糖尿病検査 国際標準に統一4月1日 18時59分
糖尿病の検査項目の一つ「HbA1c」の測定条件について、日本糖尿病学会は1日から日本独自の条件から国際標準に統一しました。
これによって検査の数値がこれまでよりもおよそ0.4上がるため、医療機関などでは過去の検査と比べる際は注意するよう呼びかけています。
厚生労働省によりますと、糖尿病が強く疑われる人は、およそ950万人で、いわゆる「予備軍」を含めると2050万人に上ると推計されています。
「HbA1c」は糖尿病の検査項目の一つで、検査の前およそ2か月間の血糖値の平均が反映されるため、より正確に診断できるとされています。
この「HbA1c」の数値について、国内ではこれまでJDS値という日本独自の測定条件で測った値が使われてきましたが、日本糖尿病学会は1日からNGSP値という国際標準で測った数値に統一しました。
これによって、患者が海外に長期間出張するなどして現地で治療を受ける場合も過去の検査数値の解釈に誤解が生じないほか、海外で開発された新しい薬や治療方法の導入がスムーズに進むということです。
この統一で検査の数値がこれまでよりもおよそ0.4上がるため、医療機関などでは過去の検査と比べる際は注意するよう呼びかけています。
糖尿病と診断される基準値も上がるため患者は増えないということです。
このうち東京・中央区にある糖尿病専門のクリニックでは、医師が患者に対し検査結果を示しながら測定条件が変わったことを説明していました。
クリニックの真山享院長は、「病院や検診機関などすべての医療機関で統一されるので、これまでと数値が違っても焦らず、医師などに確認してほしい」と話していました。
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