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ベンチャー育成へ 年金積立金を投資も4月2日 4時56分
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政府の産業競争力会議は、ことし6月をめどに取りまとめる新たな成長戦略で、ベンチャー企業を育成するため、公的年金の積立金を投資できるよう運用方針を見直すことも視野に議論を加速する方針です。
政府の産業競争力会議は、ことし6月をめどに新たな成長戦略を取りまとめることにしており、1日、ベンチャー企業の育成策を検討している分科会を開きました。
この中で、経済産業省が独自に設けている有識者会議のメンバーは、ベンチャー企業を「新たな成長分野を切り開き、雇用と技術革新を社会にもたらす経済活力のエンジンだ」と位置づけ、その成長を後押しする大胆な改革を求める提言案を示しました。
具体的には、▽公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の運用方針を見直し、ベンチャー企業にも投資できるよう新たに一定の投資枠を設けることや、▽ベンチャー企業への投資を促す税制措置の拡充策などが盛り込まれています。この提言を受けて産業競争力会議は、新たな成長戦略で、公的年金の積立金の運用方針を見直すことも視野に議論を加速する方針です。
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