ケリー米国務長官は3月31日から4月1日にかけ、中東和平交渉の期限延長の合意を目指し、イスラエルでネタニヤフ首相と2回会談した。イスラエルのメディアによると、同国のスパイとして米国で服役中のポラード受刑者の釈放が打開策に浮上している。
報道によると、米国がイスラエルの長年の要求だった同受刑者の釈放に応じ、それを受けてイスラエルはパレスチナ人を追加釈放、パレスチナ側は4月末に迫った交渉期限の延長を受け入れるとの合意を模索している。
ケリー氏は1日に欧州に移動したが、2日夜にもイスラエル、パレスチナを再訪問する見通しという。(カイロ=共同)
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