4/1のスクー増井雄一郎の「wri.pe」を事例に学ぶ、自作サービスの作り方〜サービスデザイン編に参加頂いた方々ありがとうございましたー。
次回は4/8 21:00〜、もっと技術的な話しをする予定です。こちらも引き続きよろしくお願いします。
wri.peのソースコードを公開したので、先にこちらも見ておいて貰えると、より分かりやすいかも知れません。
人前での講演は多いのですがカメラの前で話した事はほとんどないため、結構緊張しました。後日公開されるビデオは自分では見たくないな・・・w
デザインがらみで一つ紹介し忘れたのですが、色を決めるときはCOLOURloversを使っています。
質問をいろいろ頂いたのに授業内で答えられなかったものもあったので、ブログでお答えしたいと思います。
サーバ代 $200/moの内訳
下記に加えて、ドメイン代とSSL代が毎年かかるので、大体毎月$200ぐらいの感じになります。
- Heroku Dyno x 2 = $34.50
- Heroku Worker x 1 = $36.00
- Heroku Postgres Olive = $50.00
- Adept Scale Skiff = $18.00
- Heroku SSL = $20.00
- Websolr Cobalt = $20.00
- Total = $178.50
趣味アプリをチーム開発するポイント
それぞれのテンションや予定を合わせるのが一番難しいと思います。プロダクトオーナー的な人のリーダーシップが大事だと思います。
契約などで縛れないので、仕事よりも難しいかも知れませんw
セキュリティ対策はどのようにしているか
一般的なWebアプリと同じです。wri.peは今のところ公開や共有機能が無いため、XSSなどが起こりにくいという面もあります。
それらの機能を付けるときに、セキュリティについては見直す必要があると思っています。
ユーザ獲得のためにPRは行っているか
単純にサービスを知ってもらう為しかしていません。手法については4回目の授業で解説します。
成果物公開のタイミング
一通り動く様になった時点で、Twitterで公開しました。デザインやヘルプなどはその後に加えています。
機能が十分になりユーザが評価出来るようになったと思ったら公開するのが、イイと思います。
時間の割り振り
いろいろ順番はぐちゃぐちゃになりますが、イメージとしては下記の様な感じだと思います。
いまのwri.peはこの後も継続的に開発をしたものなので、いまお使いのwri.peの全てを1週間で作ったわけではありません。でも基本的な機能はこの1週間で実装しました。
- 0.5日目: UIが最低限のプロト (ログインが出来て、テキストボックスでメモが取れる)
- 1日目: 初期機能のサーバサイド実装完了
- 2日目: UIを付ける (HTML+JS)
- 3日目: デザイン案を練って、複数作る
- 4日目: デザインを完成させる
- 5日目: テストを書く
- 6日目: テストを書く
- 7日目: テキストを埋めて、デザインの微調整
妥協とこだわりのどちらを優先するのか
今回は1週間という時間が最優先でした。その中で出来る事をやりました。
こだわりはキリがないので、一週間で区切りを付けたかったというのもあります。
作りたいものリストがパクられるのでは?
むしろ、誰かが作ってくれるなら大歓迎です。
私は初期発想には大した価値はないと思っています。それを実行していく上でアイディアが具体化していくことで価値が出てきます。
どうせリストの全部を自分で作る事は出来ないわけですし、この1行から想像するアプリは人によって全然違うモノになるはずです。
私のリストから他の人がアプリ作るのは見てみたいですし、それが私の想像を超えるモノであればスゴくうれしいです。
開発するのにオススメのPC
私はずっとMacをつかっているので、Macbook Pro 15″ Retinaがオススメです。Macbook Air 11″も持ち運びやすくて好きです。
お風呂で使っても壊れないですしw
知名度を上げるを目的としているのはなぜか
私の今の目標が「海外からの招待講演」なので、知名度がないとそれを実現する事ができないためです。
有名になった方が、仕事がやりやすいというのもあります。詳しくはTech総研でのインタビューでw