横浜名物、崎陽軒の「シウマイ弁当」が1日で発売開始から60年を迎えた。それを記念し、弁当の掛け紙(東京地区はかぶせフタ)に描かれた水晶玉が、還暦の赤いちゃんちゃんこを着る。今月24日までの限定販売だ。

 同社によると、水晶玉のデザインは1964(昭和39)年から続く。水晶の中には横浜の代表的な建物などが登場し、時代とともに変遷。現在は横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜などが描かれている。

 シウマイ弁当は、1日あたり約1万9千個が販売される同社の看板商品。期間中は、販売される弁当すべてが赤いちゃんちゃんこで飾られる。

 同社広報・マーケティング部の西村浩明課長代理は「皆さまに愛され、これだけ長く続いてきた。変わらぬおいしさを今後もお届けしていきたい」と話す。