分)
新年度が始まった1日、関西の官庁や企業でも、一斉に新規職員任命式や入社式が開かれた。
出直し市長選で再選されたばかりの橋下徹大阪市長は、市中央公会堂(大阪市北区)で新人184人を前にあいさつした。「大阪を一から変えていくと言っている最中に、大阪のために職に就こうとしてくれたのは心強い」と、持論の大阪都構想を念頭に激励。「都構想が実現しても公務員がなくなるわけではない。安心してほしい」とも呼びかけた。
311人が入庁した大阪府の任命式では、松井一郎知事が府庁(同市中央区)で「初心を忘れず、常に誠実で自律的に行動する公務員になっていただきたい」と訓示した。
2年連続の巨額赤字から2014年3月期に脱する見通しのパナソニックの津賀一宏社長は、本社(大阪府門真市)で新入社員312人を前に、「昨年度は危機を脱却し、反転できた。今年度は攻勢を強める。皆さんと新しいパナソニックをつくっていきたい」と呼びかけた。【宮崎泰宏、林由紀子、寺岡俊】