ビジネスマンの諸君なら、取引先でプレゼンをすることは日常茶飯事だろう。上司と部下、または複数で先方に出向いたとき、そこにはどんなプレゼン風景があるだろうか……。こんな時にあまり宜しくないのが「割り込み上司」存在である。
若手が議題に則って話を進めている中、我先にと持論を展開し始め若手の顔を潰すのは愚か、プレゼンの空気自体を悪くしてしまう上司がいる。もちろん、内容の間違いや事実と違ったことを話していたら指摘するべき! しかし、上司たる者グッとこらえ、若手の晴れ舞台を見守るということも大切ではないだろうか。
水道橋博士が編集長を務める『水道橋博士のメルマ旬報(2013年8月10日号)』で、構成作家のやきそばかおる氏が自身のタモリ論を寄稿しているのだが、その中でこんな理論を展開している。
「“森田一義アワー”なのに主役が出ていないのは、一種の“ギャグ”なのではないだろうか。さすがに“徹子の部屋”に徹子さんが出ないと、ただの“部屋”になってしまって成立不可能だが、“いいとも”であれば、残ったメンバーで進行できる」
『笑っていいとも』の放送時間は12時から13時の1時間。この時間、タモリ氏は毎日お茶の間に笑いのプレゼンを繰り広げている。しかし、どのコーナーでもタモリが出てくるわけではなく、冒頭の挨拶やテレホンショッキング以外はほかの出演者に進行を任せていることも多い。
ビジネスマンとして、プレゼンがギャグになっては当然困るが、「任せるときは思いっきり任せる」というシステムからは学ぶべきものが多いのではないだろうか。自分が一歩引くことで部署全体のスキルアップに貢献することもできる。試してみるべし!